海外に住まれている、もしくは海外経験が豊富な方にお聞きします。
海外と日本で住む(働く)とすればどちらが良いと思いますか?
私はつい最近まで将来は海外で住み、働いてみたいと考えていました。しかし最近実は日本より便利で住みやすい国は中々なく、海外は年に何回かの旅行で十分なのではないかと疑問に思い始めました。海外に住むという華やかなイメージも、実際にやってみると時間が経つにつれて当たり前になり、その後実は日本が良かったと思うのではないかと考えています。
無論どの国に住んで働くか、またはその人の相性もありますので、できる限り一般論でお願い致します。ちなみにわたしはこれまで2カ国を旅行致しました。
A 回答 (13件中1~10件)
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No.1
- 回答日時:
東南アジアに2年ほど住んでました
物価が安いとされる東南アジアでも衣食住に日本と同じ水準を求めたら日本で済むより高額になります
一番問題なのがちょっとした買い物などで外出するのにもいつも神経を尖らせていないと窃盗やスリに遭うので神経を尖らせているのに疲れてしまいます
そのような環境に住み慣れていないせいか、やはり日本が住みやすいです
No.2
- 回答日時:
できる限り一般論で、ということであれば、やはり「国籍のある国」が一番生活しやすいです。
どの国であっても、その国の国籍のない「外国人」が生活する場合、様々な制約があり、手続き一つ取っても国籍のある国民と同じようにはいきません。それは外国人が日本で生活するときでも同じです。
短期の旅行ではその不便さには気づきませんが、長期で生活すると実感するでしょう。
また、日本と同じ生活水準での便利さと安全性を求めようと思うと、先進国であっても日本よりもお金がかかります。先進国以外の場合、日本企業で日本の給与水準での雇用で現地で働く駐在員という形か、現地水準でセレブ的位置づけの収入がないと、日本に近い水準の生活は送れません。
もちろん、そういったことを乗り越えて、あるいは気にせず、日本では得られない価値を求めて日本国外で生活することを選ぶこともあります。
完全に移住するのではなく、数年間の駐在生活でいずれ日本に帰国するらば、旅行と移住の中間の「いいとこ取り」もできるでしょう。
ただ、一般論として比較すると、やはり「外国人」として生活する際のハンデは考慮に入れる必要があると思います。
No.3
- 回答日時:
できる限り一般論で、ということであれば、やはり「国籍のある国」が一番生活しやすいです。
どの国であっても、その国の国籍のない「外国人」が生活する場合、様々な制約があり、手続き一つ取っても国籍のある国民と同じようにはいきません。それは外国人が日本で生活するときでも同じです。
短期の旅行ではその不便さには気づきませんが、長期で生活すると実感するでしょう。
また、日本と同じ生活水準での便利さと安全性を求めようと思うと、先進国であっても日本よりもお金がかかります。先進国以外の場合、日本企業で日本の給与水準での雇用で現地で働く駐在員という形か、現地水準でセレブ的位置づけの収入がないと、日本に近い水準の生活は送れません。
もちろん、そういったことを乗り越えて、あるいは気にせず、日本では得られない価値を求めて日本国外で生活することを選ぶこともあります。
完全に移住するのではなく、数年間の駐在生活でいずれ日本に帰国するらば、旅行と移住の中間の「いいとこ取り」もできるでしょう。
ただ、一般論として比較すると、やはり「外国人」として生活する際のハンデは考慮に入れる必要があると思います。
No.5
- 回答日時:
プロファイルに記したような者です。
国籍は日本ですが、永住権を持ってアメリカに住んでいます。
言ってみると、一匹狼のエンジニアとしてやってきました。
それが出来たから、この国でやってこれたと思います。
外国に住むというのは旅行者が滞在するのとは全く違います。
