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スペインのセビーリャ郊外のコレア町には、602名のハポン(Japon)姓の人達が住んでおられます。
1617年、支倉常長が帰国した際に、計算上では6から9名がセビーリャに残った、と言われています。
このハポン姓はこの子孫だと思われています。
1600年から現在にかけて、スペインの人口は、4~5倍に増加しました。
しかし、ハポン姓は、6~9名から602名と大幅に増加しています。

質問は、なぜ、ハポン姓は大幅に増加したのでしょうか

A 回答 (2件)

人口増加と「ある家系の繁栄」は同じ経緯をたどるものではありません。



まずスペインに残った日本人武士が全員伴侶を得たとすると、それだけではポン姓を持つ人物は2倍の12~18人になります。

18人の妻が、5人ずつ子供を産め(産むというか成人まで育つ)めば、第2世代のハポン姓は90人、男子が半分だとしても、1600年から現在にかけて600名ぐらいの子孫がいるのは全然不可能じゃありません。

さらにいえば、実子だけでなく養子を得ることも可能なので、実子の数に関係なくハポン姓を増やすこともできます。

とはいえ、いずれにしてもハポン姓の家系はこの400年間非常に成功した家系であるとはいえるでしょう。
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この回答へのお礼

ご尤も

お礼日時:2022/04/20 08:22

17世紀当時のスペインでの「姓」について、貴族以外はかならずしも血統で受け継がれる家名とは限りません。

この時代の庶民の場合、出身地の地名や、いわゆる屋号のような通称が姓のように扱われることもよくあります。
現地に留まった使節団の日本人だけでなく、使節団に雇われていた現地の人や、使節団と懇意にしていた現地の人も、「日本使節の関係者だ」ということで「ハポン」と呼ばれたり名乗ったりすることもあったでしょう。
そんな風に、日本人と直接の血縁関係になくても、日本使節との関係から「ハポン」と呼ばれたり名乗ったりするスペイン人の子孫もいたと思います。
特定の姓が広まることと、国の人口増加率は、関係ないと思いますよ。
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この回答へのお礼

早速の御回答ありがとうございました。
増加要因として<現地に留まった使節団の日本人だけでなく、使節団に雇われていた現地の人や、使節団と懇意にしていた現地の人も、「日本使節の関係者だ」ということで「ハポン」と呼ばれたり名乗ったりすることもあったでしょう。>がたしかに挙げられますね。
ただし気になる点は、日本がすぐれている国だ、魅了ある国だ、ととらえられていたかと言えば、私は否と思いますが。通商もしていないのだから、得になる国とも考えられません。よって、ハポンをわざわざ使いたいと思う人は少ないと思います。
国の人口増加率を挙げたのは、ハポンの増加が大きい/少ないといっても、客観的な 基準‣比較がなければ、意味ありませんので、挙げました。

お礼日時:2022/04/19 18:18

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