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こんにちは。生物学を勉強中の中学3年生です。

最近授業で、有糸分裂と減数分裂、有性生殖と無性生殖のことを習いました。

それから、遺伝的変異の話があって、有性生殖のほうが遺伝的変異が多い(つまり個体に変化が生まれる?)、という話がありました。
先生は、これは自由遺伝の法則と、遺伝子の乗り換えによってバリエーションが生まれるから、と説明していたのですが、このあたりがよくわかりません。

自由遺伝の法則と乗り換えってどちらも減数分裂の時に起きることですよね?

私は減数分裂は配偶子を作るための細胞分裂だと思っていたのですが、子孫を作る時も減数分裂なのですか?
なんかいろいろと話を聞いているとこんがらがってしまって...。だれか詳しい方、よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

ちょろっと #3 にも書いておいたけど「配偶子を作る」のはふつう「子孫を作る」ためなので, 「配偶子を作るため」と「子孫を作るため」というのはおよそ同じ意味といっていいんじゃないかな. で, 中学の段階では脊椎動物や種子植物が中心になるので


・ふつうに見る「体」は 2倍体
・2つの配偶子が合体して「子供」ができる
・配偶子を作るときに減数分裂する
・配偶子が育つときは体細胞分裂 (有糸分裂)
とおおまかに見ればいいような気がする.

と書いておいて以下は余談もしくは蛇足.

古い人間だからしょうがないのかもしれないけど「有糸分裂と減数分裂」っていうのが個人的には好みじゃないんだよね. 「体細胞分裂と減数分裂」という方が好き. とはいえ「体細胞分裂」っていうと「細胞質も分裂する」ように見えるので「核の分裂形式」としては不自然なんだよね. 「核は『体細胞分裂』してたくさんになるけど細胞質は分裂せず 1つのまま」っていうのはなんか変だし.

ハチやアリなどでは「未受精卵からはオス, 受精卵からはメスが生まれる」という形の (「半倍数性」などと呼ばれる) 性決定システムになっているものがいて, この場合オスの作る精子は当然だけど減数分裂を経てはいない (メスの作る卵子はもちろん減数分裂の結果).

あるいはアオミドロなんかでは「ふつうに見る (ひもみたいな) 形」のそれぞれの細胞が全て 1倍体で, それが 2つ接合して 1つの (2倍体の) 接合子になる. で, それが発生するときにまず減数分裂する. とはいえこの場合は「ふつうに見る形」の各細胞が「配偶子」だと思えば「配偶子を作るときに減数分裂する」といえなくもない.

脊椎動物であってもギンブナ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%B3 …
のように「3倍体だと正常に減数分裂できない」という問題を「減数分裂せずに卵を作る」という大技で乗り切ったやつらもいる.
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正確に言おうとすると「どこからどこまでを『配偶子』と呼ぶのか」も問題になりそう. 例えば被子植物の花粉形成では花粉母細胞から花粉四分子を作る時に減数分裂を起こすけど, 四分子のそれぞれが成熟した花粉になる時には体細胞分裂だから.



あと, 「配偶子を作る」「子孫を作る」がどういうことを指すのか, というのも細かいところでは議論になりえる. 「配偶子を作るのって, 子孫を作るためじゃないの?」とか, ね.
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。確かに「どこまでを配偶子と呼ぶのか」は重要ですね。もう一度基礎から見直してみようと思います。

お礼日時:2022/04/26 01:43

減数分裂は精子と卵子を作る時しか起こらないよ。


それ以外は体細胞分裂。

「子孫を作る」というのが何を指すのか分からないけど、有性生殖における発生の段階は
①精子と卵子の出会い(受精)
②卵割

①の受精によって精子と卵子のDNAが合体し2n体に戻る。
②その後の卵割は体細胞分裂。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。具体的には、子孫を残す、といったのは受精によって精子と卵子が合体して接合子ができたとき、です。
受精した後は体細胞分裂なんですね。ずっと気になってたのでありがとうございます。

お礼日時:2022/04/26 01:39

■有性生殖で子孫を作るためには、配偶子が必要


 2つの個体からそれぞれ1つずつの配偶子が合体(受精)する
 配偶子ではない普通の細胞が合体してしまうと、単純に染色体が2倍の量になってしまうのでマズイ! → 配偶子はそれぞれの遺伝子が半分のものだと、受精したときに、1/2+1/2=1となり、ちょうどよい

■遺伝子半分の配偶子をつくるために、減数分裂が行われる
 普通、遺伝子は同じ番号のものが2本ずつペアになって存在している(2nの状態)
 この2本はまったく同じものではなく、少し違いがある
 これをソフトクリームに例えると
 量や価格が同じのバニラソフトとチョコソフトがあるとする
 このソフトクリームを並べておいておくと、ちょっと触れ合ってしまい、バニラソフトの一部にチョコの色が、逆にチョコソフトの一部分にバニラの色がついてマーブルになっちゃった=乗換え(組換え)
 マーブルのソフトは、元のバニラソフトともチョコソフトとも違うものである
 
 減数分裂が行われる際に、そのペアが分かれて1本ずつになる(nの状態)
 バニラの一部にチョコがついたのマーブルの配偶子とチョコの一部にバニラがついたマーブルの配偶子になる

当方、古い知識なので「自由遺伝の法則」という言葉がわからなくてすみません たぶん、受精のときに、バニラの一部にチョコつきのマーブルかチョコの一部にバニラつきマーブルか、どっちの配偶子が受精するかランダムって意味なのかなと思いました
間違ってたら、ごめんなさい

生物の勉強、頑張ってくださいね
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この回答へのお礼

詳しく、例えまでつけてくれてありがとうございます!すごくわかりやすかったです。

お礼日時:2022/04/26 01:35

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