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何故江戸時代ではお金持ちであるはずの商人は貧乏な武士より下に見られたのですか?
資本主義社会が確立されてなかったから、現代みたいに「金持ち=偉い」という風潮が無かったのでしょうか?

A 回答 (9件)

身分差です。


武士は支配階層。商人は非支配階層。
この差は、現在社会では考えられないほど高い壁でした。
だから富裕な商人や農民は、零落した武士の家に金を払って名目上の養子になったり、領主に献金したりして武士身分に上昇しようとしたのです。
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金持ちは金持ちです。


貧乏武士より下に見られてはいません。

金持ち喧嘩せず!
金持ち商人はは上級藩士とつながっていました。

現代みたいにxxxx。
金持ち=偉いの論理は、変わった論理です。
金持ちは沢山金を使う事が出来ます。
偉い人とは多数から、高評価をえて、偉業をなした大丈夫と言われる人。
従って、金持ちは必ずしも偉い人とは限りません。
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何故江戸時代ではお金持ちであるはずの商人は


貧乏な武士より下に見られたのですか?
 ↑
武士が政治をしていたからです。
つまり、武士は法令制定権を有して
いました。




資本主義社会が確立されてなかったから、現代みたいに
「金持ち=偉い」という風潮が無かったのでしょうか?
 ↑
貴穀賤金といいます。

wikより。

貴穀賤金(きこくせんきん)は、江戸時代の経済思想の一つで、
金よりも米穀を重んじるべきとする思想である。
物価安定のための所謂経世論の一つとして用いられる。
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江戸時代は完全な「職分」がありました。

豊臣秀吉が「刀狩」と「太閤検地」そして「身分の統制」を行った結果、「都市に住み主君のために働く」のが武士の仕事となり、それまでの土地所有権は失う一方「主君から禄」が出されるようになりました。さらに「儒教」という倫理観を武士たちが共有したため、「主君」のために働く仕事が尊いとされました。農民は米を生産し、主君の経済面を支えるのがその役目で、農村に住んで、その職分をこなしました。ただ、都市と農村は分断されており、そこを結ぶ仕事として「商業活動」が存在したのです。つまり、すべては「主君のため」の活動であり、その視点でものをとらえる価値観が「江戸幕府」であったのです。
当然幕府を支えるという意味では、「大名」と「旗本」は同格であり、藩士はいくら高い禄をもらっていても「貧乏旗本」よりランクが下ということになります。
ところが、江戸時代中期以降、日本国内では高度に資本主義が発達したため、「経済倫理」で、ものの価値を考える必要ができました。石田梅岩の「心学」などは武家の倫理と承認の倫理を結び付けようとした一つの例ですが、その内容は「武家の倫理」が絶対に正しいという視点から離れていません。特例として八戸の医者「安藤昌益」がいるくらいです。
つまり、「政治倫理」が「経済倫理」を上回っていた時代であったということで、唯一説明しにくかったのが「天皇」の存在で、幕府の上か下かということは、触れずにいたので、幕末に急に貧乏だった天皇が政治的利用価値を増したのです。
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今でも公務員が強いでしょう。

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身分としてかっちり決められていたのは「士」と「それ以外」だけ、つまり農工商は一緒くただと近頃の教育では教えているそうです。


https://www.buzzfeed.com/jp/satoruishido/mada-sa …

士農工商という言葉は中国の古い言葉で「あらゆる職業の人々」を意味する四字熟語であり、江戸時代の身分制度のために作られた用語ではないそうです。
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>商人は貧乏な武士より下に見られた



実体は必ずしもそうでもないです。貨幣経済が浸透してくると武士といえども金の力の前には平伏せざるを得ない実情というものはあったのです。娘を売るとか長屋で貧乏武士が傘張りをするとか、武士は食わねど高楊枝とか。当時の武士の、貧しいのに格式は保たねばならない苦しさは、町人から見ると些か滑稽でもあったようで文芸作品にも描かれています。
ただし、一方で身分出自門地を重んじる風潮は強かったわけです。議会と学校と放送局を武士が牛耳るという状態でしたから、「資本主義社会が確立されてなかったから」というのは正しいと思います。
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全ての商人が大金持ちじゃなかったという点と、誰からどういう観点で下に観られていたのか、一口に江戸自体っていってもどの時期の話なのかという点は議論の余地があろうかと思いますが、とりあえずそのへんは置いとくとして。



商人という職業が軽んじられる傾向にあったのは儒教の影響かと思います。
儒教では直接的な生産活動をしない商業を、利ざやを稼ぐだけの卑しい職業と考えていたようです。資本主義という以前に、需給バランサーとしての商業の価値が理解されにくかったのではないかと思います。
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武士が支配階級だからです。


お金を持っていても、武士に無礼を働けば、斬り捨て御免です。
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