また、会社が手取り足取り面倒を見てくれる、長期出張者や駐在者も、所詮はお客さんです。
自分で自分のことが出来る人なんてほとんどいません。
みんな、会社や業者がやってくれて暮らせてるというだけです。
この国でやってくるためにしてきたこと。
その一例を紹介しましょう。
私は、日本の方々が好きな免許も資格も持ってません。
仕事をしていて出身大学だの最終学位なんて一度も話したことはありません。
ではどうしているか。
私は、半導体の回路、それを使った電子装置の回路、その装置の回路実装、信号処理なんかの設計、耐久性・信頼性・耐環境性・操作性なんかの解析・評価、OS・通信・セキュリティなどのソフトウェア開発、を扱います。
これらのそれぞれにはそれなりの専門的な機関があり、その世界で必要とされる先端的な技術や手法を教えてくれるコンサルタントファームがあります。
我々はそういったところに行って教育と訓練を受けてノウハウを身につけます。
信頼できるファームで教育・訓練を受け、そこの終了証を手に入れれば、下手な免許や資格なんて足元にも及ばない仕事が出来ます。
ある年はA、ある年はB、と、そういったところに行って自分自身を磨きます。
会社には恩を着せられないよう、有給休暇など使いません。
半月から一ヶ月、休職し、すべて自費で行きます。
安くないですし、大変です。
午前中は講義とディスカッション。
サンドイッチとリンゴの昼食をかじりながら午後の実習・演習に臨みます。
その結果を使って夕方は再度ディスカッション。
夜はホテルに帰ってレポート作成、宿題の処理、翌日の予習。
翌朝はレポートと宿題のディスカッションののちに授業。
週末は週末で宿題が出ますし、やり残したまとめや翌週の予習。
かけるお金を考えると休む間などありません。
クラスはせいぜい数人。
講師やアシスタントは4~5人。
こんな場は格好の情報交換の場でもあります。
プロ中のプロが来てますから、仕事に戻った後でも、なんかがあった時の相談仲間になってくれる。
こんな強力な仲間はそうそう見つかるもんじゃぁありません。
こうして腕を磨いていれば、何かがあっても、会社には簡単に『サヨナラ』を言えます。
そうでないと安心してこんな暮らしは出来ません。
私がアメリカに来たのは、もともとは半導体の回路設計で身を立てたかったから。
でも、半導体とか電子機器の会社で電気屋さんっていっぱいいるでしょ。
そんなところで電気の仕事したって競争に疲れちゃって自分を見失うんじゃないかって考えました。
先輩たちを見ていてね。
なので、乗り物が好きだったので、その世界の電気屋になろうと思いました。
そこで考えたのが日本にあまりない航空宇宙の電気屋。
それになりにきました。
それと、東京のようなゴミゴミした、人ばかりいる、コンクリートの塊のような町で暮らしたくなかった。
もともと、私は東北の山間地、カミさんは九州の港町と言う田舎出身なので。
カミさんも私の負けない豪傑です。
日本の短大の家政科しか出てないのに、40を過ぎて一念発起。
州立大に掛け合って日本の通信制の大学2校の単位を認める約束を取り付けて卒業し、その単位で州立大に編入を果たし、子供のいる前で学長からアーナー(優等生)の称号の卒業証書を手に入れました。
こういった生活を見ていたからか、子どもも頑張ってます。
高校時代から企業や財団が募集する論文に応募を繰り返し、それが認められて普通なら3~4年生からしか受け入れてもらえない医歯薬生物系の学部長の研究室のインターンにいれてもらえました。
欲があるらしく、医療機器や臨床・病理の世界も勉強したいと言い出し、今は自分の大学にはない工学系の勉強にために隣町の州立の工科大に、そして、別の隣町の私大の医学部にも通っています。
学部時代はそれでも必要単位が足りないということで、4年間の夏休み全部を使ってフランスの大学の夏期講座に行っていました。
自分の大学は、州立大とは言えど、学費も州外なら年額400万円近いところですが、他の大学や交通費や滞在費なども含め、国や州、財団やスポンサー企業が賄ってくれて助かってます。
