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アミノ酸にはL体とD体がありますが、なぜ天然型のアミノ酸はL体なのでしょうか?
タンパク質の二次構造で、αーへリックスやβシート構造をとりやすいアミノ酸はどれでしょうか?よければ理由もお願いします。

A 回答 (2件)

天然型のアミノ酸がなぜL体かどうかはわかりませんが、一応αーへリックスやβシートに一般的にどんなアミノ酸が分布しているかはわかっています。



少なくとも私の持っているレニンジャー生化学第4版にはその分布表が第4章図10に載っています。

基本的にαへリックスではもっとも少なく見られるプロリンとグリシンがΒターンではもっとも多く見られるというのが大きな特徴だと思います。

(ちなみにΒコンフォメーションはまた違う分布をしめしているのでご注意ください。αでもっとも多く見られるのはグルタミン酸、メチオニンです。)

同じくレニンジャーによると、なぜそのような分布になるかまだすべては解明されていないようですが、

私が聞いたことがある話では、
プロリンはペプチド結合を作る部分(側鎖含)が環状構造をとるため結合がもろくαへリックスのようにぐるぐる巻きの構造には耐えることが出来にくい、また、グリシンは側鎖がHと小さすぎるので、αへリックスが形成されにくい。

というものです。

参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2005/02/16 00:54

誰も返答しないようなので思ったことを少しだけ



>なぜ天然型のアミノ酸はL体なのでしょうか?

確かにL体が大部分を占めますがD体が天然に存在しないわけではありません。
なぜD体が主体かはわかりませんが、進化の初期の段階でたまたまD体が重要な役割を担うことが多かったのでしょうね。

構造に関する問いはよくわからないので他の方の回答を待ってください。
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この回答へのお礼

なるほど!ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/16 00:53

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