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単相誘導電動機の効率や力率が、三相誘導電動機よりも悪い理由を教えてください。

A 回答 (1件)

回転磁界の概念は分かりますか?。

例の、磁石で非磁性体であるアルミの円盤の上で回せば、それに付いて回ると言うもの。それが誘導電動機の原理である事は、教科書に書いてある通りです。誘導電動機の中にあるアルミなどで出来た回転子の回りの固定子巻き線に多相交流電流を流せば回転磁界が出来て、それにつれて中の回転子が回転するのが誘導電動機です。これも電気機械の教科書の通りです。外から電動機を見れば、三相も単相も同じに見えますが、中で起こっている磁気的現象が違うのです。三相の場合は、電流を流すだけで回転磁界が発生しますが、単相ではそれが出来ず、何らかの方法で単相から2相交流を発生させて回転磁界を発生させていて、始動巻き線にコンデンサを接続して電流の位相を進ませる、コンデンサモーターが代表的な単相誘導電動機です。問題は、単相から作った2相交流による回転磁界がきれいな円形では無く、楕円形で歪んでいる事。先程の磁石が近付いたり遠ざかったりしているイメージです。正確な解析計算は、ベクトルと複素数計算が必要ですので、電気機械などの教科書を参照して下さい。私の記憶で説明出来るのはこれ位です。
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この回答へのお礼

なるほど、ありがとうございます。

お礼日時:2020/07/31 17:14

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