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PISA調査の学力診断で「事実と意見を分けて区別する論理的思考能力」を見ると西欧先進国は軒並み高いですが、
例外的にフランスとノルウェーとチェコスロバキアは低いです。
日本人よりも低いです。
https://honkawa2.sakura.ne.jp/3941d.html
これは何故でしょうか?
高い国はイギリスと関係ある国が多いですね。

A 回答 (1件)

まず、成績が良い国と悪い国で得点が冗談みたいに開いている件。


これは比較的に想像することは簡単で、採点方式のせい。
問題文全体と採点方式はこちら。
https://www.nier.go.jp/kokusai/pisa/pdf/2018/04_ …
事実と意見を分ける、という文が5つあって、全部正しくてはじめて正解。
4つ正解で部分点。3つ以下はゼロ点。
3つ合っていれば得点60%という採点方式なら、ここまで差は開かない.......

米や英連邦が「この小問に限り」得点が高い理由。
事実と意見の違いの教えかたの差。

事実という語にはいろいろな意味があって、「事実と意見」というときの事実は、
・本当のこと
という意味ではない。
ということが重要。
事実=客観 意見=主観 という考えでok。
 ※このように定義するとき、「事実言明/意見表明」と言うらしい。
https://fij.info/introduction/basic
コレ教えているんか?


米+英連邦の場合。
https://www.lifehacker.jp/article/215317how-to-t …
※日本語で書いてあるけど、翻訳した旨があるので原文は外国語。

日本の場合。

小学校高学年用 NHK教材より。
https://www2.nhk.or.jp/school/movie/outline.cgi? …
>「事実」は、本当にあったことや、だれでも確かめられること。
本当にあったかどうかは、別に関係ないんじゃあ.....
いやいや、小学生相手だから....

高校用 NHK教材より。
https://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/ronri/archive/ …
>「事実、推測、意見」に分けられる。
米+英連邦方式だと、推測は意見に分類される。3分割しない。

大人用(某新聞社)  事実と真実 (コレの引用は、本当は反則。)
https://toyokeizai.net/articles/-/330076?page=2
>真実は事実に対する偽りのない解釈のこと。人の数だけある。
米+英連邦方式だと、真実の説明は意見のこと。
米+英連邦方式において、真実とは、事実のうち正しいもの。
 ※事実のうち間違ったもの、とは、例えば
   2022年冬季オリンピックで、日本はメダルゼロだった。
  というような言明を指す。

上に行くほどダメじゃん。


というわけで、米+英連邦方式であれば、
事実か意見かは、論理能力関係ない。客観か主観かだけ気をつけていればよい。書評読まなくてもそれなりに正答できる。

要するに、言明が正しいかどうかを切り離しているから米英方式なら簡単に答えられるということ。

なお、フランスなどについては、「事実と意見」についての教え方をどうしているのか、資料見たことないので、あくまで、日本と米英の比較ということで。
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