民法作ったのって江藤新平でしたっけ？

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質問者：cgtuo
質問日時：2020/10/13 22:17
回答数：2件

今日のお宝鑑定団で、江藤新平の手紙が300万で売れてました。
番組の解説で、『明治時代に江藤新平が今の民法作って、マッカーサーも民法だけはこのまま変えなくていいと言ったらしい』といってました。

あれ？
江藤新平ってフランス民法訳した人だったと思ったんだけど、、、
民法典論争でフランス民法は採用されなかったよな？あれれ？？
マッカーサー、めっちゃ民法変えたじゃん！

んん？

と思ったんですが。

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回答 (2件)

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No.2

回答者： hiroparty1
回答日時：2020/10/13 23:03

江藤新平は、今の「刑法」の基礎を作った人で、「佐賀の乱」自分の作った裁判制度によって「死刑」になった人で有名ですが、佐賀の乱を起こす数年前まで、明治政府の中で「フランス流の民法」を高く評価していた人です。

しかし、政府の中ではその流れに反対する人の方が多く、特に「普仏戦争」にフランスが敗北してからは「フランスの評価」が下がり、当然その後「ボアソナード」などのお雇い外国人が作った「フランス流」の民法は否定されました。ここが、民法典論争で、そのおかげで「日本は家父長がえらい」とするわけのわからない民法が出来上がり、現代にも影響しています。
もちろん、マッカーサが高く評価したのは江藤の民法であって、その後明治政府がご都合主義で作った民法ではありません。質問者の方が不思議と思われるのは当然です。因みに江藤が言った民法は「男女同権」と「個人」を尊重した民法で「明治時代にできた「表面だけドイツをまねた日本流の民法」ではありません。