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「〜つつ」と「〜ながら」にはどんな違いがあるのでしょうか。
 下記の辞書を見ると、ほとんど場合は同じようなものですが、多少の例外があるようです。
 どのように考えればよいのでしょうか。
https://dictionary.goo.ne.jp/thsrs/17254/meaning …
===========引用開始
ながら/つつ の解説 - 小学館 類語例解辞典
ながら/つつ の共通する意味
動作の並行を表わす。

ながら/つつ の使い方
ながら
▽(1)働きながら学校に通う ▽(2)狭いながらも楽しいわが家
つつ
▽(1)家族に見守られつつ、彼は亡くなった ▽(2)勉強しようとは思いつつ、つい遊んでしまう ▽(3)森林は現在破壊されつつある
ながら/つつ の使い分け
1「ながら」「つつ」は、二つの動作が並行して行われることを表わす接続助詞である。ただし、「つつ」は文章語的である。
2「ながら」と「つつ」には、それぞれの例文(1)のような順接用法のほかに、例文(2)のような逆接用法もある。
3「つつ」にはさらに、例文(3)のように「…つつある」の形で、動作・状態の継続を表わす文章語的な用法がある。

■ながら/つつ の類語対比表
    悪いとは知り……  顔色をうかがい…話す  彼は回復し…ある
ながら   ○          ○          -
つつ    ○          △          ○
===========引用終了

質問者からの補足コメント

  • ↑でひいた類語辞典の記述に対する当方の現段階の考えは下記ぐらいです。
    【使い分け教/分別教 統一教……〈3〉つつ ながら goo 辞書】
    https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12600634860.html

      補足日時:2020/06/07 16:43
  • 今後、アスナロウさんはコメントの連投をお控えください。

    No.19の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2020/06/15 18:21
  • へこむわー

    字数制限があるのでNo.23とNo.24のお礼欄のコメントを書くのにいろいろいじくって、結局メチャクチャになった気がします。申し訳ございません。
     下記にまとめて修正します。
    【つつ ながら〈3〉 使い分け教/分別教 統一教 goo 辞書】
    https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12606702435.html

    No.24の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2020/06/26 09:50

A 回答 (27件中21~27件)

>「つつ」が反復になる例文を教えていただけませんか


すでにたの回答でで散るようでも?。
回復しつつある、より好ましい方向への回復を反復かつ継続。
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この回答へのお礼

>すでにたの回答でで散るようでも?。
 すでに他の回答で出てるようでも?
 くらいでしょうか……。

>「さるべき日ばかりまうでつつ見れば」
 のことですか。
 これでは判断がむずかしい気がします。そこで当方は「例文は現代文でお願いします。」と書きました。返信はありません。

>回復しつつある
 これは辞書の類いに「反復」の例文として出ていたのでしょうか。
「継続」と考えるほうが自然な気がします。

お礼日時:2020/06/10 09:21

>>で、何をおっしゃりたいのでしょうか。


 No.2のかたへのお礼をご参照ください。
 前問への回答は全面撤回でしょうか。

せっかくの回答も猫に小判ということですね。
まず、No.2のかたへのお礼他を参照し、当方の回答の詳細な解説を展開しておきます。

>>1)「つつ」が反復になる例文を教えていただけませんか

「さるべき日ばかりまうで―見れば」
(『徒然草』~第三十段)

2)「継続」と「同時並行」の違いがはっきりわかる例文を教えていただけませんか

継続:「事態は改善され―ある」→☓「事態は改善され【ながら】ある」

同時並行:「道を歩き―本を読む」→「道を歩き【ながら】本を読む」

詳細は下記に展開します。

>>一部の用法を除けば「違い」はありません。

「意味を求めるな、用法(use)を求めよ!」と叫んだのは、『哲学探究』のヴィトゲンシュタイン(Ludwig Josef Johann Wittgenstein)です。しかし、それは規範としての語の意義と、文での意味の過程的、媒介的、立体的な関係、構造が理解できないための機能主義的な発想の限界です。

先ず、明らかにされなければならないのは規範としての語の意義です。

つつ
〔助詞〕
(接続助詞)(動詞および動詞型活用の語の連用形に付く。その付いた語の内容が幾つもあることを示すのが本義。反復・継続などの意味になる)
『日本国語大辞典』は、

