
再生可能エネルギーの代表選手としては、太陽光発電や風力発電が挙げられるでしょう。温暖化ガスを出さず、燃料の補給も原則不要。環境に優しいとされています。一方で、太陽電池パネルの設置に伴い、山林を切り開いたり、山の斜面に設置することで、土砂崩れが起きやすくなるといった弊害も指摘されている。また、風力発電も洋上設置型では、海鳥にとってギロチンになってしまうとか、人家が近いと、タービンが立てる低周波音(だったと思います)が、頭痛や体調不良を起こすのではないかという問題もあります。
しかし、もっと大々的な環境への影響があるのではないか、という疑問があるのです。
いささか極端な状況ですが、太陽光発電パネルや太陽熱集光ミラーが世界中で数百万、数千万、それ以上各所に設置され、例えば、サハラやゴビといった砂漠地帯を覆い尽くしたらどうなるか?
寒冷地のほうが効率が高いということで、ユーラシア大陸のツンドラ地帯が一面、発電パネルやミラーで埋め尽くされたら?地球の太陽光に対するアルベド(反射能)に対する影響が、長期間になると無視できなくなるのでは?
風力発電もそうで、膨大な数の洋上風力発電タービンが設置され、日本やイギリスといった島国の沿岸部がことごとく、発電用の風車で囲われてしまったら、気流に及ぼす影響はどうなのか?無視できるレベルのものなのか?
以前から、こうした疑問がしつこく、付きまとっているのです。いずれも、環境に対して、あまりいい影響はないと思われる。こうした事柄については、何か検討なり研究がなされているのでしょうか?
短期的にも長期的にも問題とするほどではない、そもそも、そこまで極端な規模にまで再エネの設備が大きくなることはないから、気にすることはないということでしょうか?
今さら、石油や石炭をバンバン燃やせ、原発をドンドン建てろともできず、一番、環境に優しいのは、我々人類が、現在の消費スタイルを改めて、より節制の効いた質素な生活をすることなのでしょう…が、Can we do?
A 回答 (4件)
- 最新から表示
- 回答順に表示
No.4
- 回答日時:
基本的に、CO2削減が環境に良いかと言う大前提にも疑問があります。
武田邦彦氏は、地球誕生当時はCO2が地球に95%あり、生物がこれを食料として繁栄。しかし、現在CO2が0.04%まで減った。結果、この食料不足により生命滅亡の危機にある。しかし、幸運にも人類ができ、CO2を再び発生する事になり、逆にCO2増加は生命の改善へと繋がる説く。従って、石油や石炭をバンバン燃やせを一概に悪と決める事はできないと思う。
結果、CO2が出ないとして、太陽光発電や風力発電が環境に良いとは、左程思えない。また、広大にパネルを敷き詰めると、地上の生物に光が届かなくなり悪影響があるかも知れない。
自然エネルギーであれば、地熱・水力が安定して一番都合が良いと思うが・・・・
No.1
- 回答日時:
次世代エネルギーは、藻類バイオマスエネルギーが有望だと考えます。
そうなれば太陽光発電や風力発電は、過去の遺物となるでしょう。「日本を産油国にする」と宣言して顰蹙を買った藻類バイオマスエネルギーが、再び注目される3つの理由 下水を浄化したうえに燃料になる _ PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
https://president.jp/articles/-/55620?page=1
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
発熱量の記号【GAD】【GAR】【N...
-
この時代は値上げばかりしてま...
-
「郵政民営化」と郵便料金値上げ
-
値上げラッシュしていてもGWに...
-
なぜか毎回深夜(23~2時)...
-
NHKの集金でしょうか? 一人暮...
-
ジョイントボックスは無くても...
-
電気契約を1つにする
-
電線や電話線が隣家の敷地上空...
-
契約アンペアを30Aから40Aに変...
-
分電盤の容量について教えて下さい
-
5時間通電機器割引 通電制御型...
-
動力(3相200V)を引きたい...
-
深夜電力契約仕様の電気温水器...
-
分電盤を分割したい
-
電子レンジと電気ケトルの同時...
-
30Aってどれぐらい?
-
オール電化100A。ケーブルの太...
-
電力契約のアンペア(A)契約とkV...
-
電力量計の容量について
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報
地熱発電には、地下から熱を汲み上げているために、地殻が収縮して、地震が起こりやすくなるのではないかという指摘がなされています。実際、微小地震が増えたというデータもあるそうで。
本当に、そのような弊害があるのか、調査や研究はされているのでしょうか?
再エネが環境に与える影響について、どんな研究がなされているかという疑問に対する御答えは頂けていないですが…。電気をどうやって蓄えておくかという問題に対しては、太陽光発電による電気で海水を電気分解して水素を蓄えることの実証設備が稼働しています(一つの試行であって、他にも色々あるでしょうが)。ただ、水素を貯蔵するために必要な電気はどうするのか、という問題はあるでしょうね。理想的には、太陽光発電→電気分解→水素→発電→電力供給(一部を水素貯蔵)というサイクルができることでしょうが。
バイオマスエネルギーについても、もし、遺伝改造を行って、これまで自然界に存在しなかった微生物による燃料の生産を大々的に行うとしたら、万一にでも環境に漏れ出した時の影響が懸念されます。それに、これなら温暖化ガスも出さず、環境に優しいということで、どんどん燃料の消費量が増大していけば、それだけ大量の微生物(必ずしも微生物とは限らないが)生み出される(増産される)ことになり、環境に優しいとは言い切れなくなるかもしれません。