1. じつは 神について《その心》と言った時点ですでにそれは 憶測をはたらかせ人間としての自分の思いを入れて忖度している。のでは?
2. のぞみや願いを禁欲するなら 神は 《人知を超えた超自然であり超経験である》となるはずです。
3. したがってそこで 言わば正負ののぞみをもって推し測るとすれば その忖度は 《神は有る》か《神は無い》かに分かれて 現われる。のでは?
4. 神について経験科学としての哲学の定義は [2]の説明とともに 《絶対性 または 無限》ということだと思われる。
5. 人文科学としての哲学によるならば そこからいろんな忖度の内容にしたがって さまざまな神観がみちびかれている。
6. 神は 経験事象としての有る無しを超えているので [3]のごとく 有神観や無神観が提起される。
7. 神は 相対性なる経験事象としての真偽や善悪や愛憎を超えているので 主観真実を超えた真理であり 至高の善(summum bonum )ないし絶対善であり また慈愛であると見なされる。
8. 神は 人間原理によってのごとく 擬人化される。絶対性から 絶対者と呼ばれるようになる。
9. この絶対者からは さらに想像をほどこし 親と見てのように 創造主であると忖度される。
10. 同じくその造物主とそして被造物との関係ないしその全体として 宇宙観や世界観としてのような物語が編まれる。
11. むろんこれらの傍らで 《無い神》派の神観も編まれる。もっともこの無神観には さほどの展開はない。
11-1. 神が――それは絶対性ゆえ―― 相対存在なる人間がこしらえたものだとは さすが無神論としても言えず ただしそれは 人間のあたまの中に意識などとしてあるのみだと言う。
11-2. ただし 神は死んだ・われわれがナイフを突き刺してころしたんだと言うまでになるとその神観は ただの悪あがきである。絶対性が 生死ないし時間を超えているからには 死ぬわけがない。
11-3. [7]に関連して言って 善悪の彼岸としての――《有る神》派の――絶対善ではなく 絶対悪やまたは絶対無を神観とするばあいが見られる。
11-4. ――どうなんですかね? ここまでの表現に到ると かえってこのいまの《無い神》派の存在が――その思わくは 《有る神》派の神観と実質的に同じ内容になると見られて来て――色褪せてくるのではないですかねぇ。
11-5. 絶対悪や絶対無といった観念は――そのときの気持ちが言わせたのであって―― 実質的に絶対善や絶対有におさまっていくように思われます。
12. さてさらに空想を延ばしますが もし忖度がないならば 神は むしろ無神観が現実性を帯びて 無神論という一般的な見解において捉えられる。〔のではないかと忖度される〕。
12-1. というのは 神が神であるならば――たとえばヒトには自由意志をあたえ 自己表現の自由を旨とするようにつくったとすれば―― すでに背後のかなたにしりぞいている。はずではないか?
12-2. 人間の自由にまかせているはずではないか? デウス・アブスコンディトゥス。
12-3. 《有る神》派の神観は 共同主観たりうるような神論として ここ――《隠れたる神》説――にまで到るのではないか?
12-4. キリスト史観は――神にとっては千年が一日だとすれば ようやく二日が過ぎて―― 《無根拠》説へと道をゆづるのではないか?
☆ ご教授をよろしく願います。
A 回答 (34件中1~10件)
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No.2
- 回答日時:
神は宇宙なので忖度する対象ではありません。
宇宙は,なぜ存在して,宇宙は,どうしてどのようにして始まったのか?
神が創ったのなら、
_神は,なぜ存在して,_神は,どうしてどのようにして始まったのか?
