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「ヒヤリハット」と「事故報告書」の違いをわかりやすく教えていただけないでしょうか?

宜しくお願い致します。

A 回答 (5件)

昔からとっつき易い単語であるヒヤリ・ハットとか、最近では「見える化」とか幼児化が激しい今日この頃ではありますが、ヒヤリ・ハットとは、ハインリッヒの災害トライアングル定理の底辺を占める事象群のことを指しています。



事故報告書と仰っているのですから、何か事故があったのでしょう。その1件の事故が発生する前に30倍の事故に至りかねない事象(もしくは1件の重大事故が発生する前に30倍の軽微な事故)があったと推量される訳です。

別の言い方をすれば、報告書を書かなければならない状況に至る前に、現場では「やっべぇ、気をつけろよ」が30倍あったはず。監督者としてはそういう状況を何故放置したのか、その事象を何故軽く扱ったのかの報告を求めている訳です。

ちなみに、この後には恐らく「なぜなぜ分析」というトヨタ手法が待っています。何故を3回繰り返すと原因が判明するという(当のトヨタはそんなことは言っていない)迷信に取り付かれた司会者が、何に対しても無邪気に「何故?」と繰り返すむかつく儀式です。視点が正しければ1回で正答にいたりますが、間違っていれば100億回やっても無理です。間違っている場合は、大抵「じゃ、僕がもっと気を付けます」とか「○○君が気を付けてなかったから」という結論になります。教科書にある間違ってしまった例では「担当者に休暇を取らせる」という誰も傷付かない笑いのある結果にしてしまっているようですけど。

問題分析手法というのは色々あって、それはそれで奥が深いのですが、大筋その道の素人でも正しい結論が出せると勘違いしているものが多いです。正確にはその道の素人でも、「ベクトルを外さない」程度のものですが、素人ほどイデオロゴーグに染まります。それはそれで分かり易いので、私はそういった素人の意見も聞きますけど積極的には採用しません。
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要するに、既遂か未遂か、の


違いです。

ヒヤリハットは、未遂です。
実際に事故った訳ではありません。

事故報告書は、実際に事故が発生し
被害が出た訳です。

その違いです。

ハインリッヒの法則、といいまして、
ヒヤリハットを防ぐことにより
事故そのものを防ごう、というものです。


○ハインリッヒの法則
 事故 1 件発生したら、その背後には、
 軽微な事故が 29件、
 ヒヤリハットが300件、あると
言われています。

保険業界にいたハインリッヒが統計的に割り出した数字です。
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この回答へのお礼

ご回答いただき、どうもありがとうございました。

お礼日時:2020/11/10 15:04

「事故」そのものと「事故報告書」の違い。



「ヒヤリハット」が「事故未然」のときには、一般には「事故報告書」は作らない。
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「ヒヤリ」としたことや、「ハット」したこと、つまり事故になりそうな場面があったことを話したり、書いたりして報告するのが、「ヒヤリハット」ですね。

つまり事故にはなってないけど、もう少しで危なかった、もう少しで事故になりそうだったということの報告です。

この報告の目的は、事故を未然に防ぐために、危なかった様子を共有することにあります。人によってはヒヤリともハッとも感じない人もいて、そういう人にとっては事故を防ぐためには貴重な情報になります。

「事故報告書」は、まさに起きてしまった事故の報告書です。こちらは起きた事故のことなので、ヒヤリハットより重要な情報ですね。

目的は、もちろん、同じような事故を起こさないためです。事故は起こした本人だけでなく、周りにも多くの損害や影響を与えます。全員が共有するべき貴重な情報ですよね。
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ヒヤリハットは、危なかったけど、事故にはならなかったこと。



事故報告書は、事故になった原因や再発防止策などをまとめた文書
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