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老後に備えるため、若い頃から少額ずつ積み立ててきた保険医年金に一時金を入れようかと思っていたのですが、最近になって日本医師会の医師年金なるものの存在を知りました。
保険医年金に比べ医師年金は、事務手数料が安く、予定利率も高い点が魅力なので、日本医師会の会費を支払ってもお得のような気がします。
しかし医師年金は一部終身保険でありながら、加入者が減少傾向にあり、特に若い世代はほとんど加入していないことなど先行きが心配です。
年金という性質上、20年以上先を見据えて、その時代にきちんと存続し支払い能力のある制度を選ばなければならず悩んでいます。
保険医年金と医師年金についてご存じの方、ご意見よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

医師年金は、日本医師会による私的年金です。


日本医師会の会員であって、満64歳6か月未満であれば加入できます。
令和3年4月現在の予定利率は1.5%。
原則として、自由設計が可能な終身年金です。

ただ、加入者数が目立って減少傾向にあり、存続不能に陥りかねないリスクを抱えているのが現状です。
さらに、掛金(保険料)は一切、税制上の「生命保険料控除」の対象にならないため、節税効果が全くなく、思った以上の負担感があります。

参考 ‥‥ http://nenkin.med.or.jp/feature.html

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保険医年金は、全国保険医団体連合会による私的年金です。
開業医向けだとお考え下さい。
積立形式であり、一種の個人年金保険のように見えますが、税制上の「個人年金保険料控除」の対象にはなりません。
しかしながら、医師年金とは違って「生命保険料控除」の対象となるため、高い節税効果があります。

令和3年1月現在の予定利率は1.259%です。
加入者数が比較的多く、また、リスク分散が図られているため、安定性には定評があります。

参考 ‥‥ https://hodanren.doc-net.or.jp/nyuukai/kyousai.htm

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その他、日本医師会を母体とする公的年金といった形で、全国国民年金基金 日本医師・従業員支部 というものが存在します。

国民年金からの老齢基礎年金への上乗せを図る、ということが目的です。
掛金の全額が税制上の「社会保険料控除」の対象となるほか、受け取る年金に対しても「公的年金等控除」が適用されるため、医師年金や保険医年金と比較すると最も節税効果が高いものとなります。

公的年金であるためリスクも低く、ある意味では最も優れた選択肢と言っても良いかもしれません。

参考 ‥‥ https://www.jmpnpf.or.jp/index2.html

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老後の生活維持のあり方・考え方次第で、それぞれに一長一短があろうかと思われます。
このため、当方としては、どれが望ましいかと述べる立場にはありません。
ご面倒でも、ご自身でよくお考えになるしかないと思います。

参考 ‥‥ https://ishishisankeisei.com/insurance/2297/
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