こう記述すると、宇宙と神は同じである事が解ります。
神は宇宙であり、宇宙は神なのです。
時間や空間、時空/宇宙について我々は知らない事が多すぎます。
しかし、中世のころに比べれば科学の発達で大部、時空/宇宙について理解を増して来ました。
現在の我々は観測や理論で宇宙について多くの知見を得て、ビッグバンで始まった/誕生した宇宙について議論するまでに至りましたが、昔の人々にとつては、宇宙や宇宙/世界の創成は全くの謎で人知を超えた全知全能の神がいて、この神が宇宙/世界を創ったと考えるしか無かったのです。
創世記では、「はじめに神は天と地とを創造された。 地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。」と記述されています。「はじめに」との記述は、時間的な意味を持ちます。時間は、時の流れは既に存在していて「時間」は既に流れていたと述べているのです。「やみが淵のおもてにあり」との記述は、やみや淵が存在する「空間」が既に存在していたと述べているのです。
つまり、創世記では、神が世界の創成を開始した時には、既に「時間」も「空間」もあった/存在していた。宇宙/世界を創成した「神」は、「時間」と「空間」は創ってはいない事を述べているのです。
「時間」が無い。つまり、時刻も瞬間も時間的な幅が無い/ゼロであったら何も存在する事は出来ません。すなわち、「無(む)」です。
「空間」が無い。つまり、点も線も面積も体積も空間的な大きさ広がり無い/ゼロであったら何も存在する事は出来ません。すなわち、「無(む)」です。
何かが「存在」するには、その「何か」に、「時間」と「空間」も含めて、ふたつのものが必要です。その「何か」とは、「時間」と「空間」なのです。
「存在」が成立するには、「時間」と「空間」の双方が必須/不可欠なのです。どちらか一方だけでは成立しません。どちらかが欠けても成立しないのです。
「時間」だけがあって、「空間」の無い「時空/宇宙」をイメージできますか? そもそも、「空間」が無いのにどこを時間は流れるのか? との疑問が生じます。
「空間」だけがあって、「時間」の無い「時空/宇宙」をイメージできますか? そもそも、「時間」が無ければ「空間」の持続/存続/存在は不可能です。
人が一人も居なくなれば神もいなく/なくなるのか? との問いですが、神とは、すなわち、「時空/宇宙」であるとすると、人が居ようが居まいが、脳が精神活動をしていようがいまいが、宇宙に生命体が在ろうが無かろうが、地球や太陽や銀河が在ろうが無かろうが、超弦理論の紐や膜、クォーク、素粒子、原子、物質、エネルギーがー在ろうが無かろうが、時空、つまり、「時間」と「空間」のふたつだけあれば、「時空 イコール 神」は、「いる/ある」「存在する」のです。
ビッグバンで、我々が存在しているこの宇宙が誕生し、時間も空間も生まれたとすると、ビッグバンの「前」はどうだったのか?との疑問が生じます。
空間的に無限大の大きさ/広がりを持つ「空間」に、時間的に無限大の「時間」が、無限大の過去から既に存在して流れており、無限大の未来まで永遠に時間が流れ続けている「時空」を想定します。これを「母宇宙」と呼びましょう。今から約138億年前に母宇宙の時空の中で時空の量子論的な揺らぎが引き金となって、今、我々が存在している宇宙が母宇宙の「子宇宙」としてビッグバンで、母宇宙の中で誕生し、母宇宙の時空の中で今、加速膨張し続けていると解釈/理解/認識すると、「ビッグバンの前」は、「母宇宙の時空があり、母宇宙の時間が流れていて、母宇宙の空間が広がっていた」と言う事が出来ます。
母宇宙は、我々の宇宙と同じ様な子宇宙を無数に無限個、内部に持っており、それぞれの子宇宙が、収縮/安定/定速膨張/加速膨張などそれぞれの成長を母宇宙の時空の中で行っているのかも知れません。この考え方をマルチバースと呼びます。下記のブログの後の約1/3で時間/空間/時空/宇宙/存在/起源/創成/神/宇宙生命/進化など諸々につてい考察しています。前の約2/3は宇宙塔マスドライバーの話です。是非、御覧下さい。http://blog.livedoor.jp/satou_hiroshi_4649/archi …
ご回答をありがとうございます。
★ 神は宇宙なので忖度する対象ではありません。
☆ 宇宙は 経験事象ですよ?
★ 宇宙は,なぜ存在して,宇宙は,どうしてどのようにして始まったのか?
☆ それは 超経験たる神ではありません。ただし その神が ハタラキカケをおこなう――という忖度をおこなってみる――ことがあり得ます。
★ 神が創ったのなら、
_神は,なぜ存在して,_神は,どうしてどのようにして始まったのか?
