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先日、某有名園芸番組でフィカス属特集をやっていたのですが、葉水をするときに液肥を混ぜるといいと言っていました。
葉裏にスプレーすると気孔から取り込んで色が良くなるだとか...

私の中では気孔の役割って呼吸と蒸散と気体の入れ替えが主だと記憶してます。
液体を吸収する機能ってありましたっけ?
それともフィカス属のみがもつ特徴なのでしょうか?

正直、液肥入りの葉水は意味がないように思います。
植物の構造に詳しい方がいらっしゃったら、教えて頂きたいです。

A 回答 (1件)

植物は根だけではなく葉、茎、果実からも養分の吸収ができます。

養分は表皮細胞や気孔から葉に浸透し細胞に取りこまれます。取りこまれた養分は光合成した成分とともに師管に送られます。その某有名園芸番組では葉の表のクチクラ層を通して入るよりも気孔から進入する方が効果的だという理由で葉裏にスプレーした方がいいと言ってるのでしょう。フィカスと言ってもいろいろ種類がありクチクラ層が発達しているのだと葉表からの吸収は困難です。

葉面散布の例だと、カルシウムの植物体内での移動は遅いのでカルシウム欠乏によるトマトの尻ぐされ病にはカルシウム液肥を葉や果実へ散布してカルシウムを直接吸収させます。トマトだと葉表から吸収できるのでわざわざ面倒な葉裏からスプレーしません。
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この回答へのお礼

植物は全体から栄養分を取り込むことができるのですね。液肥入り葉水も有用性はあるということで納得しました。
また、トマトの例を挙げて頂きより理解ができました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2021/12/12 08:35

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