日本だと2~3か国の外国経験は貴重でしょうが、欧米、とりわけレベルが上がるほどそれは高くなります。
ウチは年寄の貧乏家族ですが、こどもは日本語、英語、スペイン語、フランス語はネイティブで、ほかに、イタリア語、中国語、ラテン語なんかは私たちの英語より使えてます。
今はコロナ禍で途絶えてしまってますが、近くの空港からはロンドンとパリに毎日定期便が飛んでいて、年に何度も私たちは利用していましたし、全米や極東・東南アジアともよく行き来してました。
そういうふうにやりたければ、やれるように手を尽くす。
それにつきます。
やらなきゃできません。
やり方を間違えても出来ません。
やれる方法を自分で探し、努力して切り開いてはどうですか。
No.6
- 回答日時:
プロファイルに記したような者です。
国籍は日本ですが、永住権を持ってアメリカに住んでいます。
言ってみると、一匹狼のエンジニアとしてやってきました。
それが出来たから、この国でやってこれたと思います。
外国に住むというのは旅行者が滞在するのとは全く違います。
また、会社が手取り足取り面倒を見てくれる、長期出張者や駐在者も、所詮はお客さんです。
自分で自分のことが出来る人なんてほとんどいません。
みんな、会社や業者がやってくれて暮らせてるというだけです。
この国でやってくるためにしてきたこと。
その一例を紹介しましょう。
私は、日本の方々が好きな免許も資格も持ってません。
仕事をしていて出身大学だの最終学位なんて一度も話したことはありません。
ではどうしているか。
私は、半導体の回路、それを使った電子装置の回路、その装置の回路実装、信号処理なんかの設計、耐久性・信頼性・耐環境性・操作性なんかの解析・評価、OS・通信・セキュリティなどのソフトウェア開発、を扱います。
これらのそれぞれにはそれなりの専門的な機関があり、その世界で必要とされる先端的な技術や手法を教えてくれるコンサルタントファームがあります。
我々はそういったところに行って教育と訓練を受けてノウハウを身につけます。
信頼できるファームで教育・訓練を受け、そこの終了証を手に入れれば、下手な免許や資格なんて足元にも及ばない仕事が出来ます。
ある年はA、ある年はB、と、そういったところに行って自分自身を磨きます。
会社には恩を着せられないよう、有給休暇など使いません。
半月から一ヶ月、休職し、すべて自費で行きます。
安くないですし、大変です。
午前中は講義とディスカッション。
サンドイッチとリンゴの昼食をかじりながら午後の実習・演習に臨みます。
その結果を使って夕方は再度ディスカッション。
夜はホテルに帰ってレポート作成、宿題の処理、翌日の予習。
翌朝はレポートと宿題のディスカッションののちに授業。
週末は週末で宿題が出ますし、やり残したまとめや翌週の予習。
かけるお金を考えると休む間などありません。
クラスはせいぜい数人。
講師やアシスタントは4~5人。
こんな場は格好の情報交換の場でもあります。
プロ中のプロが来てますから、仕事に戻った後でも、なんかがあった時の相談仲間になってくれる。
こんな強力な仲間はそうそう見つかるもんじゃぁありません。
こうして腕を磨いていれば、何かがあっても、会社には簡単に『サヨナラ』を言えます。
そうでないと安心してこんな暮らしは出来ません。
私がアメリカに来たのは、もともとは半導体の回路設計で身を立てたかったから。
でも、半導体とか電子機器の会社で電気屋さんっていっぱいいるでしょ。
そんなところで電気の仕事したって競争に疲れちゃって自分を見失うんじゃないかって考えました。
先輩たちを見ていてね。
なので、乗り物が好きだったので、その世界の電気屋になろうと思いました。
そこで考えたのが日本にあまりない航空宇宙の電気屋。
それになりにきました。
それと、東京のようなゴミゴミした、人ばかりいる、コンクリートの塊のような町で暮らしたくなかった。
もともと、私は東北の山間地、カミさんは九州の港町と言う田舎出身なので。
カミさんも私の負けない豪傑です。
