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ドイツの初代高速車両ICE1の最高速は280km、フランスの初代TGVの最高速は270km~300kmとハイスピードに対して日本新幹線0系の最高速は220kmとかなり抑えられていますがスピードよりも安全性を重視した作りになっているのでしょうか?

A 回答 (5件)

国土の地形が違います。

ドイツはフランスは平原にまっすぐ線路を敷けますが、東海道新幹線は海と山を縫うような線形になっています。

また、軌道の負担重量も違います、日本は地盤が全般にゆるく新幹線の場合、軸重は16トンになっています。フランスやドイツは20トン以上で、大型のモーターが使えます。新幹線0系のように全軸駆動で重量分散ではなく、TGVやICEは動力集中で大型のモーターを使えますが、日本では軸重の関係でこれができません。その後パワーエレクトロニクスの進歩で、新幹線も300キロ超の運転ができるようになりました。

なお、東海道新幹線は開通して1年間は、築堤の盛土の地盤が安定しないので、本則ではなく、暫定ダイヤで運転し、最高速度を出せない区間があり、東京~大阪は4時間かかりました。
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詳しいことはよく知らないが、レールや地盤や環境の問題だと思う。


それにニーズや、費用対効果もあるかな?
同じ環境、同じ状況ならMADE IN JAPANが一番でしょう。
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こんばんは、No.2です。



>100系新幹線や200系新幹線も初代ICEや初代~2代目TGVと同じ位の時期に製造されたそうですが、これらの新幹線もまだ技術が確立していなかったのでしょうか?

国鉄末期の時期で、
⚪0系のメカニズムのマイナーチェンジで構成されていて、全く新しい技術を取り入れた訳ではなかった。
⚪TGVは民家が近接していない事もあり、動力集中方式で構成されており、その軸重の重さからくる粘着係数を元に性能をデザイン。
⚪ICEは小型軽量で高出力の交流電動機を生かした性能。

交流電動機を採用したICEと日本の新幹線とを比較したいのでしたら、0系に雪対策を施した200系や、時代背景を鑑みてマイナーチェンジした100系ではなく、300系の方でしょうね。

0系は長期間製造していました。
老朽化した0系を置き換えるために、0系を造るという繰り返しを。

0系に雪対策を施すと200系に。
0系に旅客接遇のリデザインを施すと100系に。
基本的なシステムは、0系も100系も200系も変わりません。

その為、新幹線においてフルモデルチェンジに匹敵するような技術革新は300系からになります。
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こんばんは、電車運転士をしております。



ICE1は今から30年前、
初代TGVは40年前、

一方、0系新幹線は57年前の車両です。

時代が違うので、技術背景が異なります。

近年、特に300系以降は小型軽量で、かつ高出力でフラッシュオーバーがない交流電動機を使う技術が確立したこともあり、高速化をしやすくなりました。
ICE1は、まさにこの技術が確立した時代に生まれたからこその、この速度なのです。

ICEもTGVも新幹線も、決して安全性を疎かにしている訳ではありません。
三者三様、安全性に気を配り、その中で各国の環境を踏まえてシステムを構築しているのです。
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この回答へのお礼

100系新幹線や200系新幹線も初代ICEや初代~2代目TGVと同じ位の時期に製造されたそうですが、これらの新幹線もまだ技術が確立していなかったのでしょうか?

お礼日時:2021/07/03 23:05

作られた時代が違うよ。

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この回答へのお礼

100系や200系新幹線だったら話は変わりますか? そんな事もないか…

お礼日時:2021/07/03 23:06

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