市長が共産党だと何が違う？

市長選挙があるのですが新たに立候補している1人が共産党の人なのです。
他の立候補者が「絶対、共産党員を市長にさせてはならない！」といっているのですが共産党の人が市長になると困ることってあるのですか？
こういう政治のことは苦手なので分かりやすく教えて下さい。

No.1 回答者： u_got_the_look 回答日時： 2005/01/20 14:18

既得権益にどっぷりつかっている人々は困るんじゃないでしょうか？

公共事業関連で談合している人々とか。
現市長のコネで仕事している人。
議会は自民とか民主系でしょうから，議会と対立して市政が機能しない可能性もありますね。

この回答へのお礼

＞既得権益にどっぷりつかっている人々は困るんじゃないでしょうか？

党に関係なくありえますね・・。

＞議会と対立して市政が機能しない可能性もありますね。

なるほど、市政より政権争いになる感じですかね。
何となく分かったような・・・。

回答どうもありがとうございました。

お礼日時：2005/01/20 20:18

No.2 ベストアンサー 回答者： kamochi 回答日時： 2005/01/20 14:47

あくまで私の見方ということでお断りしておきます。

共産党について細かい政策の矛盾を挙げるときりがないですし、組織ぐるみという点では、他と比べて組織との結びつきが強い政党で、それに伴う弊害もあります。（職員組合とか福祉団体とか）

まぁ、それらは他の方からいろいろとご意見が寄せられることと思いますが、私が考える共産党の最大の問題点は責任をとらないということだと思います。
福祉や教育にお金をかけるのは悪いことではありません。しかし、そのためにはお金が必要だと言うのは事実で、そのお金も結局は住民が納めた税だったり、国からもらう補助金や交付金（これも国民が納めたもの）です。
なので、福祉を充実させようと思えば、他の事業をやめたり削減しなければなりません。ところが、共産党はそれをせずにただ自分たちの政策や支持団体のためにお金を使おうとします。そしてその結果が財政破綻です。

「無駄な公共事業をやめる」だけでは政策とはいいません。具体的にどんな公共事業をやめるのか、示さなければなりません。例えば学校の耐震補強工事をやめるのか、ゴミ焼却炉の建設をやめるのか。そしてそれによっていくら削減できるのか。
ところが共産党は大抵の場合、具体的な削減事業は示しません。
議員ならまだいいのです。市民の代表として要求するのが議員の仕事でもあるのですから。
ところが首長は、その自治体の財政に責任を持たなければならないのです。しかも、将来に渡って。過大な借金だけを残されては困るのです。
結局、財政が悪化したときにいう言葉は大抵こうです。「政府が悪い」
政府も、財政建て直しのために泣く泣く地方への補助金を削減しているのですが、それが悪いと平気で言うのです。
これは、自分は自分の思い通りにお金を使って、家計が破綻したら「給料の少ない亭主が悪い」と言っている主婦と同じです。

この回答へのお礼

勉強になりました。

今まで政治には興味が無かったのですが(^^ゞ
この機会に少しでも理解できるようになりたいと思いました。

分かりやすく丁寧な回答ありがとうございました。

お礼日時：2005/01/20 20:30

No.3 回答者： hana-yuka 回答日時： 2005/01/20 19:25

　市役所職員です。

昔は私達の市も革新市政だったとか。そのころは知りませんが、現在共産党は野党で頑張っております。
　しかし、一番泣かされるのはこの党です。次に公明党。仲は悪いがどちらも強引で無理難題を要求してきます。市民の声と奇麗事を言いますが、エゴをごり押しするだけです。
　まだ、公明党の方がましかな？ソフトで、生活与党ですか。野党でも平気で、担当者レベルでは怒鳴りまくり法を曲げてきますね。私は、学生時代は左翼的でしたが今は幻滅しております。

この回答へのお礼

なんだか強引で自己中心的な党と言う感じですね。
長を任せたくないなと思いました。

ご意見、参考にさせていただきます。

回答ありがとうございました。

お礼日時：2005/01/20 21:31

No.4 回答者： k99 回答日時： 2005/01/20 20:35

　共産党は「労働者人民の代表たる革新政党」である自己が誤謬をなす筈がないという前提に立っています（だからゆくゆくは一党独裁をしいても問題が起こるわけがない、という理論です）。

　自らの政策に対する批判は、批判者の考えが自分たちのレベルに達していないからこそ起こる間違えであるということになります。つまり一般的な政党に比べて批判を受け入れ方針を柔軟にする余地が極端に少ないと言えます。
　＃どうしても間違えを認めざるを得ないときは「右派反動勢力による策謀」「極左冒険主義による失敗」という”異分子がやったことで、本体は悪くない”という冠詞がつきます。現存する共産政権である中国史をご覧になればこういう例はゴロゴロ出てきます。日本共産党でも選挙で負けるたびに自己批判ではなく他党の謀略を訴えますよね。

　革新系は「結果の平等」に重点を置くことが多くなります。じゃあ、”負け組”をどう引き上げるかは補助金を撒くしか方法はありません。かといって歳出を切り詰めることは彼らには難しいことです。同様の理由から職員の士気が低下することもあるとおもいます。

　参考URLは保守系論客の林道義氏のページです。No.６１に共産党市長が長期政権を築いている狛江市についてのものです。個別例の批判ですが、＃２の方が仰ったようなことになっていますね。

参考URL：http://www007.upp.so-net.ne.jp/rindou/

この回答へのお礼

難しい話とあきらめず真剣に考えたいと思います。

また参考ＵＲＬは実際に共産党の市長について書かれていて、とても参考になりました。

回答ありがとうございました。

お礼日時：2005/01/20 22:15