日本の短大の家政科しか出てないのに、40を過ぎて一念発起。
州立大に掛け合って日本の通信制の大学2校の単位を認める約束を取り付けて卒業し、その単位で州立大に編入を果たし、子供のいる前で学長からアーナー(優等生)の称号の卒業証書を手に入れました。
こういった生活を見ていたからか、子どもも頑張ってます。
高校時代から企業や財団が募集する論文に応募を繰り返し、それが認められて普通なら3~4年生からしか受け入れてもらえない医歯薬生物系の学部長の研究室のインターンにいれてもらえました。
欲があるらしく、医療機器や臨床・病理の世界も勉強したいと言い出し、今は自分の大学にはない工学系の勉強にために隣町の州立の工科大に、そして、別の隣町の私大の医学部にも通っています。
学部時代はそれでも必要単位が足りないということで、4年間の夏休み全部を使ってフランスの大学の夏期講座に行っていました。
自分の大学は、州立大とは言えど、学費も州外なら年額400万円近いところですが、他の大学や交通費や滞在費なども含め、国や州、財団やスポンサー企業が賄ってくれて助かってます。
日本だと2~3か国の外国経験は貴重でしょうが、欧米、とりわけレベルが上がるほどそれは高くなります。
ウチは年寄の貧乏家族ですが、こどもは日本語、英語、スペイン語、フランス語はネイティブで、ほかに、イタリア語、中国語、ラテン語なんかは私たちの英語より使えてます。
今はコロナ禍で途絶えてしまってますが、近くの空港からはロンドンとパリに毎日定期便が飛んでいて、年に何度も私たちは利用していましたし、全米や極東・東南アジアともよく行き来してました。
そういうふうにやりたければ、やれるように手を尽くす。
それにつきます。
やらなきゃできません。
やり方を間違えても出来ません。
やれる方法を自分で探し、努力して切り開いてはどうですか。
No.7
- 回答日時:
プロファイルに記したような者です。
国籍は日本ですが、永住権を持ってアメリカに住んでいます。
言ってみると、一匹狼のエンジニアとしてやってきました。
それが出来たから、この国でやってこれたと思います。
外国に住むというのは旅行者が滞在するのとは全く違います。
また、会社が手取り足取り面倒を見てくれる、長期出張者や駐在者も、所詮はお客さんです。
自分で自分のことが出来る人なんてほとんどいません。
みんな、会社や業者がやってくれて暮らせてるというだけです。
この国でやってくるためにしてきたこと。
その一例を紹介しましょう。
私は、日本の方々が好きな免許も資格も持ってません。
仕事をしていて出身大学だの最終学位なんて一度も話したことはありません。
ではどうしているか。
私は、半導体の回路、それを使った電子装置の回路、その装置の回路実装、信号処理なんかの設計、耐久性・信頼性・耐環境性・操作性なんかの解析・評価、OS・通信・セキュリティなどのソフトウェア開発、を扱います。
これらのそれぞれにはそれなりの専門的な機関があり、その世界で必要とされる先端的な技術や手法を教えてくれるコンサルタントファームがあります。
我々はそういったところに行って教育と訓練を受けてノウハウを身につけます。
信頼できるファームで教育・訓練を受け、そこの終了証を手に入れれば、下手な免許や資格なんて足元にも及ばない仕事が出来ます。
ある年はA、ある年はB、と、そういったところに行って自分自身を磨きます。
会社には恩を着せられないよう、有給休暇など使いません。
半月から一ヶ月、休職し、すべて自費で行きます。
安くないですし、大変です。
午前中は講義とディスカッション。
サンドイッチとリンゴの昼食をかじりながら午後の実習・演習に臨みます。
その結果を使って夕方は再度ディスカッション。
夜はホテルに帰ってレポート作成、宿題の処理、翌日の予習。
翌朝はレポートと宿題のディスカッションののちに授業。
週末は週末で宿題が出ますし、やり残したまとめや翌週の予習。
かけるお金を考えると休む間などありません。
クラスはせいぜい数人。
