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書店で経済関係の本を見ると円は近い将来、暴落して1ドル300円になるという専門家もいれば円は高騰し1ドル50円になるという専門家もいます。
今回の日銀の新旧総裁も相当見方が異なるようです。
物理にしろ医学にしろ大凡全ての学問は未来を予測するのが目的の一つです。
専門家の予測が大きく異なる学問は経済以外では無いと思います。
何故、経済学の専門家でも未来の予測が大きく異なるのですか?

A 回答 (10件)

> 書店で経済関係の本を見ると円は近い将来、暴落して1ドル300円になるという専門家もいれば円は高騰し1ドル50円になるという専門家もいます。



300ドルは藤巻健史氏ら、50円は浜矩子氏らが有名ですね(といっても、浜氏は1年以上前ですが)。
ただし、こういってはなんですが、予想はするが当たったことのない方々です。
クルーグマンがジェットコースター型と言っていたことがありますが、名前や本を売るためには、常識的な範囲の数字を提示するよりもショッキングな数字を上げる方が効果的です。

この方々は本が売れればそれでよいのかもしれません。


> 物理にしろ医学にしろ大凡全ての学問は未来を予測するのが目的の一つです。専門家の予測が大きく異なる学問は経済以外では無いと思います。

経済学では、物価や為替がどのように決まるのかについて、確実なところは今のところ分かっていません。
為替については長期的な傾向まではある程度分かっていますが、特に数カ月から1年程度のスパンの短期的な為替レートの決定要因についてはかく乱要因が多すぎるためです。

また、経済学が分析し予想できるのは経済の状態です。中央銀行や政府の行動は、その範疇に入っていません。例えば、経済学者は各国の為替介入を予測の中に含めたりしませんし、通貨量の調整も予想することが困難です。

例えば、車を走らせていて、上り坂が前方に見えればスピードが落ちるだろうと予測することができます。しかし、運転手がアクセルを踏んだらスピードは上がるかもしれません。
これと同じように、経済学者が分析できるのは、上り坂だからスピードが落ちる、という部分までです。運転手の操作は含まれていません。



因みに言えば、日本のバブル崩壊や東南アジアの通貨危機、サブプライム危機といった大きなショックは、経済学者が全て予想し警告していました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>因みに言えば、日本のバブル崩壊や東南アジアの通貨危機、サブプライム危機といった大きなショックは、経済学者が全て予想し警告していました。

有能な経済学者の予想は概ね的中するということですね。

お礼日時:2013/03/24 09:00

それは、現実が複雑で予測が難しいからだと思います。



物理で言えば、ガリレオやニュートンが物の落下に関して理論を出していますがある意味落下の真理の追究ということをしていました。
そこでは、重力で落下するので計算はできます。

しかし、それが成り立つのは真空中のみです。

現実の地上で行うと空気がありパチンコ玉ならある程度理論値に近いですがピンポン玉なら誤差が大きくなります。
そして、A4の紙を落とした場合の落ちる時間と位置はパチンコ玉とは大きく異なります。
それは落とす時の姿勢や紙の硬さなどで大きく異なります。

A4の紙はどんな物理の専門家でも予測できないと思います。

為替の予測は、現実の世界の不確定要素がありA4紙以上に難しいのです。

なので彼らの意見は、話半分で聞くのがいいと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>A4の紙はどんな物理の専門家でも予測できないと思います。

不確定要素が多いということですね。

お礼日時:2013/03/24 08:45

相場ってそもそもストライプのシャツが流行するのと同じような現象ともいえます。



経済学は一部で言われてますが、供給は能力がすぐに増強し、需要を超えると。アメリカの先進的な経済学の世界でも自由貿易の話が先行してそういう議論はマイナーです。ですので、経済学の完成度の問題もあります。

あとさらに日本の経済学に対する理解が遅れているのも一因ともいえます。日本の伝統の一つである儒教は重農主義とも言われていてそれが商業の理解を遅らせているともいえます。