完了の助動詞「つ」を重ねたものというのが一般であるが、サ変動詞「す」を重ねた東歌の「すす」と同様に、「す」の意味の「つ」という動詞を反復したものの助詞化と考える説その他がある。

と注していますが、いずれにしても本来の意義は完了/移行の語を並べ反復・継続などの意義を表わすものということです。したがって、

①同じ動作がくりかえされる意を表す。何度も…する。万葉集17「春花の移ろふまでに相見ねば月日数み―妹待つらむそ」。徒然草「さるべき日ばかりまうで―見れば」

『徒然草』~第三十段の原文」:

年月へてもつゆ忘るるにはあらねど、去る者は日々に疎しと言へることなれば、さはいへど、その際(きわ)ばかりは覚えぬにや、よしなしごと言ひてうちも笑ひぬ。からは、気うとき山の中にをさめて、【さるべき日ばかり詣でつつ見れば、】ほどなく卒塔婆も苔むし、木葉(このは)ふり埋みて、夕の嵐、夜の月のみぞ、こととふよすがなりける。

で、口語訳は、

年月がたってもまったく故人を忘れてしまうということはないが、去る者は日々に疎しと言うことであるから、忘れないといっても、亡くなった当時ほどは悲しく思わなくなるのか、故人についてくだらないことを言って、笑ったりもするようになる。
亡骸は人気の無い山の中におさめて、【しかるべき忌日のみ詣でつつ見れば、】程なく卒塔婆も苔むし、木の葉がふり埋めて、夕べの嵐、夜の月だけが、故人を訪ねてくる縁者となる。

で、これは「ながら」に置き替えることはできません。さらに、

②動作が継続または進行中である意を表す。現代語では「…つつある」の形となることが多い。ずっと…する。…し続ける。万葉集5「梅の花散らくはいづくしかすがにこの城の山に雪は降り―」。新古今和歌集春「大空は梅の匂ひに霞み―曇りも果てぬ春の夜の月」。「事態は改善され―ある」

これは、質問者の引用でも「―」としているところです。そして、

③それが続いている間に、次も行われることを表す。…ながら、また…もする。古事記中「歌ひ―かみけれかも舞ひ―かみけれかも」。平家物語灌頂「墨染の袖を絞り―泣く泣くまかり出でられけり」。「道を歩き―本を読む」

これは、同じ動作が繰り返されるのに随伴する動作を表現することにより「ながら」と同じ意義になります。さらに、

④複数の人や物が同時に同じ動作を行う意を表す。それぞれが…する。あちこちで…する。万葉集5「人毎に折りかざし―遊べども」。伊勢物語「水の上に遊び―、魚を食ふ」。源氏物語桐壺「上達部上人などもあいなく目をそばめ―」

この例は、単に「つつ」の動作主体が複数の人や物であるに過ぎず、本来特記するほどの意義ではありません。さらに、

⑤前を済ませて、続けて次をする意を表す。…しておいて、それから。…て。平家物語10「念仏百反ばかり唱へ―、南無と唱る声と共に」。浄瑠璃、公平誕生記「本望を達し―めでたく帰国おはしませ」

これも、「つつ」自体の意義は同じ動作が繰り返されるというに過ぎません。そして、

⑥先行する動作・状態に矛盾した事態になる意を表す。…ながら。にもかかわらず。洒落本、猫洒落誌「それを知り―たのむのだ」。「改善を望み―、こんな事態に到ってしまった」「悪いと知り―も、つい手を出す」

これも、「つつ」自体の意義は同じ動作を繰り返すというに過ぎません。このように、語「つつ」自体の意義は「同じ動作の繰り返し」であり、それが文での意味として「ながら」と同様な事態、意味を表わすということです。つまり、対象の事態は同じでも話者による捉え方が異なれば異なる意義の語が用いられ、用法により文脈としては同じ意味を表わすことになります。

ながら【乍ら】 〔助詞〕 (接続助詞)

