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プラトンの「善のイデア」について
この場合の善という言葉は、我々の思う「よい」と関連はあるでしょうか。どのように関連するのでしょうか。何故善としているのかがいまいちわからず、質問させていただきます。

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A 回答 (3件)

やや長文になりますが、お許しいただきたいと思います。


プラトンはソクラテスに強く影響を受けています。特にその「死」については「ソクラテスの弁明」等で扱っています。彼は「現世」での不条理を魂の問題として解釈し、「魂だけが存在するイディア」の世界で、魂は「全て善」であるとし「善のイディア」を最高のものだとしました。そして現生の人間の魂は「イディア世界の善なるもの」を想い出し(想起説)して、汚れていない魂は、自然と想起した行動をとると言っています。つまり我々が良いと思うことの中にも「善のイディア」が含まれている可能性がありますが、全ての良いものが「善のイディア」に含まれているわけではないし、逆に善のイディアに含まれない「良いと思うもの」や「良いものと思っているものの」中に禅のイディアに含まれないものがあるということです。では日常生活で「良いもの」と感じるものが「善のイディア」に含まれるのか、どのように判断するのかと言えば「魂を汚さなければ判断できる」というのがプラトンの結論です。
こうした「イディアの世界」と「現実の世界」の二元論を説く結果となったのは、ソクラテスを死に追い込んだ「現実世界」とは別の「魂の世界」をつくることで、現世と魂の問題を解決しようとしたのだと考えられます。そしてこの日現実世界を想定する考え方は、現実主義のアリストテレスから批判を受けることになります。
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「善のイデア」とは、すべての人が善悪を判断する場合に参考にしているはずのモノ・世界という架空の領域。

と考えた方が良いかもしれない。

それ自体は、善悪の要素が混然としており、そもそもその中では善悪の絶対的基準がない。それ自体に善悪の絶対的基準が内包されているとしても、ヒトはその絶対的基準を認識できない。

つまり、ヒトは「善のイデア」の世界から、個々が必要とする部分、または無意識的に都合が良い部分を取り出して、人それぞれの善悪の価値観を作り出し、善悪の判断を下すことになる。
つまり、個々の人が善悪を判断するための基準自体は個々の人が考えることになる。

以上のように、ヒトは「善のイデア世界」そのもので善悪を判断するのではなく、そこから擬似的な人それぞれの「善のイデア風空間」を創り出して善悪を判断している。

ゆえに、「善のイデア」と我々が下す「善悪の判断」は異なる。また人によっても善悪の判断が異なることになる。
そもそも「善のイデア」には善悪的要素は膨大にあるとしても、善悪そのものの判断基準がない可能性もあると私は思っている。
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ここでいう善、というのは絶対善


のことです。

時代や立ち位置によってコロコロ変る
善ではなく、そういうモノに振り回されない
善です。

現代の価値観で評価すれば、歴史の英雄は
侵略者、独裁者、殺人鬼ばかりです。

ワシントンは、米国では英雄ですが、英国では
反逆者です。

このように、善なんてのは立場や時代によって
変るものです。

しかし、善、という概念は何時の時代でも、どんな
立場でも、存在しています。

それはどうしてか。

どこかに、絶対善があるからに違いない。

これが善のイデアです。
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