ある分野の第一人者とも言える学会で有名な大学教授は定年退職後もどこかの研究機関やその他組織で仕事を続

締切済

質問者：令和の志士
質問日時：2020/12/22 23:12
回答数：3件

ある分野の第一人者とも言える学会で有名な大学教授は定年退職後もどこかの研究機関やその他組織で仕事を続けられる可能性がありますか？
世の中一般的に偉くなればなるほど長きにわたって仕事を続けられるケースが多いと思いますが、学術界でも有力な先生方は定年退職後のキャリアが豊富なのでしょうか？

通報する

この質問への回答は締め切られました。

質問の本文を隠す

回答 (3件)

最新から表示
回答順に表示

No.3

回答者： han-ka-2
回答日時：2020/12/24 08:26

まず誤解が無いように。

名誉教授というのはその規定を満足した教授ですが，その職名でできることは，図書館を利用できるくらいのことです。その大学にポジションがあるわけであはありません。
　さて，例えば退職時に科研費等でまだ継続した研究費がついている場合，大学内に場所を確保する等して，大学の事務を使った研究ができる大学がありますが，あくまでもそれはその教授一人で実施する研究であって，学生を使うことはできないのが原則です。そして金の切れ目が縁の切れ目になります。
　そうでない場合には，ご本人が就活をしないといけません。例えば共同研究をしていた先生がいる大学でなんらかのポジションをもらうとか，あるいは共同研究していた民間企業の顧問のようなポジションをもらうとか，さらにその顧問のポジションからどこかの大学のポスドクのような身分で研究をするか，などいろいろな可能性はあります。
　もちろん，有名な先生で，その先生の名前で研究費が稼げると考えた大学や研究所がポジションをオファーすることはあるかもしれませんね。
　ただし，30年以上前なら，国立大学の定年退職者は私立大の教員になったりしましたが，今はそれぞれの大学で育った教員が名声も得ていますから，敢えて年寄りを採用するメリットも無くなっているのも事実です。ですから，著名なというだけで再雇用が可能かというと，それはいわゆる「微妙な」現代だと思いますけどね。僕の周りの先生たちを観察したことを例のようにして書いてみました。