(接続助詞)連体修飾を表す上代の助詞「な」に、ものの性質・資質を表す体言「から」の付いた語。体言・形容詞語幹・副詞・活用語連用形に接続する。

→この「な」は肯定判断の助動詞「なり」の連体形「なる」から転成した「な」で、早い話しがいわゆる形容動詞の連体形の活用語尾「な」です。これに形式(抽象)名詞「から」(がら)が付いたものだということです。

そして、
①そのままで後に続くことを示す。そのまま…として。…(の)ままで。」という意義を表わします。

「神ながら 神さびせす」(神としてそのままに、神らしくふるまう)

原文は、

やすみしし わご大君 【神ながら 神さびせす】と 吉野川 激(たぎ)つ河内に 高殿を 高知りまして 登り立ち 国見をせせば 畳(たたな)はる 青垣山(あおがきやま) 山神(やまつみ)の 奉(まつ)る御調(みつき)と 春べは 花かざし持ち 秋立てば 黄葉(もみじ)かざせり 逝(ゆ)き副(そ)ふ 川の神も 大御食(おほみけ)に 仕(つか)へ奉(まつ)ると 上(かみ)つ瀬に 鵜川(うかわ)を立ち 下(しも)つ瀬に 小網(さで)さし渡す 山川も 依(よ)りて仕ふる 神の御代かも
巻一(三十八)

です。さらに、

②それ全部があるまま後に続くことを示す。そっくりそのまま。…ぐるみ。

古今和歌集春「咲く花は千草―にあだなれど」。

原文: 咲く花は ちぐさながらに あだなれど 誰かは春を うらみはてたる.

(咲く花はどれもこれもはかないものではあるが、だからと言って誰が春という季節を心から恨むことができようか)

さらに、

③二つのことが同時に進行する文脈に用いる。動作の並行を表す。…つつ。

これは、説明不要でしょう。

そして、

④(転じて逆接的に用いる)前の事態から予想されなかったことが後に続く関係を示す。…ていても。…ではあるが。…けれども。

「子どもながらも大活躍」「小さいながら良く走る」「いやいやながら出席する。」

という歴史的な意義を持ち使用されているということです。

このように、「つつ」は「その付いた語の内容が幾つもあることを示すのが本義。反復・継続などの意味になる」のに対し、「ながら」は状態の継続から動時進行という意義を表すもので、この語の意義と用法から生まれる意味の相違と関連を正しく捉えることが必要です。

残念ながら、毎回指摘するように言語とは話者の認識の表現であり、規範を媒介とした過程的、立体的な表現であることを理解できずに意味と対象の在り方を直結し語の用法、機能ばかりを問題にしていては何の進歩もなく、「どんな違いがあるの」かを説明しても理解できずに、「その2/3」とガラクタの山を築くしかありません。

「いつもながらの先行研究の紹介とコメント」しかできない迷コンビの呉越同舟というパターンも変わりようがありません。■
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この回答へのお礼

もう少し要点を絞っていただかないと読む気になれません。例文は現代文でお願いします。

 ところで、「呉越同舟」ってどういう意味で使っているのでしょうか。
 またSF熟語?
 ご自愛ください。

お礼日時:2020/06/08 19:24

すみません。

No.4 の回答の、肝心なところに誤植がありました。

  主節が禁止文の場合、「ながら」は用いられるが、「ながらも」は用いられない。
   ・悪いと知り[ながら/*ながらも]盗みをする。

当然、
    ・悪いと知り[ながら/*ながらも]盗みをするな。

です。失礼しました。

saburoo
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この回答へのお礼

一読して疑問を感じました。
 素早い訂正ありがとうございます。

 あと、下記の部分はできれば少し補足説明をしていただけませんか。
===========引用開始
 疑問文は「のだ」を含まない場合には現れにくい。また、「ながら」とは違って、禁止も現れにくい。
 ・危険だと知りつつ工事を[続けた/*続けたか/続けたのか/?続けるな]。
 ・危険だと知りつつも工事を[続けた/*続けたか/続けたのか/*続けるな]。 
===========引用終了

お礼日時:2020/06/08 22:30

いつもながらの先行研究の紹介とコメントです。



「現代日本語文法6 第11部 複文」(くろしお出版 2008)から、分析と例文を引用しつつ、コメントを加えます。(「逆接」の用法だけにします。)


