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精神科の薬物療法が理解できません。

例えばエビリファイという薬は、統合失調症と躁うつ病に有効となています。
両者ともに精神科で頻度の高い病気ですが、統合失調症といえば幻覚・妄想を主体とした病態で、躁うつ病といえば気分の変動などが主体の病気で、医学的には全く別のものと考えられているものですよね。

内科疾患でいうなら糖尿病とリウマチ位違う病気です。

そして例えばパニック障害を例にとると、SSRIなどの抗うつ薬が第1選択肢となっています。
これもよく分かりません。うつの薬が過換気などがでる病気になぜ有効なのか。

薬の説明を読んでもセロトニンのシナプスがどうとか、ドーパミンが過剰だからどうとか、作用機序が難しい説明ばかりでまず理解できません。

精神科の先生方はこういった難しい説明を理解して投薬されてるんでしょうか?

A 回答 (6件)

追記ですが・・・



それとですね、薬の作用を調べた時に「~にも効きます」と言う場合、この「にも」という所が重要なのです。

大抵、前者に書かれている事がメインに効く薬である、という事であり後者はそちらの病気(症状)‘にも‘効くという判断が正しいのです。

分かりやすく言いますと、‘あくまで‘例えばの話しですが統合失調症には7の力を発揮し、双極性障害(躁鬱病)では3の力を発揮するという事です。

必ず、どちらかがメインでどちらかがサブなのです。

ですから、書かれている事をあまり真に受けない事も大切です。
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精神科の先生は、データ、マニュアルだけを真剣に勉強されて試験に合格した人達です。


真剣にという事はとても素晴らしい事ですが、自分が薬を服用して自分自身で効果・副作用を経験している、という事ではありません。
薬の勉強にしても、「この薬は何と何に効き、副作用はこのような感じに発言する」というのを学び、記憶し試験をし合格することだけなのです。

本当の患者の苦しみ、辛さは分かりません。

あくまでも、過去の数多いデータや医学界などでのマニュアルの沿って薬などを処方し、受診をしているだけの事です。
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幻覚も妄想も感情(気分)の変動も脳のどこかで何が起きてます。

てんかん発作も脳の異常です。
脳科学的に考えて薬を開発してるから、同じ薬を違う病気でも効果が出る事があるのでは?
同じ病気の患者だからといって同じ薬を処方しても効果が出るとは限らない。
どんな病気でも人間の体は複雑すぎて解明されてない事も多い。
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№2のお礼への返事ですが、



スレ主さん>精神疾患では、別の病気と考えられている症状を複数もっているケースが少なくなく、あまり定型的な診断概念が通用しないものと思っています。

よくご存じで。

本来であれば、内科を受診して、そこで十分な検査を受けてから精神科を受診するシステムにしてほしいですね。実際、精神疾患として治療を続けていたら、甲状腺の病気であるバセドウ病、橋本病であったということや更年期障害による一時的な気分の落ち込みであったということもよくあります。

また、精神疾患自体、完全に解明されたものではなく、その説明は仮説抜きには語れないものです。統合失調症などは、国の貧富、地域、人種などに関係無く、人口の約1%が発症する病気であり、遺伝性が疑われるものの、確たる証拠がありません。どれもそのようなものです。

さらに、精神疾患の治療薬は、偶然の産物が多く、抗うつ薬も元は結核の薬であり、結核の患者さんのテンションが上がるから、うつ病の患者さんに飲ませたら症状が改善したという治療方法ですからね。

今後の医療に期待しましょう。
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様々な情報を集め、見当違いの質問をされていないことから、十分、勉強したうえでのご質問のようですね。



しかし、実際にはいろいろなことがありますから、これが必ず正しいという回答にはなりません。それが精神疾患の難しいところですが。

ではまず、エビリファイは統合失調症、双極性障害用の薬として開発されましたが、うつ病も治験対象にしており、うつ病患者さんにも投与されています。

また、統合失調症と双極性障害(躁うつ病)は兄弟のような病気とされております。

統合失調症の場合、幻覚・幻聴を主とする症状が出る陽性症状と、うつ病に似た気分の低下を確認できる陰性症状を繰り返します。

双極性障害(躁うつ病)の場合、気分が上がりすぎる状態と幻聴を主とする症状が出る躁状態と、うつ病に似た気分の低下を確認できるうつ状態を繰り返します。

専門医でも発症したばかりの患者さんを診た時には、うつ病と診断し、幻覚・幻聴を確認できた時点で統合失調症と診断名を変えます。また、気分の高揚を確認できれば双極性障害(躁うつ病)と診断名を変えます。

では、なぜエビリファイのような抗精神病薬が治療に使われるかというと、気分の上がりすぎと下がりすぎの両方に作用する薬だからです。便利な薬なんですよ。

次に、パニック障害についてですが、パニック障害は不安が強い時に発症する病気であり、不安に強く作用するSSRIに分類される抗うつ薬が使用されます。私もうつ病で、治療の過程でSSRIの抗うつ薬を飲んだことがありますが、驚くくらい不安を軽減してくれます。

もちろん、ご指摘の副作用が出れば、古典的ですが三環系の抗うつ薬に変更したりします。

最後に、精神科の先生方はこういった難しい説明を理解して投薬しているのかというと、内科と外科の資格を取得したうえで、精神科の資格を取得するので、医師として非常にプライドが高く、勉強熱心です。知らないと言いたがらないですね。一般的に、精神科は机といイスがあればできる診療科などと揶揄されることもありますが、薬に関する知識は膨大で、尊敬に値しますね。
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この回答へのお礼

双極性障害(躁うつ病)の躁状態では、幻聴を主とした症状があるというのは知りませんでした。
精神疾患では、別の病気と考えられている症状を複数もっているケースが少なくなく、あまり定型的な診断概念が通用しないものと思っています。

お礼日時:2020/10/18 23:23

もちろん理解して投薬している。


医師である以上そのくらいの勉強は当然にしている。

胃がん治療のために開発した抗がん剤が、すい臓がんにも効くことがある。
それと同じことである。

西洋薬は病巣と薬の一対一の作用を原則に作られている。
しかし人体は複雑系であり、一種類の薬が一つの作用を一つの部位だけに及ぼすことはほぼない。
たいていは別の作用を別の部位に与える。
良い影響の場合もあるし悪い影響の場合もある。
悪い影響の場合「副作用」となる。

西洋薬のほぼすべては、そう言った副次的な作用を持っていて当然副作用のリスクもありながら、「それでもなお主な作用のメリットが副次的な諸作用のリスクを上回る」という前提で作られている。

特に脳は未だほとんど未解明である。
うつ薬のつもりで作ったのが躁鬱に対する副次的な作用を持ち、しかもこちらの方が強かった、というのはよくある話である。

加えて個人差の問題がある。
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この回答へのお礼

医師である以上そのくらいの勉強は当然にしているということですが、
医師ではないけれどそうだろうというイメージからおっしゃてるのですか?

医師の人が精神科薬物療法を学ぶのは、臨床現場で先輩のカルテなどから基礎を理解して、その後は臨床精神薬理などの月刊誌で動向を追ってるんじゃないのですか?
大半の先生は、この薬はこういったケースに有効だとか、こういう特徴だとか、
こういう薬がよく使われるようになってきているといった、ざっくり業界での噂、評判などから使う薬を決めて投薬してるんじゃないんですか?

お礼日時:2020/10/15 21:19

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