プロが教えるわが家の防犯対策術!

鉄筋の耐用年数について。
野ざらしで100㎜の角パイプの耐用年数が20〜30年なら200㎜にしたら耐用年数は2倍(40〜60年)になりますか?

A 回答 (3件)

そのパイプが鋼材(アルミやSUS材でない)とすると。



※鋼材のサビは、最初に面方向に成長します。
 サビだらけの鋼材は見た目が汚いですが、これでは強度は殆ど低下しません。
 表面積が倍なら、その分表面に伸びるサビの成長に時間がかかる、と言えなくもありませんが、そのサビは強度の低下には関係ないと言えます。

※サビによる鋼材の強度低下は、専ら板厚の減少によって起こります。
 鋼材のサビは、ある程度表面に広がった後に板厚方向に侵食が進みます。
 つまり。
 サビに関して倍の寿命としたければ、表面積を増やすよりも板厚を増やした方が効果的です。

※但し。
 特に鋼材では、サビの進行は加速します。倍の板厚にしたところで、寿命が倍になることはありません。
 入念な防錆対策を施し、まず『最初のサビを発生させない』ことが重要です。

※尚・・・アルミやSUSのサビによる強度低下では応力腐食割れを考慮しなければならず、応力値を正確に見積もる必要があります。
 この場合、単純に断面二次及び二次極モーメントを大きくすれば表面の応力は減るので、パイプサイズを拡大するのは効果的と考えられます。
    • good
    • 2

腐食は加速するので2倍にはなりませんよ。

    • good
    • 1

用途やメンテナンスの具合によると思いますが、角パイプの太さではなく、素材の厚みの方が影響すると思います。

    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!