講師やアシスタントは4~5人。
こんな場は格好の情報交換の場でもあります。
プロ中のプロが来てますから、仕事に戻った後でも、なんかがあった時の相談仲間になってくれる。
こんな強力な仲間はそうそう見つかるもんじゃぁありません。
こうして腕を磨いていれば、何かがあっても、会社には簡単に『サヨナラ』を言えます。
そうでないと安心してこんな暮らしは出来ません。
私がアメリカに来たのは、もともとは半導体の回路設計で身を立てたかったから。
でも、半導体とか電子機器の会社で電気屋さんっていっぱいいるでしょ。
そんなところで電気の仕事したって競争に疲れちゃって自分を見失うんじゃないかって考えました。
先輩たちを見ていてね。
なので、乗り物が好きだったので、その世界の電気屋になろうと思いました。
そこで考えたのが日本にあまりない航空宇宙の電気屋。
それになりにきました。
それと、東京のようなゴミゴミした、人ばかりいる、コンクリートの塊のような町で暮らしたくなかった。
もともと、私は東北の山間地、カミさんは九州の港町と言う田舎出身なので。
カミさんも私の負けない豪傑です。
日本の短大の家政科しか出てないのに、40を過ぎて一念発起。
州立大に掛け合って日本の通信制の大学2校の単位を認める約束を取り付けて卒業し、その単位で州立大に編入を果たし、子供のいる前で学長からアーナー(優等生)の称号の卒業証書を手に入れました。
こういった生活を見ていたからか、子どもも頑張ってます。
高校時代から企業や財団が募集する論文に応募を繰り返し、それが認められて普通なら3~4年生からしか受け入れてもらえない医歯薬生物系の学部長の研究室のインターンにいれてもらえました。
欲があるらしく、医療機器や臨床・病理の世界も勉強したいと言い出し、今は自分の大学にはない工学系の勉強にために隣町の州立の工科大に、そして、別の隣町の私大の医学部にも通っています。
学部時代はそれでも必要単位が足りないということで、4年間の夏休み全部を使ってフランスの大学の夏期講座に行っていました。
自分の大学は、州立大とは言えど、学費も州外なら年額400万円近いところですが、他の大学や交通費や滞在費なども含め、国や州、財団やスポンサー企業が賄ってくれて助かってます。
日本だと2~3か国の外国経験は貴重でしょうが、欧米、とりわけレベルが上がるほどそれは高くなります。
ウチは年寄の貧乏家族ですが、こどもは日本語、英語、スペイン語、フランス語はネイティブで、ほかに、イタリア語、中国語、ラテン語なんかは私たちの英語より使えてます。
今はコロナ禍で途絶えてしまってますが、近くの空港からはロンドンとパリに毎日定期便が飛んでいて、年に何度も私たちは利用していましたし、全米や極東・東南アジアともよく行き来してました。
そういうふうにやりたければ、やれるように手を尽くす。
それにつきます。
やらなきゃできません。
やり方を間違えても出来ません。
やれる方法を自分で探し、努力して切り開いてはどうですか。
No.8
- 回答日時:
プロファイルに記したような者です。
国籍は日本ですが、永住権を持ってアメリカに住んでいます。
言ってみると、一匹狼のエンジニアとしてやってきました。
それが出来たから、この国でやってこれたと思います。
外国に住むというのは旅行者が滞在するのとは全く違います。
また、会社が手取り足取り面倒を見てくれる、長期出張者や駐在者も、所詮はお客さんです。
自分で自分のことが出来る人なんてほとんどいません。
みんな、会社や業者がやってくれて暮らせてるというだけです。
この国でやってくるためにしてきたこと。
その一例を紹介しましょう。
私は、日本の方々が好きな免許も資格も持ってません。
仕事をしていて出身大学だの最終学位なんて一度も話したことはありません。
ではどうしているか。
私は、半導体の回路、それを使った電子装置の回路、その装置の回路実装、信号処理なんかの設計、耐久性・信頼性・耐環境性・操作性なんかの解析・評価、OS・通信・セキュリティなどのソフトウェア開発、を扱います。
