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元素が造られるのは恒星が核融合を起こして重い元素が周期表の順番にできていくと学生時代から教わりました。が近年、鉄までは恒星の核融合でできてそれ以上重い元素金等は超新星の爆発の過程でできると本で読みました。また最近中性子星の合体の時にできるとも書かれていましたが本当のところどうなんでしょうか?

A 回答 (3件)

ちょう古い説で「恒星が核融合を起こして重い元素が周期表の順番にできていく」というのはあったけど, これは否定されてる. 恒星内部の元素合成はいろいろあって難しいけど, 核融合で生じるのはニッケルまで. ただし中性子吸収だったり β崩壊 (またはその逆) だったりがあるので, もっと多種にわたる元素が作れます.



ほかにも超新星爆発の際に強力な中性子フラックスを受けてできる元素もある.
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全ての元素がどうやってできるのかはまだよく判っていないです。


おおよそ、鉄の原子番号までの元素は恒星の核融合により出来るとされていますが、全ての核種(同位体元素)について判明しているわけではないです。
同様に重い元素は超新星爆発の過程で色々な核種の元素が衝突する過程で出来るとされていますが、これも全ての核種で生成過程が判明していないです。

中性子星の合体現象は非常に希ですが、その合体によりレアアースと呼ばれる元素が生成するという論文が提出されていることは事実です。
ですが、その説が有力かどうか検証されているのかはこれからの研究しだいです。

水素やヘリウムが最初の宇宙に生成しそこから、軽い元素がどのような過程で出来ていったのかは大体判っているのですが、
複雑な元素については、どうやって出来ていって今の周期表で知られる質量数(同位体の比率)になったのかは、未解明な部分が多くあり未だ研究途上ですね。
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超新星爆発のエネルギーでは鉄までしかできないらしい。


「らしい」というのは、現代の理論でも完璧には程遠いからである。

金などを生み出すには、中性子星の衝突など、さらに高エネルギー状態が必要となるらしい。
衝突の中心には中性子星とかブラックホールとかしかできないが、その周辺の物質渦の中で生み出されるらしい。

あと、「周期表の順番」が何を指すのかは分からないが、少なくとも原子番号の順にはできない。
たとえば「1水素」の次にできるのは「2ヘリウム」だが、その次にできるのは「6炭素」「8酸素」である。
残りの元素は、放射性原子核の崩壊や宇宙線との相互作用などによって生み出されたものである。
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