こう記述すると、宇宙と神は同じである事が解ります。
☆ 分かりません。
★ 神は宇宙であり、宇宙は神なのです。
☆ むろん スピノザは 神即自然だとは言いましたが。
★ 時間や空間、時空/宇宙について我々は知らない事が多すぎます。
☆ それは 知ればよいでしょう。
★ 創世記では、「はじめに神は天と地とを創造された。 地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。」と記述されています。「はじめに」との記述は、時間的な意味を持ちます。時間は、時の流れは既に存在していて「時間」は既に流れていたと述べているのです。
☆ 《時の流れは既に存在していて》は 嘘でしょう。そこで《始まった》のです。
★ 人が一人も居なくなれば神もいなく/なくなるのか? との問いですが、
☆ 質問を勘違いしておられます。
★ ビッグバンで、我々が存在しているこの宇宙が誕生し、時間も空間も生まれたとすると、ビッグバンの「前」はどうだったのか?との疑問が生じます。
☆ それは ふつうです。
★ 空間的に無限大の大きさ/広がりを持つ「空間」に、時間的に無限大の「時間」が、無限大の過去から既に存在して流れており、・・・
☆ 意味不明です。
★ 「母宇宙」
☆ がです。
No.3
- 回答日時:
神を信じるものは、悪魔も信じることなり。
神のみを信じることは、神のみを、そんたくするもなり。でなければ、悪人、戦争、災害等説明が付かない。
人間は、神を創造し、破綻して神を裏切った神を悪魔として登場させた。つまり、神も悪魔も対立物の統一であり、矛盾の原点なのです。
ご回答をありがとうございます。
★ 神を信じるものは、悪魔も信じることなり。
☆ どうしてですか?
★ 神のみを信じることは、神のみを、そんたくするもなり。
☆ いやいや。信じることと 忖度することとは 別です。
★ でなければ、悪人、戦争、災害等説明が付かない。
☆ 勘違いをしたり 世の中をはき違えて受け留めていたりするからでは?
★ 人間は、神を創造し、破綻して神を裏切った神を悪魔として登場させた。
☆ 裏切った者が 神の代わりに悪魔を出して来たのですか?
★ つまり、神も悪魔も対立物の統一であり、矛盾の原点なのです。
☆ ぢゃあ ほんとうは 悪魔も神のふところの内にねむっているのですね?
No.4
- 回答日時:
キリスト教まで知ってるのなら理解出来てる筈だが?
此処で聞いても あなたが正解を自分勝手に作る事になる・・
あなたの考えが間違ってれば 本当の正解に辿り着けない
それだけの事
こういった遊びサイトで 神を語っても 仕方ない
ご回答をありがとうございます。
★ キリスト教まで知ってるのなら理解出来てる筈だが?
☆ 忖度うんぬんがですか?
★ 此処で聞いても あなたが正解を自分勝手に作る事になる・・
☆ 意味不明です。
★ あなたの考えが間違ってれば 本当の正解に辿り着けない
☆ 文字通りのことは理解しますが 何を言おうとしているかは やはりいい不明です。
No.5
- 回答日時:
人間はしょせん人間なので、どうしても何かを考えるとき幾分は擬人化して考えてしまいます。
私は猫好きなのですが、猫と相対しているとき、「自分も猫を擬人化して考えているが、この子も僕のことを擬猫化して考えているのかな?」と考えたりします。
ということは、猫が人間のことなどわかるはずもない、知ったこっちゃない時点で、人間も神のことなどわかるはずもないのです。
ましてや人間の延長上に神がいるはずなどない。
とすれば人間がいくら忖度したところで、神にとっては猫がねずみやセミの死骸を咥えてくるようなことでしかないのでしょう。(これもすでに擬人化していますね)
となると、そもそも神を論じること自体がナンセンスとしか言いようがなく、「人間から見た神とは何なのか」くらいしか語りようがないのではありませんか?
あなたの言う忖度の定義がよくわからないのですが、「神を語るのに畏れ多い」という理由で人間間で語られる神への忖度のことを指すなら、それは神への忖度ではなく人間同士の忖度ですね?
つまり信憑性や説得力の問題、異端者として迫害されないようにとか。
そういうのは、たぶん神は関係してないと思います。
神(少なくとも人間に理解できる神)の概念は人間がこしらえたものに間違いなく、神が例えば雲の間からヌーっと顔を突き出して「おーい、人間よ。わしはお前たちが思っているようなものとは全然違っとるぞ!」とでも言ってくれない限りは、その概念は改まらないだろうと思います。
個人的には「人間が語り合っても無駄」なんだろうなと思うのです。
たとえば、生物学者が顕微鏡で覗いている、微生物のようなものなのでしょうか、私たちは?