賛否両論はあるにせよ、経済学者の竹中平蔵、岩田規久男が政府、中央銀行の役職についていく例は10年にすぎません。
イタリアでは前の首相は確か経済学者だったと思います。

もちろん、経済学で理論で動かすと副作用も存在します。ただし、私は産業にかかわる先生が今の日本で必要かと思ってますが、現在の政府に経済政策のうち産業にかかわる分野の先生を登用で来ているかなど疑問があります。

現物も管理できているか怪しい国では、相場の世界では当然あやふやな予想しかでてこないというのが現状ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>相場ってそもそもストライプのシャツが流行するのと同じような現象ともいえます。

納得です。

お礼日時:2013/03/24 08:47

経済というのは一種の信仰なのです。



多くの経済学ではしばしば数式などを登場させて科学のような体裁をとっていますが、その内容はその学者の思惑・信仰に応じて初期値を仮定して数式を作って算出しているだけのものなので疑似科学でしかないのです。
また多くの御用学者がおりその人らはお金を貰って論文を書いたり、ある目的を正当化するためのデータ作りを行ったりなどをして所得を得ています。またそのような論文やデータを元にしたロビー活動などによって経済が活性化するなどと言いながら自分たちにとって不都合なルールのみを撤廃させたり補助金を得たりするなどして権益を得ている企業も多数あります。またここに企業と官僚の癒着や天下り問題などもあります。
「経済効果」などという統計に代表されて、経済分野は特に捏造やプロパガンダが行いやすく、またそれが先人から当たり前のように行われ続けているので、事実でないことを事実のようにこしらえるための道具という存在になっているのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>・・・その内容はその学者の思惑・信仰に応じて初期値を仮定して数式を作って算出しているだけのものなので疑似科学でしかないのです。

根本に人間の感情があるので予測がむつかしいのですね。

お礼日時:2013/03/24 08:49

先に書いておきますね。


> 物理にしろ医学にしろ大凡全ての学問は未来を予測するのが目的の一つです。
これ、間違いです。
実学は、そういうことを目的のひとつにする学問がある「かも」しれませんが、理学は未来の予測は目的ではなく、手段です。「真理」を追求するための科学的手法に、「実験」「実証」があります。予測は、その中の方法のひとつです。その人たちのいう「未来予測」を、単に「○年後はこうなる」と理解すると、単純に間違いますよ。

さらに、理学の人である「研究者」以外に、実学の「専門家」には2種類います。「経済」だけでなく「医学」などにもありますよ。そういう意見が割れているところは。実学と主義が併存している学問です。各々3者とも、「予測」する理由や目的が違うので、当然、内容も違ってきます。

最近、有名なのは、「地震」や「原発」に対しての専門家の意見でしょ? 実学側で言うと、「防災施設を作る」や、「原発を実現する」という目的の下に、予測が存在します。理学側でいうと、「地震発生のメカニズムを知る」「原子力発電の仕組みを作る」上での地震や事故の発生予測は、その前提が異なりますから、「予測した言葉」だけを見たら、ずれてて当たり前です。

純粋に「学問」のため、真理を追究している人たちと、「主義」や「利益(権益ともいいマスが)」のために行動をしている人たちで、意見を異にするのはよくあることです。「主義」がある「学問」は存在しませんが、「主義」に準じる専門家はいます。
「主義」は結果のために予測を組み立てますから、予測していることは決まっているんですね。
経済の場合、見分けるのはカンタンですよ。本を書いて満足する人は、まず、学問重視の理学の人です。自分の考えを認知されれば、それでOKですから。主義の人は、自分の考えを「布教」します。信徒を増やして、「権益」を作る「権威」を得るのが目的ですから、彼らは本を出し、テレビに出て名を売り、その後で「講演」をします。「教える」のではなく「布教」するんです。見分け方はカンタンで、結論を先に言うのが布教の特徴ですよね。ポイントになるところを詳しく話すのではなく、短く決め言葉で伝えるという特徴もあります。

