No.3ベストアンサー
- 回答日時:
簡単に説明します。
ifそのものは変わりません。時制によって内容が変わります。
仮定法は「実際はそうではないけど、もし・・・だったら」で、
直接法は「実際起こりうることで、もし・・・だったら」です。
If you died, I would die, too.
「(実際にあなたが今すぐ死ぬわけじゃないけど)もしあなたが死んだら、私も死ぬ」
If you go to the party, I will go, too.
「あなたがパーティに行くなら、私も行く」
違いがわかりますか。
後者は実際に起きる可能性があるから直接法です。
もし前者を直接法で書いたら、
「(もうすぐ死ぬ人を前に)あなたが死んだらすぐ後を追うからね」
と言っているような感じがします。
No.2
- 回答日時:
質問者さんがどのように習っているのか分かりませんので、詳細まで話しませんでしたが、昨今、あまりにもよく聞く勘違いなので、一点、補足しておきます。
「仮定法」は〈非現実感〉を表すための動詞活用のことだと言いました。
動詞の活用であって、助動詞はまた別です。
「仮定法」と「条件文の作り方」をごっちゃにして教えるやり方では、帰結節も仮定法に含め、すなわち、過去形助動詞も仮定法だと言い張りますが、過去形助動詞は、飽くまでも助動詞であって、仮定法ではありません。
条件節の省略のために、帰結節だけで仮定法の条件節をほのめかす場合はあっても、過去形助動詞が仮定法そのものにはなり得ません。
ただ、この間違った教え方の影響なのか、あるいは、不自然なほどの時制の一致を徹底した副産物なのか、あるいはまた、英文法が複雑すぎてネイティブも使い切れていないせいなのか、分かりませんけど、ネイティブは学者を含めて、自分たちのやっていることに気づかないまま、would を強い〈断定〉に使ってしまうことも定着しています。そしてこれを「仮定法」にこじつけて説明することで済ませようとしています。
No.1
- 回答日時:
If はいつでも if に変わりないです。
「直説法」は通常の、《時制》を表すための動詞活用なのに対して、
「仮定法」は時制は表さず、《非現実感》を表すための動詞活用です。
英文法の文法用語はおかしなことばかりですが、研究途上だった昔から引き継がれているので仕方ありません(今も尚、研究途上ですし)。
直説法とか仮定法とか言うときの「法」とは、英文法の mood の対訳で、主観を表す動詞の形のことです(参照:大辞林)。
仮定法現在は(英語圏に起因する問題の影響で名称がおかしいですが、)
まだ起きていないという非現実感を表すために《原形》を用いる動詞活用のことで、if節に仮定法現在が使われることは現代ではめったになく、わずかな慣用句に名残りを留めているくらいです。仮定法現在は、まだ起きていないことを表すので、提案や命令の内容を言う that節で主に使います。が、これも現代では硬いとされて、(理屈はおかしいですが、)直説法現在にしてしまうのが普通だと言われます。しかし、これは、それでもまだお目にかかります。
さて、if節で用いる仮定法と言うと、
動詞活用を過去に遡らせる形で、《仮定法過去》か《仮定法過去完了》です。
いろいろと説明を聞くと思いますけど、要するに、日本語でも「もし」と言ったら「だったら」と「た」を使うように、比較的軽い感覚で〈非現実感〉を表したい場合から、かなり非現実的なことを言う場合にまで、動詞活用を過去形にして《仮定法過去》にします。
もうひとつ、《仮定法過去完了》というのがありますが、これは、過去のことに使います。気をつけたいのは、もう起きないと判明したら、現在や未来のことでもすでに過去のことのうちですから、仮定法過去完了を使います。
このように、大事なのは、動詞の活用のことだということです。
巷に、「仮定法」と言いながら「条件文の作り方」を教えるやり方が見られます。これは、昔からあった英語圏に発祥する考え方で、古い英和辞書にも影響が見られますけど、3つだか4つだかの条件文の典型例をあげたものを、これだけが正しいかのように徹底して教えるやり方は、英語圏にそう言うものがあるのを発見して、喜んで飛びついたのかもしれませんけど、イギリス人文法学者も著書で注意を促している(Practical English Usage, §256.3: These are useful structures to practise. However, students sometimes think that these are the only possibilities, [...] )、間違った教え方です。
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