プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

今まで投資経験がない方に投資信託をお勧めして、ご契約して頂くにはどんな切り口で話していけばよいのでしょうか? どなたか良きアドバイスをよろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

証券マンです。


ご質問内容から、新人の証券会社社員もしくは窓販が始まって勧め方がわからない銀行員の方でしょうか?

・まず勧める対象を考えること
どんなに良い商品であろうと、ご承知の通り、投信は元本保証ではありません。リスクを取れない方・資金はどんな話法を駆使しようが受注できません。時間の無駄になりますので見切ります。

・勧める対象(相手)の方針を考える
分配金に重きを置く人なのか、値上がり益を重視する人なのか、同じ商品でも話法が異なります。

・その商品を持つことによるメリットを説く
これは「予想利回りが○%」などの抽象的説明だけではダメです。「この商品に○万円預けて頂いたとすると、予想利回りで運用できたとすれば、年間で(または毎月)○円くらいの配当が取れますね。それで○○できます(○○に使えます)よね」とか「お孫さんにお小遣いをあげられますね」など具体性を持たせるほうが良いです。

・リスクやコストはキッチリ説明する
相手によっては商品のメリットよりもリスクを先に説明した方が安心感を持たれる事があります。相手が理解するまでくどいくらい説明してください。注文欲しさにハショっては絶対いけません。

※最後に
勧めるあなた自身が「難しいな」とか「これって預けてもらって大丈夫かな」などと思っていれば、口に出さずともお客様にはその不安心理は必ず伝わります。
逆に真剣にそれを買ってもらうことでお客様にメリットを享受してもらえる自信があるときは勧誘の口調にも熱が入りお客様に伝わります。精神論ではなく私の経験上からも確実に言えることです。

なお投信はインチキ商品でも詐欺商品でもありません。優れた成績を持つものは多くあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。いろいろと教えて頂いて、本当に目からウロコでした。こんなに親切に教えて下さって大変うれしく思っております。こちらの言葉を胸に頑張っていきたいとおもいます。また何かありましたらぜひお願いしたいと存じます。

お礼日時:2005/02/27 09:06

僕はよくこんな2種類の話をして、「投資しないリスク」を強調します。


(1) "インフレリスク" ~国内投資信託のすすめ
(2) "国外物価リスク" ~外貨資産(外貨MMF等)のすすめ

(1) "インフレリスク" ~国内投資信託のすすめ
 円で100円の資産を持っていても、物価が上昇(=インフレ)し、全てのモノが倍の値段でしか買えない世の中になれば、その100円は50円の資産と同価値になってしまいます。
 デフレが進む世の中で何をバカな と思われるかもしれませんが、BRICS(ブラジル・ロシア・インド・中国等の新興国)の購買力拡大による全世界的な需要の高まりにより、既に原材料の価格(石油、鉄鉱石などなど)は上昇しており、デフレからインフレへの移行の可能性は大きいと考えられます。
なんだか難しいことを言って騙しているみたいですが^^;、要は、「物価が上昇するリスクが無いと断言できるわけではない」です。よって、そのリスク(「危険」ではなく、「可能性」と解釈します)に備えるため、インフレ感応度の高い資産を持つべきです。
(預金は、預金金利の変化するタイミングが物価変動に比べて遅く、変化の幅が小さいため、インフレ感応度が低いと言えます。ようは、インフレになったときに資産価値が低いまま取り残されます)

 尚、消費税の上昇が見込まれるのは議論を待たないと思いますが、これもインフレと同等の効果があります。単純に、購入するための値段が上がるのですから。

(2) "国外物価リスク" ~外貨資産(外貨MMF等)のすすめ
 現在の円貨資産から、毎日200円を使い、それぞれ100円のリンゴとバナナを買って生活している人、Aさんがいるとしましょう。(例がわびしいですね^^;)
 1ドル=100円とします。
 ある日、円安が進行し、1ドル=200円になっちゃいました。
 Aさんが200円を持って八百屋に行くと、国内で作っているリンゴは1個100円のままなのに、海外で作っているバナナは1本200円に値上がりしています。八百屋のおじさんは「バナナは1本1ドルだったんだよ。円安が悪いのさ」といいます。Aさんは仕方なく、200円でリンゴ1個とバナナ半分を買って帰りました。
 現在の日本人の衣食住は、海外から輸入した物品に依存しています。資産の全てが「円貨」であった場合、当然給料も年金も「円貨」でしかもらえないわけですから、日本が国際競争力を失って急速な円安が進んだ場合に、昔のようにいいものを買えなくなるリスクがあります。(上記の例で言うと、リンゴを作るために使っている農薬もきっと輸入品でしょうし、農業のために必要な機械も国内だけで生産するのは困難です。リンゴも1個100円に留まらず、必ず110円、120円と円安の影響を受けてしまいます。)
 資産の一部を外貨(ドルやらユーロやらがわかりやすくていいでしょうね)にした方が、そのリスクを和らげることができます。

 ましてや、今は円貨より外貨建資産の方が利回りもいいですよね。とりあえず投資初心者の方には、外貨MMFがお勧めです。為替手数料も安く(外貨預金が1ドルあたり1円のところ、30~50銭程度です)、金利も高い(外貨MMFの方が外貨預金よりも高金利です。"今は"ですが)からです。
 ちょいと慣れてきたら、本格的に各種通貨の債券で利回りを追求している投資信託を購入するのもいいと思います。
                    以上
■質問者の方、当然、証券外務員の資格をお持ちだとは思いますが、元本リスク・為替リスクといった各種リスクの説明をお忘れなく。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。とても分かりやすいご説明ですね。だましているようにはまったく感じません。参考になります。ありがとうございした。

お礼日時:2005/03/01 23:29

それとなく他あの商品と一緒に話を持っていくことです。


まあ、完全に損するものばかりでもないし。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。実践の場でやってみることが重要ですね。

お礼日時:2005/02/27 09:01

投資信託って、いわば詐欺っぽい商品なので、だまして売るしかないですね。


証券会社の営業マンなんてみんなそうしてますよ。

おばあさんに、定期預金といって売るとか・・・。

はっきり言って、投資信託の勧誘はやめるべきだと思いますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!やっぱり難しいですよね・・・

お礼日時:2005/02/24 00:29

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