これらのそれぞれにはそれなりの専門的な機関があり、その世界で必要とされる先端的な技術や手法を教えてくれるコンサルタントファームがあります。
我々はそういったところに行って教育と訓練を受けてノウハウを身につけます。
信頼できるファームで教育・訓練を受け、そこの終了証を手に入れれば、下手な免許や資格なんて足元にも及ばない仕事が出来ます。
ある年はA、ある年はB、と、そういったところに行って自分自身を磨きます。
会社には恩を着せられないよう、有給休暇など使いません。
半月から一ヶ月、休職し、すべて自費で行きます。
安くないですし、大変です。
午前中は講義とディスカッション。
サンドイッチとリンゴの昼食をかじりながら午後の実習・演習に臨みます。
その結果を使って夕方は再度ディスカッション。
夜はホテルに帰ってレポート作成、宿題の処理、翌日の予習。
翌朝はレポートと宿題のディスカッションののちに授業。
週末は週末で宿題が出ますし、やり残したまとめや翌週の予習。
かけるお金を考えると休む間などありません。
クラスはせいぜい数人。
講師やアシスタントは4~5人。
こんな場は格好の情報交換の場でもあります。
プロ中のプロが来てますから、仕事に戻った後でも、なんかがあった時の相談仲間になってくれる。
こんな強力な仲間はそうそう見つかるもんじゃぁありません。
こうして腕を磨いていれば、何かがあっても、会社には簡単に『サヨナラ』を言えます。
そうでないと安心してこんな暮らしは出来ません。
私がアメリカに来たのは、もともとは半導体の回路設計で身を立てたかったから。
でも、半導体とか電子機器の会社で電気屋さんっていっぱいいるでしょ。
そんなところで電気の仕事したって競争に疲れちゃって自分を見失うんじゃないかって考えました。
先輩たちを見ていてね。
なので、乗り物が好きだったので、その世界の電気屋になろうと思いました。
そこで考えたのが日本にあまりない航空宇宙の電気屋。
それになりにきました。
それと、東京のようなゴミゴミした、人ばかりいる、コンクリートの塊のような町で暮らしたくなかった。
もともと、私は東北の山間地、カミさんは九州の港町と言う田舎出身なので。
カミさんも私の負けない豪傑です。
日本の短大の家政科しか出てないのに、40を過ぎて一念発起。
州立大に掛け合って日本の通信制の大学2校の単位を認める約束を取り付けて卒業し、その単位で州立大に編入を果たし、子供のいる前で学長からアーナー(優等生)の称号の卒業証書を手に入れました。
こういった生活を見ていたからか、子どもも頑張ってます。
高校時代から企業や財団が募集する論文に応募を繰り返し、それが認められて普通なら3~4年生からしか受け入れてもらえない医歯薬生物系の学部長の研究室のインターンにいれてもらえました。
欲があるらしく、医療機器や臨床・病理の世界も勉強したいと言い出し、今は自分の大学にはない工学系の勉強にために隣町の州立の工科大に、そして、別の隣町の私大の医学部にも通っています。
学部時代はそれでも必要単位が足りないということで、4年間の夏休み全部を使ってフランスの大学の夏期講座に行っていました。
自分の大学は、州立大とは言えど、学費も州外なら年額400万円近いところですが、他の大学や交通費や滞在費なども含め、国や州、財団やスポンサー企業が賄ってくれて助かってます。
日本だと2~3か国の外国経験は貴重でしょうが、欧米、とりわけレベルが上がるほどそれは高くなります。
ウチは年寄の貧乏家族ですが、こどもは日本語、英語、スペイン語、フランス語はネイティブで、ほかに、イタリア語、中国語、ラテン語なんかは私たちの英語より使えてます。
今はコロナ禍で途絶えてしまってますが、近くの空港からはロンドンとパリに毎日定期便が飛んでいて、年に何度も私たちは利用していましたし、全米や極東・東南アジアともよく行き来してました。
そういうふうにやりたければ、やれるように手を尽くす。
それにつきます。
やらなきゃできません。
やり方を間違えても出来ません。
