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重複組み合わせの問題です。



区別できない七個の玉を3つの箱A、B、Cに分ける方法を考える。このとき、次の場合の分け方は何通りあるか。
⑴玉を一個も入れない箱があっていい場合
⑵どの箱にも玉を一個以上入れる場合

解答、解説お願いします。

A 回答 (2件)

玉7個と、仕切り線2本をどのように並べるか、という問題に置き換えて、玉は区別しないので、仕切り線によって区切られたものを、例えば左から箱A、箱B、箱Cに入れると考えればよいです。



(1) は境界線が端に来てもよい場合
(2) は境界線が端に来る、または隣り合ってはいけない場合

です。

(1) は「玉7個と、仕切り線2本の合計9つ」を自由に並べてよいので、区別して並べれば
 9! とおり
そのうち、玉7個、仕切り線2本は「区別しない」ので、
玉7個を区別した並べ方:7! とおり
仕切り線2本を区別した並べ方:2! とおり
であり、玉7個、仕切り線2本を「区別しない」場合にはこれを重複して数えていることになるので、求める場合の数は
 9!/(7! × 2!) = 36 とおり    ①

これは、Aの箱に入れる個数 0~7 個に対して、BとCの間の仕切り線の置き方が、残った玉の数 + 1 (両端を含むので)
 8とおり、7とおり、6とおり、・・・、1とおり
となって行くことから
 8 + 7 + 6 + ・・・ + 1 = 36 とおり
と数え上げてもよいです。

(2) 上記のうち、仕切り線が端に来るのは
・仕切り線が「左端」にある場合:8とおり
・仕切り線が「右端」にある場合:8とおり
これだと「境界線が「左端」と「右端」にある場合」を2回数えることになるので、これを引いて
 8 + 8 - 1 = 15とおり   ②

仕切り線が隣り合うのは「玉7個と、仕切り線2本を合体させた合計8つ」の並べ方なので
 8! /7! = 8 とおり
このうち「仕切り線2本」が「左端」「右端」に来るケースは上にも含まれるので、「端以外で仕切り線が隣り合う」のは
 8 - 2 = 6 とおり    ③

従って、「どの箱にも玉を一個以上入れる場合」の分け方は、
 ① - ② - ③ = 36 - 15 - 6 = 15 とおり

これは、Aの箱に入れる個数 1~5 個に対して、BとCの間の仕切り線の置き方が、残った玉の数 - 1 (間だけなので)
 5とおり、4とおり、3とおり、・・・、1とおり
となって行くことから
 5 + 4 + 3 + ・・・ + 1 = 15 とおり
と数え上げてもよいです。
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(1)計算で求めても良いのですが、ABCの3つの箱程度なので、順に考えると、Aの箱に入れた個数とBの箱に入れた個数の合計が7以下になる組合せを考えれば良いということです。

(余った球はCに入れればよい)
A+B=7の場合は8通り(Aの箱に0~7個のいずれかを入れるので)
A+B=6の場合は7通り
A+B=5の場合は6通り
・・・
A+B=0の場合は1通りなので、
8+7+6+5+4+3+2+1=36通り

(2)最初にABCのそれぞれ1個ずつの球を入れて考えれば(7-3)=4個の球をABCそれぞれに入れることと同様。
5+4+3+2+1=15通り
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