ショボ短歌会

前にマルクスの資本論の番組を見ました。今日、渋沢栄一の番組を見ました。どちらも「一部に富が集まって、他の多数が貧しくてはダメ」のようなことを言っていて、似ている気がしたのですが、どこが違うのですか?

A 回答 (3件)

渋沢は、貧しい民の底上げの手助けをしようとしただけ。

富の再分配は一言も言ってない。もしそんな事を言ったとしたら、自分以外の金持ちを悪にし、潰して、自分だけが億万長者になろうとしていたことになってしまわないかい?

マルクスは、貴族や金持は悪。富や生産手段を奪い、貧しい民と平等にするべきだーという言わずと知れた暴力革命。貧しい人の嫉妬が暴力と絡むから、たちが悪い。

NHKは、マルクス。
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マルクスは1850年頃、渋沢は1900年前後に活躍した資本主義者です。


マルクスの時代の貧困層に非識字が多く、「資本論」を理解する者は
居なかった。富裕層は「資本論」から資本を増やす術を学び、欧州に
資本主義を根付かせた。一方、渋沢は自ら資本主義を実践した。
第一国立銀行(現・みずほ銀行)や東京商法会議所(現・東京商工会議所)、東京証券取引所といった多種多様な会社、経済団体の設立・経営に関わり、同時に東京養育院等の福祉事業、東京慈恵会等の医療事業、商法講習所(現・一橋大学)、大倉商業学校(現・東京経済大学)等の実業教育、東京女学館等の女子教育、台湾協会学校(現・拓殖大学)の設立、二松學舍(現・二松学舎大学)第3代舎長就任等による私学教育支援や、理化学研究所設立等の研究事業支援、国際交流、民間外交の実践等にも尽力し日本の資本
主義社会を立ち上げた。
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渋沢の場合は、貧しいものが教育や技能向上などによって、自ら稼ぐ力を身につけられるような、そういう仕組み作りを狙っていました。

金持ちを引きずり降ろそうとは、していませんでした。

マルクスの場合は、マルクス本人がそこまで意図していたかどうかは分かりませんが、金持ちを引きずり降ろして富を貧乏人に再分配する、社会主義革命に繋がっていきました。

ただし前提として、欧米社会の場合は格差が固定化しており、貧乏人に産まれたら一生、貧乏人でした。日本の場合は明治維新が起きた事もあって、貧乏人から逆転する道も残されていました。
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