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中国との貢貿易では、周辺諸国が中国の王朝に対して貢物を献上し、それに対して皇帝からの下賜がされていました。
この貢物の価値より下賜の方が大分大きいと聞いておりますが、何倍位だったのでしょうか?

A 回答 (1件)

下賜されたものの価値は少なく見積もっても数倍から多いときは数十倍に上ったと言われています。



日本から中国へ持って行ったものは、日本刀、槍、扇、硫黄などがメインです。日本刀はよく切れるのに折れない、曲がらないということで大変人気がありました。槍も日本刀同様、鍛鉄で作られており、とても鋭く人気がありました。硫黄は火薬の原料となり、軍需用品もあり薬用でもありました。

中国から入ってくる主なものは銅銭、絹、絹織物、陶磁器、書籍、文具、香料や薬品、絵画などの美術品などでした。

宋代の政治家、詩人である欧陽脩も「日本刀歌」と言う詩を残しています。
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https://baike.baidu.com/item/%E6%97%A5%E6%9C%AC% …

また宋代の曜変天目茶碗という焼き物がありますが、これはもう日本以外に存在せず、現在では値段も付けられないほどの価値があり、国宝に指定されています。

古く唐代では正倉院に残る琵琶(螺鈿紫檀五絃琵琶)も頂いており、これも中国には無く、世界唯一のもので、今となっては値段が付けられません。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<少なく見積もっても数倍から多いときは数十倍に上った<のですね。周辺国はにんまり、中国はうれしいような渋いような、ですね。
もし、曜変天目茶碗や螺鈿紫檀五絃琵琶を考えると、今の価値では何百倍にもなるのでしょうね。

お礼日時:2021/10/24 15:54

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