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五木寛之が「日本人のこころ2」で、江戸時代を念頭に悪所について以下のように記載しています。

<これまでいろいろな日本の街をみてきて気づいたことがある。それは遊里、花街、芝居小屋、寺といったものは、どこでもたいていひとかたまりになって建っているのである。そこを「悪所」というように呼んで、人々は好んで「悪所通い」をした。>

挙げられているなかで、前の三項は悪所に該当してもいい、と、思います。
しかし、寺は宗教設備であるから、悪所にはなじまない、と思います。
なぜ、悪所に挙げられたのでしょうか?

A 回答 (3件)

賭場になっていたからでしょ。

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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<賭場>ですか。
寺銭という言葉がありますね。

お礼日時:2020/05/22 09:18

当時の「悪所」と言う言葉は、今の日本人が考える「悪」とはちょっと違って、「穢れ=悪」という認識で書かれています。



穢れにも色々あるのですが、遊里や花街は「男が欲望を満たすため」に通う場所で、芝居小屋は「女が欲望を満たすため」に通う場所でいずれも「欲望を満たす=穢れ」という認識、寺はお墓があるので死=穢れがある場所、です。

なので「穢れは1か所に固まる習性がある」ということで「どこでもたいていひとかたまりになって建っているのである」ということです。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
当時は<「穢れ=悪」という認識>なのですね。
<寺はお墓があるので死=穢れがある場所>になるのですね。
悪という言葉の変遷は面白いですね。荒々しい→穢れ→今の悪、と。

お礼日時:2020/05/22 12:01

お寺の管轄は寺社奉行で、町奉行は


手を出せませんでした。

それを良いことにして、ヤクザに賭博の
場を提供していたお寺が多かったのです。

それでお寺を悪所としたのでしょう。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
<お寺の管轄は寺社奉行>ですね。
大岡越前守の配下は、寺に乗り込めないのですね。

お礼日時:2020/05/22 19:27

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