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時代劇などで、母親が自分の息子に頭を下げるシーンを見かけます。
例えば、息子が将軍であれば、母親といえども『上様』と呼んでいますよね。

男社会なので女性の地位が低かったとしても、自分の母親でもひれ伏すような時代だったのでしょうか?

A 回答 (6件)

武家社会の将軍職じゃ、産みの母は子を育てず、乳母が育て、大奥などが存在した時代なので、親子関係が希薄です。

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老いては、子に従え。

です。
我が子というより、その武士の役職に対して、敬意を持った対応をします。
したがって、役職なしで遊んでる放蕩息子にたいしては、しかりとばしたりもします。
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時代劇の中ですから割り引いて受け取らなきゃいけませんが


それでも長男(跡取り)には礼を持って接したようですね。
次男三男や娘とは普通の親子の接し方だったんでしょう。
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>武家社会での母親の立場は、息子より低かったのでしょうか?



いいえ、日本では低くありませんでした。ヨーロッパは日本と少し違います。

まず、どこの国でも「公務と私事」と言う区分があります。現代の民主主義国家は公務を行うのは公務員で役所で行い、首相だって別に偉いわけじゃない、と言う形になっています。

しかし属人的な社会では「将軍本人が公で政府・王様本人が公で政府」なので、たとえ母親だろうと父親だろうと「公務を行う国家で一番偉い人」には頭をさげるわけです。この点については各藩の領主も同じです。

 一般に将軍や藩主又は天皇、外国でも王や皇帝などが住む「城・宮殿」は一部が役所で役人や大臣などがきて、将軍が一番高い上段に座り、王は玉座に座り政治についての話し合いを行います。
 この場所に母親が来ても将軍や藩主や王は「公人」で国で一番偉い人なので、臣下としてお辞儀し「上様」とよぶのです。

しかし、日本の場合、私邸である奥(江戸城なら大奥)は女性中心に回っていて、一番偉いのは奥様です。将軍が結婚していれば御台所(正室)が一番偉く、母は2番目以降ですが、私邸では母親を敬う息子になるわけです。

 実際日本では大奥ですら「家計管理は正室を責任者として女官が管理する」もので、日本の家庭で「夫の給料は妻が管理して小遣いしかもらえない」というのと同じやり方でした。

ヨーロッパの場合もお城や宮殿に公務の部分と私邸の部分がありましたが、私邸で女性が強いということはなく、家計管理を男性(つまり王様)が執事長(男性)を使って管理していました。

なので父親でも息子でも「家長」なのは男であり、母親を敬うという礼儀はあっても、実質的には息子のほうが偉い、ものでした。
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そのシーンでは母親は


息子に対してでなくて
幕府のトップである将軍に対して頭を下げているのです。
もし、その息子が将軍でなければ頭を下げるのは息子の方になることでしょう。

また、息子が将軍でなくても○○家の当主であるなら、母親は当主という事に対して頭を下げることでしょう

昔は、「家」という単位がとても重んじられていたという事の表れですね・・・
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もちろん、跡取り(当主)に頭を下げるものです。


母親は嫁ですから、他家の人間です。
母親が当主より強い権限を持つと、他家に家がのっとられてしまうことになります。
最近は母親の下に平等を押し付ける母親が出てきましたが、それをしてしまうと家が破壊されてしまうのです。
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