私的には、株式や為替のような社会現象に対しての発言で、一番信用がならないのが、「主義」の人。次が、「学問」の人。一番、信用できるのが、「主義によらない実学」の人です。この人だけは、失敗したときにいいわけではなく、事実を話しますから。外れたとしても、その理由を把握して、次の行動を「私が」起こすことが可能になります。
学問の人も、その人の学問が未熟で、外れたとしても、事実を話せる人なので、言っていることが正しいかを判断することができます。
一番、信用ならないのは、結論ありきの人です。失敗しても、失敗の理由を「いいわけ」に求めるので、同じ失敗をします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>経済の場合、見分けるのはカンタンですよ。本を書いて満足する人は、まず、学問重視の理学の人です。自分の考えを認知されれば、それでOKですから。主義の人は、自分の考えを「布教」します。信徒を増やして、「権益」を作る「権威」を得るのが目的ですから、彼らは本を出し、テレビに出て名を売り、その後で「講演」をします。「教える」のではなく「布教」するんです。

どの分野でも布教する人ていますよね。

お礼日時:2013/03/24 08:54

アメリカ合衆国において大統領に次ぐ権力者といわれるFRB議長、バーナンキ。

彼はサブプライム危機を回避できませんでしたが、最近アメリカ経済の安定化に成功しつつあります。

バーナンキは、どこかの教授を勤めていますので、学問と実態経済、両方をある程度身をもって成功させつつあるといわざるをえません。残念ながら、彼は日本の経済政策をかっこうの反面教師として研究し、日本に助言さえしています。

ということで、アメリカの超スター、経済の最高権力者、かつ経済学の教授でも、サブプライム危機(リーマンショック)を回避できないほど、経済関連の学問は未熟なままにとどまっていて、そんな事情から専門家の意見が分かれるということでしょう。

実際、そんな混乱を商売にしている専門家も多いと思いますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>ということで、アメリカの超スター、経済の最高権力者、かつ経済学の教授でも、サブプライム危機(リーマンショック)を回避できないほど、経済関連の学問は未熟なままにとどまっていて、そんな事情から専門家の意見が分かれるということでしょう。

それだけむつかしいのですね。

お礼日時:2013/03/24 09:02

”物理にしろ医学にしろ大凡全ての学問は未来を予測するのが目的の一つです”


     ↑
そうですね。
理論化するのは、予測の為です。
同一パラダイム内なら、インプットが同じなら、同じ
アウトプットが出てくるはずです。
これが理論化する目的です。

”専門家の予測が大きく異なる学問は経済以外では無いと思います”
    ↑
そんなことはありません。
自然科学でもあります。
例えば、飛行船ですが、この将来性には議論が
ありました。
飛行船華やかりし時は、未来の空は飛行船で溢れると
言われたものです。
しかし、ヒンデンブルグ号事件で、飛行船はパーに
なりました。

今日の、電脳、ネット世界を誰が予想したでしょうか。
私は、昔から株をやっていましたので、未来予測は
注意していましたが、自然科学者の予想は、ほとんど
全滅でした。

先日、宇宙エレベーターについて述べていた学者が
いました。
その学者によると、2050年には実現している
そうですが、果たしてどうなることやら。

また、予測とは異なりますが、こんなのもあります。
光の性質ですが、当初は粒子だと言われていましたが
干渉現象が発見され、波だとする説が有力になりました。
しかし、今では量子とされています。
将来、どうなるか判ったもんじゃありません。

人類の先祖はアフリカ発とされていますが、これも
現代では最も有力な説だ、というに過ぎません。


”何故、経済学の専門家でも未来の予測が大きく異なるのですか”
       ↑
そうはいっても、経済学と自然科学とでは、質的な違いが
あるのは認めざるを得ません。
それは、経済学というのは自由意思を持っている人間の
精神活動に大きく左右されるからです。

経済学は、合理的な人間像を基本に理論を組み立てます。
しかし、実際の人間は衝動買いもするし、遠くの安いもの
よりも、近くの高いモノをかったりします。
こういうのを加味した理論の構築は、甚だしく困難な
訳です。
だから、経済学は、発生した事実を後からもっともらしく
説明するだけ、なんて悪口も言われるのです。