同書p.161 第4章第4節 逆接条件節
3.4 「ながら」「ながらも」「つつ」「つつも」
 「ながら」「ながらも」は動詞の語基、イ形容詞の非過去形に接続する。ナ形容詞の語幹および名詞、副詞には直接接続する。名詞に接続する場合、「ながらに」となることもある。
 ・健康に悪いとは知り[ながら/ながらも]、つい手を出してしまう。
 ・弟は、亡くなった父の仕事を継ごうと、幼い[ながら/ながらも]覚悟を決めた。
 ・子ども[ながら/ながらも/ながらに]、堂々と行進している。
 ・いやいや[ながら/ながらも]やりはじめた料理が、今では面白くてたまらない。
 (略)
主節が禁止文の場合、「ながら」は用いられるが、「ながらも」は用いられない。
 ・悪いと知り[ながら/*ながらも]盗みをする。
「つつ」「つつも」は動詞の語基に接続する。
 ・健康に悪いとは知り[つつ/つつも]、つい手を出してしまう。
(以下、内容をかいつまんで紹介)
 疑問文は「のだ」を含まない場合には現れにくい。また、「ながら」とは違って、禁止も現れにくい。
 ・危険だと知りつつ工事を[続けた/*続けたか/続けたのか/?続けるな]。
 ・危険だと知りつつも工事を[続けた/*続けたか/続けたのか/*続けるな]。
(略)
[形式間の違い] 同書p.163
 逆接を表す[ながら][ながらも]は話しことばでも用いられるが、「つつ」「つつも」は書きことば、あるいは公的な場面での話しことばで用いられるかたい表現である。


▽[違い]は、文体的な違いだけとしています。あと、接続できる述語の違い。
 「つつ(も)」はイ形容詞に接続できないのですね。「*幼いつつ(も)」

上の記述は、名詞/形容動詞(ナ形容詞)の「~でありながらも」「~でありつつも」という形があるのを無視しています。例文を検索したので、以下にコピーしておきます。
  
でありつつも 215例
https://search.yahoo.co.jp/search?p=%22%E3%81%A7 …

専門家が手掛けた、個性的でありつつも居心地のいい空間
個性的でありつつも旨いラーメンです。
シャープで ありつつもあたたかい家。
マクラーレン「私たちは慎重でありつつも楽観的だ」.
ナチュラルでありつつも芯が強く美しい。
薄マチのビジネスバッグでありつつもしっかりと自立する構造のダレスバッグ。
スキップフロアとすることでコンパクトでありつつも広がりをもたせました。
極道でありつつもなにかとちびっこと縁がある桐生さん可愛いですよね
淡白でありつつも、ほのかに自己主張するヒラメ
お茶農家でありつつも和束町でカフェを運営するd:matcha Kyotoが「五感でお茶を体験できる」イベントを提供します。
アットホームでありつつもメリハリがあり、分からないことも丁寧に教えてくれる社員ばかりでした。

でありながらも 185例
https://search.yahoo.co.jp/search?p=%22%E3%81%A7 …
教師の仕事は大変でありながらも、とても人気がある仕事だ。
彼女は冷静でありながらも温かいところがあるのが魅力だ。
ファンキーフルーツ スタイリッシュでありながらもボリュームたっぷりの首元が抜群の存在感。
家庭的でありながらも、料理は冴え渡っている
シンプルでありながらも、木のアクセントが映える外観
大正10年創業の老舗でありながらも気軽に入れる三軒茶屋のお鮨屋さん。
コメディでありながらも中途半端なドラマ
高コストでありながらも人気があります。
典型的な三角関係ストーリーでありながらも、陳腐さを抹消する間接表現と演出力が光る
継続来院が困難でありながらも初期治療と禁煙で改善がみられた一症例.
低予算でありながらも、おうちに対しての理想が高く人一倍こだわりが強かった私達ではありますが、

