
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
[日本国語大辞典]による。
『仮に』
〔副〕
(1)ほんの一時的に。まにあわせとして。しばらく。臨時に。
(2)実意もなく。いいかげんに。気軽に。かりそめに。
(3)仮定条件句の中で、現実でない事柄を前提とするときに用いる。
(イ)後に順接の語を伴って用いる。もしも。
(ロ)後に逆接の語を伴って用いる。たとえ。
『たとい[たとひ]』 【仮令・縦・縦使】
〔副〕
(1)推量のことばと呼応して用い、その前提となる条件を提示する。
(イ)その条件句が助詞「ば」などを伴って順接条件を示す場合。もし。仮に。
(ロ)条件句が「とも」「ども」「…せよ」などを伴って逆接条件を示す場合。よしんば。もしや。たとえ。
(2)仮に想像してみれば。たとえてみれば。
おおざっぱに言えばこの二つは似通っているのは確かですね。
『たとい[たとひ]』 の説明に「仮に想像してみれば」という語句を使ったりしています。
どちらも
「順接仮定条件」(「もし~だったとしたら」を伴う)
「逆説仮定条件」(「たとえ~だったとしても」を伴う)
という使い方があります。
ただ、「かりに」は「仮に、僕が総理大臣だったら」「まあ仮にそうだとしておきましょう」のような気軽な使い方は「たとえ」の方にはないようです。
それに対して「(2)仮に想像してみれば。たとえてみれば。」のような用法は二つに共通するようです。
「よしんば」は次のような説明です。
『よしん‐ば 【縦─】 』
たといそうであったとしても。かりにそうであっても。
ということで、「逆説仮定条件」に相当しますが、これはどちらにもある用法なので、どうして「二者択一」の問題になるのか。出題文を見ないことには、よく分かりません。あるいは不適切な設問だったかも知れません。
No.1
- 回答日時:
「よしんば」は、(多く下に逆接の仮定条件を伴う)話し手が肯定しがたい,極端な事態を仮に想定するさま。
たとえそうであったとしても、と言う意味合いです。仮に、は英語で言うところの if で特に条件自体に負のイメージがありません。
前後の文脈がはっきりしないですが、恐らく負のイメージを持った条件文なのだと思います。
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