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大昔、英語っぽくビールスと言っていたVirusは、今ではウイルスと言いますね。
医学生がドイツ語で学んだ大昔ならいざ知らず、
なぜビールスやヴァイラス(COVID-19に関するWHOテドロス事務局長の発音)ではなく、
あえてドイツ語っぽくウィルスと言い改められたのでしょうか。
そのいきさつをご存知の方いませんか。

ちなみに、ワクチンもドイツ語っぽい言い方で、
国際共通語にならうなら英語っぽくヴァクチン(Vaccine)が近いと思うのですが。

A 回答 (3件)

>大昔、英語っぽくビールスと言っていたVirus



「ビールス」は英語っぽい発音じゃなくて、ドイツ語由来の発音ですよ。ドイツ語に近い「ヴィールス」が、当時の日本語での外来語表記で「ヴィ」は「ビ」と表記することになっていたから、「ビールス」。
ちなみに「ウイルス」はラテン語読み由来(ウィルス→ウイルス)。
で、専門家は「ウイルス」、マスコミなどは「ビールス」を使っていたのが、専門家の用語に合わせようってことで「ウイルス」になったとのこと。
まあ、確かにウイルスとかワクチンとかって、医学用語で、一般人が普段の生活で使う頻度は低いですものね。それなら専門家が使ってる読み方に合わせようってのは、筋が通っていると思います。

Vをワ行音で発音するのは、ドイツ語じゃなくてラテン語の発音に近い言い方です。で、例えば学名など、学術用語の世界では(世界共通的に)ラテン語を使うので、学術的な専門用語はラテン語風の発音にしよう、というのも筋が通っていると思います。
まあ、ラテン文字を使う言語ではvirusを各国語の発音で読みますけど、それはいわばお国訛りのようなものですからね。元々ラテン文字を使わない日本語では、外来語としてどの言語の発音に基づいて読むかを決める必要があるわけですが、なんでもかんでも英語が世界共通語で世界標準というわけではないのですよ。
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この回答へのお礼

解決しました

kifimi_goo さん、ていねいな回答ありがとうございます。
ビールスをウイルスと言い改められたことは確かとして、
質問そのものが間違っていたようですね。
語学に疎いもので、
勝手にドイツ語、英語と言ってしまいました。
(ただ自信がなかったのでドイツ語っぽくとか書きましたが)

お礼日時:2021/04/06 22:39

「virus」は英語読みすると「ヴァイラス」、ドイツ語読みすると「ヴィールス」になります。

 日本には病理学がドイツ語系と英語系の2つの流れがあった関係で、「virus」を日本語でどちらで表記するかで学会で論争になりました。 しかし、こんな事で争うのもバカらしいという意見が出て、「ヴァイラス」でも「ビールス」でもなく、ラテン語の「ウィールス」を元に「ウイルス」という全く新しい言葉を作りだして「virus」の日本語訳として定め、学会名も「日本ウイルス学会」としたのです。 また、vaccineも英語で言うならヴァクチンではなくてヴァクシンです。
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この回答へのお礼

助かりました

kantansi さん、ありがとうございます。

> 日本には病理学がドイツ語系と英語系の2つの流れがあった
> 関係で、「virus」を日本語でどちらで表記するかで
> 学会で論争になりました。
そんないきさつがあったのですか。

お礼日時:2021/04/06 22:45

>あえてドイツ語っぽくウィルスと言い改められたのでしょうか。



ドイツ語ではVirusと書きますが、通常のドイツ語とは異なり、[víːrʊs]と発音します。他のドイツ語のようにVがFの発音にならない特殊例です。

したがって、昔、日独同盟の時代まではドイツ語の発音を真似てヴィールスと発音していたが、戦後の米国を中心とする連合国支配下でドイツ的なるものを排斥する過程で、学名のラテン語に近づけたと言うことだと思います。
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この回答へのお礼

助かりました

Mokuzo100nen さん、ありがとうございます。
ドイツ語は第2外国語として一応単位は取得したのですが、

> VがFの発音にならない特殊例です。
これは知りませんでした。
また、やはりラテン語なのですね。

お礼日時:2021/04/06 22:42

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