▽それぞれの例を、頭の中で「ながら」と「つつ」を入れ替えてみても、あまり違いは感じられませんね。文体的な差、という分析に賛成です。
上に引用した文法記述の中では、禁止文(禁止命令)のところが、ふ~ん、と思いました。
なお、イ形容詞は「でありながら」の形にならないので、「つつ」が(「ながら」と違って)イ形容詞に接続しないという点は変わりません。

saburoo
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。今回も勉強になりました。
 例によって意味不明のインネンがついていますが、無視してください。相手をするのは時間のムダです。

「ながら」と「つつ」の違いについて考える時、まず考えるべきは「接続の違い」だと思います。ただ、これがいろいろメンドーで、つい検証を怠ってしまいます。
 あとは意味に決定的な差があれば別ですが、そうでなければ「ほぼ同じ」でいいのでは、と思っています。今回の場合なら、〝あえて言えば〟「つつ」のほうが話し言葉的ということでしょう。

 たとえば先日下記の質問がありました。
【「〜い」と「〜な」という形の修飾言葉について】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/11644348.html

 一番の違いは「イ形容詞」と「連体詞」ということでしょう。アルクの解説が妥当だと思います。肝心なのは下記の部分だと思いました。
http://www.alc.co.jp/jpn/teacher/soudan/015.html
==============引用開始
 学習者が初級である場合、こうした違いはあまり重要ではないと思われます。ですから「意味は同じであるが、『大きな』は名詞の前にしかつかない」ということを理解させることが大切でしょう。
==============引用終了
 ところが、こういう質問サイトでは無理やりな主観だけの使い分けを主張する人が多くて……。
 日本人でも首を傾げるような屁理屈を、日本語学習者に押し付けるのはどうかと思います。

 下記もひどいですね。ちょっと驚きました。
【「起きる」と「起こる」について】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/11680210.html

お礼日時:2020/06/08 22:27

ながら→同時並行の動作その他・


つつ→動作、その他の反復継続、必ず霜しも並行である必要はない。
個人的感覚では、同時並行の一方が「つつ」の場合、ためらい、の感じを受けます。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

>ながら→同時並行の動作その他・
>つつ→動作、その他の反復継続、必ず霜しも並行である必要はない。
 それは、前問https://oshiete.goo.ne.jp/qa/11669428.htmlのNo.5の回答とほぼ同じですね。
 根拠のない主観だと思いましたが、同じことを考えるかたがいるんですね。

 ちょっと確認したいのですが……。
1)「つつ」が反復になる例文を教えていただけませんか
2)「継続」と「同時並行」の違いがはっきりわかる例文を教えていただけませんか

お礼日時:2020/06/07 18:12

【日本国語大辞典】を引用するくらいしか、能がありません。


な‐がら 【乍】
〔副助〕(接尾語・接続助詞とする説もある。→補注(1))

(1)体言または動詞の連用形を受け、「本性のままに」「…に従って」の意を表わす。

(2)((1)の意から)「まま」「ままで」の意を表わす。動詞の連用形・体言・形容詞の語幹・副詞、まれに活用語連体形を受ける。

(3)動詞の連用形を受け、二つの動作が並び行なわれることを表わす。つつ。動詞を省略した「涙ながら」のような言い方もある。→なみだながら。→補注(3)。

(4)体言・形容詞語幹・活用語の連用形、まれに活用語の連体形を受け、「にもかかわらず」「ものの」「けれども」の意を表わす。

(5)((2)の意から。数詞や副詞「さ」を受けて)「すべて」「…とも」の意を表わす。
*浮雲〔1887~89〕〈二葉亭四迷〉一・二「学問、遊芸、両(ふたつ)ながら出来のよいやうに思はれるから」

補注
(1)品詞に関しては、(イ)すべてを接続助詞とするもの、(ロ)逆接の意のものは接続助詞、その他は接尾語とするもの、(ハ)「つつ」「にもかかわらず」の意のものは副助詞、その他は接尾語とするものなど諸説がある。接続助詞とする場合も、「ば」「ども」のような対等の句と句を結ぶ接続助詞と異質であることは認められている。従って山田孝雄は、接続助詞とする場合には従属接続助詞とでもすべきだという〔日本口語法講義〕。(2)語源は、格助詞「な」に体言「から」の付いたもの。ただし、「な」に関しては、上代の連体格助詞「な」とする説と、連体格助詞「の」が後続の「から」のア列音に同化したものか、とする説がある〔助詞の歴史的研究〈石垣謙二〉〕。(3)上代では(3)の用法はほとんどなく、二例あるいは三例といわれるが、その中にも(2)の用法と考え得るものがあり、確実なものとしては挙例の「万葉集」のみと思われる。(4)(1)から(5)までの用法は意味的に連続しているため、考え方により、その所属は隣接用法に揺れるものがある。(5)(3)の意を表わす助詞には「ながら」の他に「つつ」があり、上代は後者が圧倒的に優勢であったが、中世「つつ」が衰えたことと相まって、近世以後は「ながら」が一般的となる。

