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日産はここ数年大躍進を遂げています。マーチ
キューブ、ティーダなど出す車がことごとく、
高評価を受けヒットしています。日本だけではなく
北米でもです。リストラと相まって、数千億も
儲けています。ルノーと合わせて世界4位にまで
躍進を遂げています。

さすが日産やればできるんですね。でも個人的には
日本人の手で日本の会社として再建して欲しかった
です。で外国や日本の会社を傘下に収めトヨタに
並んで欲しかった。やはり外資になったからこそ
再建できたのですか?

A 回答 (5件)

絶対にそんなことありません。



村山工場閉鎖をはじめとする、リストラの嵐は
日本人主導ではできるとは思えません。

結果、再建できたようですが、これらの犠牲は
もはやその陰に隠れてあまり言及されることは
なくなってしまいました。
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日産が再建されたとはまだ言えません。


というのは、売れているのは安くて小さい車
ばかりなのです。
本来日産はシーマ、セドリック、グロリアのような
大型の乗用車を得意とする会社なのに、
こちらの方はまだまだ売れているとは言えません。

ではなぜ儲かるようになったかというと
徹底的なコストカットの効果ですね。これは。
とすると、財務は再建されたけど
社としての総合力は再建されていないし
もしかしたらこれからコストカットの余波が
出てくる可能性もあります。

何故なら、将来の投資をカットするのが
一番簡単なコストカットだからです。

当然、こんなコストカットは外資にしかできません。

すでにその余波として、
鋼板不足による生産縮小が発生しています。
コストをカットするあまり、安定供給を
確保していなかったようです。
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#1さんもおっしゃる通り、日本人主導では不可能でしょう。



「村山工場は絶対になくさない」と労使と会社側で暗黙の了解があったことも知られていることです。この工場閉鎖によるリストラで大幅に人件費を削減したこと、その分、その他の向上の効率化を図ったことが要因と思われますが、その影で「リストラされた人」村山工場近辺の小さな子会社や下請けなどの関連会社が相当数倒産したことも今では言われなくなりました。

日本人主導ではやはり「温情」とか「伝統」を大事にして大鉈を振ることはできなかったと思います。

>さすが日産やればできるんですね
日産・・・というよりも「カルロス・ゴーン」の手腕によるところが大きいでしょう。

今年の売り上げランキングのベスト10に何車種の車が入るかが楽しみですね。日産はいつも「すごい」と評価されつつもフタを開ければ消費者は見向きもしない・・ということが何度もありました。

昨年の売り上げでもベストテン入りしたのキューブが「3位」でマーチが「6位」、その後20位までのランクはすべてトヨタとホンダが大半で日産は一台もありません。これは#2さんが回答している通りですね。
昨年12月の売り上げでティーダが好調ですがその他日産の自信作といわれる新車が今年の売り上げベスト20に何台入るのか・・・が本当に再建をしたのか・・・と判断する基準と考える人も多いようです。
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 外資系だから・・・ということではないと思います。



 とかく企業が大きくなると「大企業病」に侵されます。例えば、何につけても責任の所在が不明確な親方日の丸体質、何か問題が発生しても他のセクションやトップ、あるいは顧客、取引先などに対してひた隠しにしようとする隠蔽体質、経営陣ですらのナーナー体質、コスト意識の希薄さ、改善意欲の喪失、連絡と協議の不徹底、ブランドへの寄りかかりと甘え、努力意識の喪失などなど.....。

 ところが、こうした体質は簡単には治らない。なぜなら社内全体の体質自体がナーナーで甘い、住み心地のいい「ぬるま湯的環境」になりきっているからで、誰も他の社員や役員、あるいは他の部門の悪いところを厳しく追求して改善を求めることをしようとはしない、なぜなら、他への厳しい指摘や改善要求は一見平和な「ぬるま湯」に水を差す行為と受け取られ、いずれは自分に跳ね返ってくる、それよりも、とにかく大人しくしている方が有利というわけです。これではいつまで経っても会社は良くならない。

 さてこうなると改善の方法はただひとつだけ....、ダメになってしまった社内の人材ではなく、外の有能な人材をトップに据えて一種のの最高権力と独裁的経営をやってもらうしかない。この新しいトップに、とにかく悪いところ、悪い体質、意欲の無い人材、悪い習慣、悪い感覚などを、どんな小さなことでもひとつずつ徹底的に追求して改善を求めてもらうというわけです。

 こうなると、それまでの社員や役員はさぞかし居心地が悪いでしょうが、そんなことにはお構いなしで、どんどん改善を進めてもらう、そんなことが出来る有能な人がトップに座れば、見る見る会社の体質は良い方に変わっていきます。

 このいい例が日産、まだまだとは言え、かなり良くなって来ているように見受けられますし、さらにはマツダもそれに近いと言えるでしょう。
 そして、その逆の例として挙げられるのが三菱、外国人のトップを外から送り込んだものの、社内が結束して、大問題が発生しているにもかかわらず、ひた隠しにしてこの社長の耳に入れていなかったんじゃないか、どうもそんな気がします。これでは体質の改善どころかますます悪くなってしまいます。それは、この社長の改善推進能力の不足と言ってもいいかと思います、もっともこれは余計な感じと推測ですが。

 こうした「大企業病」とその改善例はなにも日本だけのものではなく、外国にも沢山例があります。そういう訳ですから、全権を任されたCEOトップがMr.ゴーンという「外国人」だったからではなく、たまたま同氏に高い改善推進能力があったからだと思います。
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以前の日産はどれも似たつまらないデザインで目もあてられませんでしたが、最近はデザイン改革が進み、風変わりなデザイン(良いかと問われれば微妙)の車を出すようにはなった部分は大きな進歩かと思います。



でも、躍進を遂げ復活したかと問われれば首を傾げてしまいます。一般的な自動車雑誌は自動車会社の広告費用で食っていますので、基本的に絶賛記事を書いていたとしても信用できません。

三菱が不正を出し続けていた時期、本当ならば自動車雑誌が、モータリゼーションの指針を示すべく三菱を糾弾すべきであるはずなのに、三菱に期待する記事や、事もあろうか励ます記事まである始末。

冷静に街を見渡してみると、好評であるはずの日産車はあまり見られません。デザインを称えられたZやスカイラインなんか見る機会は少ない。称える方がおかしい、この2台なんか良く見比べないと同じ車だ。

たまたまイベント会場でフーガを展示していた。第一印象は、大衆車クラス+αレベル。250万円前後の車かと思って、しげしげと見た後に値段を見て驚いた。

そんなわけで、大躍進を遂げたとは言い切れないので、ご質問の日本人云々とかを言える段階ではないと思う。

ひとつ言えるのは、役人以上に役人体質の日産を変えると言う意味では外人社長というのは良い選択肢だったと思う。

参考URLに昨年の販売台数の一覧があります。
冷静に見てみると売れてないなと感じるかと思います。

参考URL:http://carstadium.net/Feature/sales/2004_a.htm
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