竹島について

韓国側が竹島を自国の領土と主張する根拠はなんでしょうか。
歴史上、韓国（朝鮮）領土だったことがあるのでしょうか。
宜しくお願い致します。

No.3 ベストアンサー 回答者： yamabuki 回答日時： 2005/03/19 07:01

竹島問題について最近興味を持ち、勉強中のものです。

まだまだ知識不足なのですが、他の回答者の方に教えを乞う意味で、私の理解した歴史的な問題についての対立点をまとめてみます。(明治以降の論点は、よく知らないので触れません)

〇三国史記に記述のある于山島について

No.1の方が書いているように512年に于山国が新羅に服属したという
記録があり、その国の于山島を竹島(独島)とする説があります。

(韓国側)
世宗実録地理志には、于山島と武陵島(鬱陵島)との位置関係について
「お互いに相去ること遠くなく、天候が清明であれば望み見ることが
できる」とあり、この関係を満たす島は竹島(独島)しかない。

(日本側)
No.1 さんが引用している理由で竹島(独島)ではない。


〇隠州視聴合記の記述について

1667年に作られた隠州視聴合記という書物に以下のようになことが
書いてある。(途中を省略しながらすごくいい加減に訳しているので、
きちんと論ずるには原文をあたってくださいね)

隠州 -現在の隠岐島- の北西に竹島(独島)と鬱陵島がある。
この二つの島は人がいない。この州を日本の北西の国境とする。

(韓国側)
　この州とは隠岐島のことである。

(日本側)
この州とは竹島(独島)と鬱陵島のことである。


〇17世紀に日朝間で行われた領土交渉について

李氏朝鮮が鬱陵島を無人島にする政策を取っていたこともあり、
日本人の漁民がしばしば鬱陵島、竹島(独島)に立ち寄っていました。
ある時、島を舞台に両国民の間の事件が起こって、それをきっかけに
江戸幕府と李氏朝鮮との間で話し合いが持たれ、鬱陵島が朝鮮領で
あることが確認されました。その際、竹島(独島)については明確な
言及がなかったそうです。その後、日本人は鬱陵島にも竹島(独島)
にも行かなくなりました。

(韓国側)
竹島(独島)は、観音島や竹嶼島と同様、鬱陵島に付属する島で
あることが暗黙の了解事項であった。
したがって、竹島(独島)も朝鮮領であることに日本側も同意して
いた。

(日本側)
竹島(独島)と鬱陵島はかなり離れており、両者が一体のものという
認識は江戸幕府にはなかった。 竹島(独島)についての朝鮮の領有
権を認めたものではない。

No.2 回答者： maximizor 回答日時： 2005/03/19 05:13

歴史的根拠も法的根拠もありません。

あるのは無知と妄想と暴力と感情だけです。

この問題については、まず韓国民が竹島についての歴史を全く知らない事が大きいです。背景が何もなく、単に感情的に煽っているだけ。

民度が低く、成熟していない国家とはいえ、今回の問題は明らかに自国の品格を貶めるだけの行為と言えます。

詳細はURL参照にて。

参考URL：http://bbs.enjoykorea.naver.co.jp/jaction/read.p …

No.1 回答者： news_0203 回答日時： 2005/03/18 20:25

【誰が最初に発見し、実効支配をしたか】という点に論争があります。

★韓国の主張 （記事引用）
韓国最古の文献である『三国史記』(1145年)に、512年于山国が服属を願い出てきたとある。この于山国には鬱陵島と于山島の両島が含まれる。この于山島こそ獨島であり、日本人が見つけるよりも前に韓国人が知っていた。
さらに『海左全図』という1822年に制作された地図によれば、鬱陵島の東に島が書かれている。これこそ獨島であって、韓国人がその存在を承知していた証だ。


★日本の主張
『三国史記』には于山国服属の記述はあるが、そこに記載されている于山島が竹島であるという確証はない。1530年に韓国で発行された『八道総図』という地図によれば、于山島は鬱陵島の西にあることになっている。
韓国側の文書で最初に于山島という表記が見られるのは、『太宗実録』の太宗17年(1417年)の項である。そこには「安撫使の金麟雨が于山島から還ったとき、大きな竹や水牛皮、芋などを持ち帰り、3人の住民を連れて来た。そして、その島には15戸の家があり男女併せて86人の住民がいる」と報告している。しかし実際の竹島は0.2km 2とニューヨークのセントラルパーク(3.4 km2)の10分の1に満たない岩ばかりの小島である。そのような竹島で86人もの住民が生計を立てていくのは不可能である。したがって『太宗実録』の記述が正しいのであれば、于山島が竹島を指すという主張は不合理である。
1452年に編まれた『高麗史地理志』には、朝鮮半島の東の海にある鬱陵島は新羅時代には于山国と呼ばれていた、という記述がある。鬱陵島が于山国であり于山島だった可能性が高い。
発見された年代はわからないが少なくとも1618年には日本人にその存在を知られていたことを確認できる文書が遺されているし、漁労や鬱陵島への中継地として利用していた事実がある。それ以前に韓国人が竹島の存在を知っていたことを確実に示す証拠はみつかっていない。したがって、日本が先占し、実効支配したのは間違いない。


この問題で論争しています。