つつ
〔接助〕(活用語の連用形を承けて)

(1)同じ動作の反復や継続を表わす。

(2)二つの動作が並行して行なわれることを示す。ながら。

(3)単純な接続を表わす。「て」とほぼ同じ。

語誌
(1)語源に関しては、完了の助動詞「つ」を重ねたものとする(栂井道敏「てには網引綱」、三矢重松「高等日本文法」、金沢庄三郎「日本文法新論」、山田孝雄「日本文法学概論」など)のが一般であるが、その場合にも「つ」が助動詞化した後ではなく、「万葉‐一四・三四八七」の「梓弓末に玉巻きかく須酒(スス)そ宿(ね)なななりにしおくをかぬかぬ〈東歌〉」の「すす」のような動詞であった時に重ねられたものとする説(橋本進吉「助詞・助動詞の研究」)、「動詞+つ」の重複形として説くもの(黒沢翁満「言霊のしるべ」、岡沢鉦次郎「初等日本文典」)があり、また「恋ひつ居つ」「見つ居つ」の「居」の省略かとする説(吉田金彦「助詞助動詞詳説」の「つつ」の項)もある。しかし、古代語の完了の助動詞「つ」は、助動詞「ぬ」と相補うことによる上接語の制限があったが、「つつ」にはそういう制限がないこと、また、畳語による動作の継続・反復の表示には、完了の助動詞は付けず、動詞終止形を用いたことから、完了の助動詞「つ」と関係づける見方には疑いが残る。
(2)品詞分類に関しては、この助詞を、限定を表わす助詞とする説(時枝誠記「日本文法‐文語篇」)、また助詞とせず複語尾とする説(山田孝雄)などがある。
(3)(1)の用法中の反復を表わす場合には、次の例のような、動作主体が複数であることによる反復も含まれる。「万葉‐五・八二八」の「人毎に折りかざし都々(ツツ)遊べどもいやめづらしき梅の花かも〈(氏未詳)麻呂〉」、「土左‐承平五年二月七日」の「なかりしもありつつ帰る人の子をありしもなくてくるが悲しさ」など。
(4)反復・継続の用法が和歌の文末に用いられると、多く詠嘆が感じられる。「万葉‐二〇・四四五二」の「少女らが玉裳裾引くこの庭に秋風吹きて花は散り都々(ツツ)〈高階安宿王〉」、「古今‐春上・二一」の「君がため春の野に出でて若菜つむ我衣手に雪は降りつつ〈光孝天皇〉」など。
 注意↓
(5)「つつ」に本来逆接の意があるわけではないが、前後の文脈から「…にもかかわらず」「…ながら」と訳される場合がある。「万葉‐一九・四二〇八」の「吾が幾許(ここだ)待てど来鳴かぬ霍公鳥独り聞き都追(ツツ)告げぬ君かも〈大伴家持〉」、「洒落本・猫謝羅子」の「しらねへおいらでもねへ。それをしりつつたのむのだ」、「人情本・仮名文章娘節用‐後・五回」の「作物とはしりつつも、身につまされて繰言いふも、やっぱり女のあさはかゆゑ」など。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。
 たしかOKATさんは前問(補足参照)には回答されてませんね。相変わらず根拠のない主観による決めつけが多くて……。
 日国の引用ありがとうございます。。
 問題は、このように国語辞典の記述を見ても何がどう違いのかわからないことが多いことです。
「ながら」の項目にある〈(3)の意を表わす助詞には「ながら」の他に「つつ」があり、上代は後者が圧倒的に優勢であったが、中世「つつ」が衰えたことと相まって、近世以後は「ながら」が一般的となる〉に注目するなら、「ほとんど場合は同じようなもの」ではないかと。
 辞書を踏まえた上で、OKATさんはどうお考えですか。