物理では、理論通りに造れば、飛行機は空を飛びます。
しかし、経済理論など当たらない方が多いぐらいです。
それでも経済現象を解析する為には、経済学によらねば
ならないのです。
他に方法が無いからです。

未来を予測する経済理論はまことに説得力があります。
それが外れた時の理論的説明はもっと説得力があります。
我々は経済学のお陰で、理論的に投資をすることができ、
理論的に損をすることが出来るのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/03/24 09:03

勘違いではないでしょうか。



 経済の専門家と経済学の専門家はまったく違います。たとえばこのOKWAVEでも、経済のカテは社会の項に、経済学のカテは学問・教育の項にあります。

 医学でも、生理学や解剖学の専門家と、内科や外科の専門医は全く別です。盲腸の手術を山中先生や養老先生にお願いしますか。 ケインズは投資家としてもかなりの実績があったそうですが、それを業績に数える経済学史家はいないでしょう。

 経済の専門家は、官庁、銀行や証券会社などに所属しています。そのOBが、TVなどに専門家として出演しているのはご存じのとおりです。民間の自称経済評論家を含め、こうした人たちのなかに学会で専門家として活動した経歴のある人はほとんどいないと思われます。

 経済学は、経済の生理学や解剖学に当たります。また、物理学や医学の知識が未来予測に応用されるのと同様、経済学の知識も予測に応用されることもあります。ただしそれが研究の目的だというのは、医学、物理学同様、誤解でしょう。地震学は予知を掲げた例外的存在でしたが、最近は看板を引っ込めたようですね。天気予報も、気象学の応用分野です。

 なお、日本の経済学のレベルをノーベル経済学賞で測ることができるかどうか疑問ですが、最近でも有名なトムソン・ロイターのノーベル賞予測でも、清滝信宏、雨宮健、藤田昌久、青木昌彦教授などが候補者あるいは受賞者の共同研究者として名前が挙がっています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>なお、日本の経済学のレベルをノーベル経済学賞で測ることができるかどうか疑問ですが、最近でも有名なトムソン・ロイターのノーベル賞予測でも、清滝信宏、雨宮健、藤田昌久、青木昌彦教授などが候補者あるいは受賞者の共同研究者として名前が挙がっています。

納得です。

お礼日時:2013/03/24 09:09

経済は生きていると言われるとおり、誰も予測出来ないからでしょう。

医学や物理学では予測しない出来事や、人の気分で左右されることはありません。でも経済はそれで動いてます。
例えば、あの八百屋は客も多いし、主人が早朝から夜遅くまで働いているからどんどん儲けて行くだろうと思う人もいれば、客が多いから近くに別の八百屋かスーパーが出来て儲からなくなるだろうとか、あんなに働いたらきっと病気になってしまうだろうとか、正解は時間がたたないとわかりません。
経済学者がいろいろ書いているのは、「ある状況にのっとって世界が動いている場合」に限っての予測で書いているのであって、個々の経済学者によって想定する状況が異なりますから当然予測は大きく異なるのでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/03/24 09:05

日本に経済学の専門家など存在しない。

無知蒙昧な愚民から専門家と呼ばれている人たちは、欧米の書籍を日本語に翻訳しているだけです。学問じゃない。競馬場にいる予想屋の集まりに過ぎない。皆がばらばらな予想をすれば誰か一人ぐらいは的中するというった程度の話なんです。それでも両目が不自由な国民しかいない国では片目だけでも見えれば王様になれる。日本の経済学とは、所詮その程度のレベルなんです。競馬場にいる予想屋だって、それなりに競馬の専門家だから、もっともらしい口上を並べて愚民をたぶらかすぐらいの芸はできます。日本人の経済学者でノーベル賞を受賞した人はいますか?かすりもしないどころか、まるっきり候補にすら上がりません。それでも本かけば売れる。競馬の予想屋と同じです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>日本人の経済学者でノーベル賞を受賞した人はいますか?

経済だけノーベル賞がないですね。

お礼日時:2013/03/24 09:05

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