どこまで考えても「神の擬人化」から一歩も抜けだすことはできないんですよね。
ご回答をありがとうございます。
★ 人間はしょせん人間なので、どうしても何かを考えるとき幾分は擬人化して考えてしまいます。
☆ いやあ。ぜんぜんしないときもありますよ。
★ 私は猫好きなのですが、猫と相対しているとき、「自分も猫を擬人化して考えているが、この子も僕のことを擬猫化して考えているのかな?」と考えたりします。
☆ ヒトとネコとは 別ですよ。
★ ということは、猫が人間のことなどわかるはずもない、知ったこっちゃない時点で、人間も神のことなどわかるはずもないのです。
☆ おおむねそうです。違いは ネコからヒトを見た場合 本能のほかに自由意志があるという点でいちじるしく相違がありますが 同じ生命体で有限な存在であることは 同じだというとき ヒトは相対存在であるのに 神は 絶対性であり ヒトからは絶対の隔たりがあるという点でしょう。
★ ましてや人間の延長上に神がいるはずなどない。
☆ 地続きの延長線上にではないでしょうね。
★ とすれば人間がいくら忖度したところで、神にとっては猫がねずみやセミの死骸を咥えてくるようなことでしかないのでしょう。(これもすでに擬人化していますね)
☆ 自由意志ないし思考するという知解能力があるにはありますが。ヒトには。
★ となると、そもそも神を論じること自体がナンセンスとしか言いようがなく、「人間から見た神とは何なのか」くらいしか語りようがないのではありませんか?
☆ それは 前提です。
★ あなたの言う忖度の定義がよくわからないのですが、「神を語るのに畏れ多い」という理由で人間間で語られる神への忖度のことを指すなら、それは神への忖度ではなく人間同士の忖度ですね?
☆☆ 1. じつは 神について《その心》と言った時点ですでにそれは 憶測をはたらかせ人間としての自分の思いを入れて忖度している。
★ つまり信憑性や説得力の問題、異端者として迫害されないようにとか。
そういうのは、たぶん神は関係してないと思います。
☆ はい。ということですね。つまり 忖度は どうでもよいと。
No.6
- 回答日時:
私の世界が神と悪魔の世界でしたが。
今は、神だけの世界になっています。
天国を観た以上、最早、思い残すことはないです・・・。
私には、神がいたのでしょう。
悪魔の世界とは、憎悪と恨みの世界です。一片の救いが無く、地獄道です・・・・。
私のこの三十年は、神と悪魔の壮絶な戦いでしたが、神が勝利を治めました。
ですが、自分の犯した罪に苛まされ、正直、万死に値すると自分ではそう思っています。
閃きは、天啓なのでしょうか。啓蒙なのでしょうか。
天啓の背景には、運命であり、啓蒙思想の背景には、神仏不在だということです。
日本が自然災害の危機に物凄く襲われた背景には、私は生死を分かつ程の精神危機を発症して、つまり、95年に阪神淡路大震災を筆頭に、次々に・・・・。
私は愛を見失いました。憎悪の権化となり、正しく地獄道でした・・・。
今は、以前ほどの幻覚はないですが。
ですが、不眠状態に又、陥っています。昨日は、全く眠れず、一昨日は、戦争の悪夢を見ているのです。流石に、怯えて、恐怖の絶頂といったところです。
一見、私は、何処に精神危機があるのか、分からないと仰る方も多いのですが。
傷を負った脳は、復元力を介しているとは、聞いた例がないのです・・・。
寛解ということが限界で、脳の病気に治癒はないのです。
ご回答をありがとうございます。
★ 私の世界が神と悪魔の世界でしたが。
☆ という主観としての神観を ほかの人にも理解しうるように表現されるとよいでしょうね。
★ 今は、神だけの世界になっています。
☆ はい。
★ 天国を観た以上、最早、思い残すことはないです・・・。
☆ そういう神観を持っていると。
★ ~~~
私には、神がいたのでしょう。
悪魔の世界とは、憎悪と恨みの世界です。一片の救いが無く、地獄道です・・・・。
~~~
☆ ここから 回想ですか。
★ ・・・神が勝利を治めました。・・・が、自分の犯した罪に苛まされ、正直、万死に値すると自分ではそう思っています。
☆ だから どうだとなりますか?
★ 私は愛を見失いました。憎悪の権化となり、正しく地獄道でした・・・。
☆ 愛を取り戻したのですか?
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