
No.8ベストアンサー
- 回答日時:
#7です。
お礼ありがとうございます。>「bragellone様が<クウキ教としての日本教は 排他的な一神教である>とご説明されているような」一神教である日本教という具体的な宗教(信仰)において、信者が崇拝・信仰する神・仏は何方でしょうか?です。
答えとしては「分かりません」です。
たしかにクウキ教は日本教の特徴の一つでもあります。
bragellone氏の質問に、tanzou2さんやkarin_septemberさんが山本七平の名を出して回答していますが、確かに彼の著作に「クウキ教としての日本教」に関する記述はあります。
でも山本七平は日本教を一神教とは一言も言っていません。
再度のご回答ありがとうございました。
phj様の二つの回答のおかげで整理がはかどりました。
<山本七平は日本教を一神教とは一言も言っていません。>ですね。
日本教は二つに増えたのでしょうね。
元の一つは、山本七平が創った日本教。これは日本(日本人)の宗教思想。
新たな一つは、bragellon様が仮借したもの。<クウキ教としての日本教は 排他的な一神教である>ような日本教。ただし、信者が崇拝・信仰する神・仏はいない?/考慮されていない?のでしょうね。
ややこしいですね。
No.7
- 回答日時:
「日本教」という言葉はあります。
この言葉を最初に言ったのは、山本七平で、日本の社会学者は彼の分析を参考にしています。
ちなみに「日本教」はwikiにも載っていますね。
>この日本教では、信者が崇拝・信仰する神・仏は何方でしょうか?
じつは山本七平はかなり敬虔なクリスチャンで、一神教の信者でありました。
彼の目からみると「日本人の宗教観は実に不合理である」と言う所から出発しています。
質問者様のこの質問、実は彼の視点と同じ、つまり西洋宗教を基準にした「神と人は契約関係」という認識によるものなのです。
しかし日本では「神と契約し信者になり、神の指示する方法によって崇拝・信仰する」という形をとっていないのです。
これを基本的にはアミニズムと呼び「生物・無機物を問わないすべてのものの中に霊魂、もしくは霊が宿っているという考え方」をします。
まさに日本人の宗教的認識はアミニズムなのです。
だから日本には「トイレの神さま」がいます。箸の神さまも針の神さまも居ますし、山の上には山の神を祀る神社が立っています。「千と千尋の神隠し」ではヘドロで汚れきった川の神が汚れを落として帰っていきます。
このように日本人の宗教心は「生物・無機物を問わないすべてのものの中に霊魂、もしくは霊が宿っているという考え方」をしているのです。
しかし、日本のアミニズムにも特徴があります。
「仏教と融合していること」
です。
特に仏教との融合は日本の特徴で、この部分を含めると「日本教」という範疇にはいるわけです。
日本教のもっとも特徴的なものは神仏習合で、仏教が伝播したアジア全般に民族宗教と仏教の「融合」がみられるものの、両方を対立させずに「習合」しているのが日本教の最大の特徴であるといえます。
習合を可能にしているのが「本地垂迹(説)」と言われるもので、簡単にいうと「偉大な神様はどんな場所にも同じように現れる。ただその場所によって呼び方が違うだけ」という考え方で、インドでは仏、日本では神としてあらわされる、とします。
なので、仏教で最も位の高い大日如来=日本で最も位の高い天照大神、と習合しているのです。
だから日本人は、神も仏もどちらでも好きなように信仰しますし、アミニズム的に「トイレの神様」も信仰します。
また七福神のうち、日本の神さまは一人だけ、後は中国とインドの神さまたちなのですが、別にそれで問題ないのです。
これが日本教です。
(インドは昔天竺と言った仏教信仰が強かった地域の総称で、今のインド国家と言う意味ではありません)
早速のご回答ありがとうございます。
1.詳細なご説明により、日本(日本人)の宗教的な思想を了解しました。
2.質問が不出来だったせいで誤解を与えたことを申し訳なく思います。
改めて書きますが、私が質問で求めているものは、「bragellone様が<クウキ教としての日本教は 排他的な一神教である>とご説明されているような」一神教である日本教という具体的な宗教(信仰)において、信者が崇拝・信仰する神・仏は何方でしょうか?です。
No.5
- 回答日時:
まっ、無理くりに、なら、国家神道ってとこだな。
天皇陛下万歳って宗教だわ。お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
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