プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

電気料金が高騰するところがあるそうですが、電力市場は今後どうなっていくでしょうか?
そもそも、絶対に供給を止められない電気って、市場にはなじまない気がしてきました。

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/63773

A 回答 (4件)

電力自由化によって、電力売買を市場原理にゆだねられたのですから、市場原理によって、受給・価格が変動します。



供給力に対して需要が増加すれば、価格が上昇し需要を抑制します。
需要が抑制されれば、供給力に余剰が出ますから価格は低下します。

ただし、大型の発電所の建設には10年以上かかりますから、受給のひっ迫は短期的には解消されません。

電力会社は新規参入を含めておおむね3種類に分かれます。
1.大型の電源を持つ大手電力会社(旧来の10電力会社)
2.火力や太陽光などの電源を開発したり・借受けたりして電力を販売する会社(新規参入)
3.主に取引市場から調達することで、電源を持たずに電力を販売する会社(新規参入)

需給がひっ迫すると
3は市場価格の高騰で収支が悪化して、撤退か倒産の可能性が出てくる。長期化すれば、その顧客は電気が使えないか高騰する電気料金を余儀なくされる。

2は発電所を持っているが、燃料費の高騰が起きると、値上げを余儀なくされる。市場からの調達が多い場合は、新規顧客を断ったり、一部の顧客との契約を解除する可能性が出てくる。

1は多くの顧客を奪われているので、発電所投資を控えているうえに、既存の原子力の稼働が困難なため、3や2から離れた顧客の要望に応えられなくなる。

自由化以前は政策料金でしたので、よほどの理由がない限り値上げは認めず、電力会社の企業努力で切り抜けさせた。電力会社に供給義務を負わせて、発電所の予備力を確保させるということで、電力供給の安定を確保していた。その代わり、電力会社の利益を保証していた。

どちらが良いかは、わかりませんが、現在の制度は、大多数の国民から支持された政府が決めたことですから、国民の選択です。
    • good
    • 0

この先フリーエネルギーになりそうだし


電力会社も潰れていくと言われているから

原子力も必要なくなる時代になる
    • good
    • 0

電気料金が高騰するところがあるそうですが、


電力市場は今後どうなっていくでしょうか?
 ↑
風力や太陽光発電には限界があります。
原発をなんとかしないと、値上がりし続けます。

あと、現在の集中発電方式だけでなく
分散発電にも力を入れ行くべきでしょう。

考えられるのが燃料電池です。
効率も良いし、クリーンです。

各工場、各店、各家庭に一台ずつ
という具合にすれば、災害にも強い
電力になります。




そもそも、絶対に供給を止められない電気って、
市場にはなじまない気がしてきました。
  ↑
それで政府が関与し、地域独占に
なっているわけです。

安定供給には良いですが、独占なので
料金が高くなりがちです。
    • good
    • 0

推測ですが、今回の電気料金の高騰は、中国が世界に対してどのくらい電力市場に影響を与えることが可能か?を試したのだと思っています。


この先、EVをはじめとして、脱炭素が進んだ時、もっと電気料金を上げるような工作を中国がすれば、電気が使えないことで、電気製品だけでなく、自動車までも動かなくなってしまいますからね。
ま、そういう意味からも質問者さんの言われるように、電力の市場化、それから電気自動車の拡大等はしないほうがいいと思いますね。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!