お礼日時:2020/06/07 16:49

どうもこうも下記の通りです。



つつ
〔助詞〕
(接続助詞)(動詞および動詞型活用の語の連用形に付く。その付いた語の内容が幾つもあることを示すのが本義。反復・継続などの意味になる)
①同じ動作がくりかえされる意を表す。何度も…する。万葉集17「春花の移ろふまでに相見ねば月日数み―妹待つらむそ」。徒然草「さるべき日ばかりまうで―見れば」
②動作が継続または進行中である意を表す。現代語では「…つつある」の形となることが多い。ずっと…する。…し続ける。万葉集5「梅の花散らくはいづくしかすがにこの城の山に雪は降り―」。新古今和歌集春「大空は梅の匂ひに霞み―曇りも果てぬ春の夜の月」。「事態は改善され―ある」
③それが続いている間に、次も行われることを表す。…ながら、また…もする。古事記中「歌ひ―かみけれかも舞ひ―かみけれかも」。平家物語灌頂「墨染の袖を絞り―泣く泣くまかり出でられけり」。「道を歩き―本を読む」
④複数の人や物が同時に同じ動作を行う意を表す。それぞれが…する。あちこちで…する。万葉集5「人毎に折りかざし―遊べども」。伊勢物語「水の上に遊び―、魚を食ふ」。源氏物語桐壺「上達部上人などもあいなく目をそばめ―」
⑤前を済ませて、続けて次をする意を表す。…しておいて、それから。…て。平家物語10「念仏百反ばかり唱へ―、南無と唱る声と共に」。浄瑠璃、公平誕生記「本望を達し―めでたく帰国おはしませ」
⑥先行する動作・状態に矛盾した事態になる意を表す。…ながら。にもかかわらず。洒落本、猫洒落誌「それを知り―たのむのだ」。「改善を望み―、こんな事態に到ってしまった」「悪いと知り―も、つい手を出す」


ながら【乍ら】
〔助詞〕
(接続助詞)連体修飾を表す上代の助詞「な」に、ものの性質・資質を表す体言「から」の付いた語。体言・形容詞語幹・副詞・活用語連用形に接続する。活用語以外に付くものを副助詞とする説もある。
①そのままで後に続くことを示す。そのまま…として。…(の)ままで。万葉集1「神―神さびせすと」。竹取物語「旅の御姿―おはしたり」。源氏物語夕顔「立ち―こなたに入り給へと宣ひて御簾の内―宣ふ」。「涙―に語る」「いつも―の事だ」
②それ全部があるまま後に続くことを示す。そっくりそのまま。…ぐるみ。古今和歌集春「咲く花は千草―にあだなれど」。源氏物語竹河「御子ども六人―引きつれておはしたり」。枕草子二「すべてをりにつけつつ、一とせ―をかし」
③二つのことが同時に進行する文脈に用いる。動作の並行を表す。…つつ。万葉集19「いきどほる心の中を思ひ伸べ嬉しび―…鳥座結ひ据ゑてそわが飼ふ」。今昔物語集24「咲ひ―涙を流す者もありけり」。中華若木詩抄「ふつと、い―ねむるぞ」。「音楽を聞き―読書」
④(転じて逆接的に用いる)前の事態から予想されなかったことが後に続く関係を示す。…ていても。…ではあるが。…けれども。古今和歌集春「春―雪ぞふりつつ」。伊勢物語「身はいやし―母なむ宮なりける」。源氏物語帚木「心に忘れず―、消息などもせで」。天草本平家物語「愚なる身にてござり―、内大臣の位にいたり」。洒落本、郭中掃除「いや―無理に喰ふ」。「悪いことと知り―する」「小さい―よく走る」「遠―挨拶する」
【広辞苑】
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

 で、何をおっしゃりたいのでしょうか。
 No.2のかたへのお礼をご参照ください。
 前問への回答は全面撤回でしょうか。

お礼日時:2020/06/07 16:51

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