やれる方法を自分で探し、努力して切り開いてはどうですか。
No.9
- 回答日時:
プロファイルに記したような者です。
国籍は日本ですが、永住権を持ってアメリカに住んでいます。
言ってみると、一匹狼のエンジニアとしてやってきました。
それが出来たから、この国でやってこれたと思います。
外国に住むというのは旅行者が滞在するのとは全く違います。
また、会社が手取り足取り面倒を見てくれる、長期出張者や駐在者も、所詮はお客さんです。
自分で自分のことが出来る人なんてほとんどいません。
みんな、会社や業者がやってくれて暮らせてるというだけです。
この国でやってくるためにしてきたこと。
その一例を紹介しましょう。
私は、日本の方々が好きな免許も資格も持ってません。
仕事をしていて出身大学だの最終学位なんて一度も話したことはありません。
ではどうしているか。
私は、半導体の回路、それを使った電子装置の回路、その装置の回路実装、信号処理なんかの設計、耐久性・信頼性・耐環境性・操作性なんかの解析・評価、OS・通信・セキュリティなどのソフトウェア開発、を扱います。
これらのそれぞれにはそれなりの専門的な機関があり、その世界で必要とされる先端的な技術や手法を教えてくれるコンサルタントファームがあります。
我々はそういったところに行って教育と訓練を受けてノウハウを身につけます。
信頼できるファームで教育・訓練を受け、そこの終了証を手に入れれば、下手な免許や資格なんて足元にも及ばない仕事が出来ます。
ある年はA、ある年はB、と、そういったところに行って自分自身を磨きます。
会社には恩を着せられないよう、有給休暇など使いません。
半月から一ヶ月、休職し、すべて自費で行きます。
安くないですし、大変です。
午前中は講義とディスカッション。
サンドイッチとリンゴの昼食をかじりながら午後の実習・演習に臨みます。
その結果を使って夕方は再度ディスカッション。
夜はホテルに帰ってレポート作成、宿題の処理、翌日の予習。
翌朝はレポートと宿題のディスカッションののちに授業。
週末は週末で宿題が出ますし、やり残したまとめや翌週の予習。
かけるお金を考えると休む間などありません。
クラスはせいぜい数人。
講師やアシスタントは4~5人。
こんな場は格好の情報交換の場でもあります。
プロ中のプロが来てますから、仕事に戻った後でも、なんかがあった時の相談仲間になってくれる。
こんな強力な仲間はそうそう見つかるもんじゃぁありません。
こうして腕を磨いていれば、何かがあっても、会社には簡単に『サヨナラ』を言えます。
そうでないと安心してこんな暮らしは出来ません。
私がアメリカに来たのは、もともとは半導体の回路設計で身を立てたかったから。
でも、半導体とか電子機器の会社で電気屋さんっていっぱいいるでしょ。
そんなところで電気の仕事したって競争に疲れちゃって自分を見失うんじゃないかって考えました。
先輩たちを見ていてね。
なので、乗り物が好きだったので、その世界の電気屋になろうと思いました。
そこで考えたのが日本にあまりない航空宇宙の電気屋。
それになりにきました。
それと、東京のようなゴミゴミした、人ばかりいる、コンクリートの塊のような町で暮らしたくなかった。
もともと、私は東北の山間地、カミさんは九州の港町と言う田舎出身なので。
カミさんも私の負けない豪傑です。
日本の短大の家政科しか出てないのに、40を過ぎて一念発起。
州立大に掛け合って日本の通信制の大学2校の単位を認める約束を取り付けて卒業し、その単位で州立大に編入を果たし、子供のいる前で学長からアーナー(優等生)の称号の卒業証書を手に入れました。
こういった生活を見ていたからか、子どもも頑張ってます。
高校時代から企業や財団が募集する論文に応募を繰り返し、それが認められて普通なら3~4年生からしか受け入れてもらえない医歯薬生物系の学部長の研究室のインターンにいれてもらえました。
欲があるらしく、医療機器や臨床・病理の世界も勉強したいと言い出し、今は自分の大学にはない工学系の勉強にために隣町の州立の工科大に、そして、別の隣町の私大の医学部にも通っています。
学部時代はそれでも必要単位が足りないということで、4年間の夏休み全部を使ってフランスの大学の夏期講座に行っていました。
自分の大学は、州立大とは言えど、学費も州外なら年額400万円近いところですが、他の大学や交通費や滞在費なども含め、国や州、財団やスポンサー企業が賄ってくれて助かってます。
日本だと2~3か国の外国経験は貴重でしょうが、欧米、とりわけレベルが上がるほどそれは高くなります。
ウチは年寄の貧乏家族ですが、こどもは日本語、英語、スペイン語、フランス語はネイティブで、ほかに、イタリア語、中国語、ラテン語なんかは私たちの英語より使えてます。
今はコロナ禍で途絶えてしまってますが、近くの空港からはロンドンとパリに毎日定期便が飛んでいて、年に何度も私たちは利用していましたし、全米や極東・東南アジアともよく行き来してました。
そういうふうにやりたければ、やれるように手を尽くす。
それにつきます。
やらなきゃできません。
やり方を間違えても出来ません。
やれる方法を自分で探し、努力して切り開いてはどうですか。
No.10
- 回答日時:
どちらがいいかというのは、住む国にもよるので一般論としては語れませんが、楽なのはやはり自国でしょう。
ただ、楽なのはいいけど、それだけで人生終わっても面白くないんじゃないかと私は思いますが。外国人にとっては自国以外に住むことはそれ自体がチャレンジです。特に駐在員のような守られた立場ではなく、すべて自分でやらなければならない現地人として生活するならなおさらで、リスクはあるが面白いですよ。リスクの全くない人生は退屈だと思います。
私はアメリカ(カリフォルニア)に住んでいますが、現実的な話をすると、仕事があるうちはアメリカのほうがいいですね。エンジニアをしていますが、まず収入は圧倒的にアメリカのほうがいい。給料に加えてRSUやボーナスを含めると日本のエンジニアの収入の2倍から3倍は行くし、401kのような税制上の優遇措置のあるリタイアメントプランも現地採用者には提供されている。それに加えて所得税が日本より低く設定されているので、日本で退職金や年金をもらえないということを差し引いても実入りはアメリカのほうがはるかに良い。
仕事も日本のように時間で縛られることはないので自由が利いてやりやすいし、休暇も問題なく取れます。さらに、日本だとある程度の年齢になると管理職になるのが当然みたいな考えで、エンジニアとして設計開発に従事し続けることが難しかったりしますが、アメリカだとそういう道もあるし、私としてはそっちのほうがおもしろいのでそちらに行きたいですね。
景気が悪くなると解雇なんてことはよくありますが、エンジニアだと中途採用の仕事を探すのが難しいということもないし、解雇されたからといって悲観的になることもなく次を探すだけです。そこであまり悲観的になるようでは、現地採用は勤まりません。
リスクがあるとすれば医療費くらいですが、雇用されていればグループ保険でカバーされるので、それほど悪くはありません。
あと、なによりもカリフォルニアは気候が良い。私は、寒いのは平気だが、高温多湿の気候が大嫌いです。正直、アメリカに住みたいというよりもカラっと乾燥した気候のカリフォルニアに住みたいという気持ちが強いですね。仮に給料が日本と同じだったとしても、気候の良さでカリフォルニアを選ぶと思います。
でも、仕事から引退したら日本に帰るつもりですけどね。アメリカでは仕事がないと医療保険だとかの出費が結構かさむし、家の固定資産税もカリフォルニアは高いので、引退後のFixed incomeだけだと大変かもしれません。
アメリカで稼いで、日本で引退、これを目指してます。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
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