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No.5
- 回答日時:
以前キャリアコンサルタントとして、現在採用活動のアウトソーシング・コンサルティングを行う会社で仕事をしているものです。
以下、長文となります。スタンダードな転職活動の進め方としては、ここまでに挙げられている意見が参考になると思います。そこに付け足すとすれば以下の3点でしょう。
1)ひとつの業界について、めちゃくちゃ詳しくなっておく。
2)自分の最強の部分を意識し、さらにそれを伸ばす経験を積んでおく。
3)企業と個人の関係について、新しい流れを知っておく(特にフリーエージェント化)。
以下、順に説明します。
1)私が今までにお会いした範囲では、ほぼ全ての学生さんが世の中にどういう仕事があり、どういう会社がどういうビジネスモデルで儲けているのかを全く知らないか、間違った知識を持っています(社会人でも怪しいもんですが)。
例えば、営業=根性・平身低頭が求められる仕事だという誤ったイメージが蔓延してますが、営業とはもっと知性と工夫と想像力が求められる仕事です。また、広告代理店に行けばクリエイティブな企画に携わることができるとデッサンも満足に描けない人が憧れていたりしますが、広告代理店とは媒体枠に付加価値をつけて売るのが仕事であり、クリエイティブはそのための手段の一部に過ぎません。
というようなことを、仕事を選ぶ際にイメージできるようにするのがとても大事だと思います。これを全ての業界について行うのは誰にとっても無理なのことなので、自分が興味がある業界・身近な業界ひとつに絞り、その業界の大企業から社員10名以下のベンチャー企業に至るまで、以下の3点を徹底的に調べます。
i. どんなプレイヤーがいて、それぞれどんな企業とつながっているのか
ii. どうやってお金を儲けているのか(=ビジネスモデル)
iii.どのようなポジション(職種)の人が仕事をしているのか
調査には数冊の業界趨勢を解説した本を2冊読んだ後で、日経テレコン(大学にあるのでは?)などで雑誌記事検索を行い、片っ端から雑誌記事を読んでいくといいでしょう。また、学生というのは自由さにおいて特権階級であるため、「興味があって調べている」という旨で企業の広報部などに電話をすれば、社員の方と話をすることができます。社員200名以下の企業であれば社長クラスでも簡単に会ってくれます。場合によってはインターンしてみるのも手でしょう。
こうしてひとつの業界について徹底的に調査・理解すれば、その業界については、どんな企業でも商品力や社員の能力も含めて30分ぐらいで見破れるようになります。この「企業と仕事を見る目」は他の業界・仕事についてもある程度応用が利くようになりますし、
卒論のネタにできるかもしれないというメリットもあります。
なお、このことを行うにあたって、マーケティングと会計の知識は必須となります。といってもそんなに高度なものでなくても良いのです。企業がそのサービスや商品を如何にして独自の強みとして磨き上げ、有限のコストの中で市場に送り出し、対価を得るのかというプロセスを、ざっくりかつ簡単に理解できるツールとしてマーケティングと会計は有効だ、というだけの話ですから。
一応参考文献を挙げておくと、マーケティングについては『コトラーのマーケティング・マネジメント 基本編』1冊読めばそれで事が足りてしまうのですが、409ページ実物を手に取るとめまいを感じてしまうかと思いますので、その際には『企業ドメインの戦略論―構想の大きな会社とは』で済ませてしまえば良いでしょう。会計については『さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学』という面白い本を1冊読み、その後で雑誌を読んでいてわからない単語に出会うごとに会計の教科書を引いてけば良いでしょう。
なお、調べる業界は一般に公開されている情報が多い方が良いでしょう。そうした業界としては、通信業界、ソフトウェア業界、広告業界(ただしネット広告に限る)、外食業界があります。
2)就職活動は、あなたを売り込む場です。言い方を変えればオーディションです。その際に、あなたの何が魅力なのかを、魅力的な言葉で伝える必要があります。
一方、企業があなたを判断する基準は、主に能力と学歴、企業の方向性との一致具合の3つが用いられている状況があります。
我々が人を判断する基準のひとつとして、能力があります。何らかの成果を出す際に、その要因となる力です。例えば100mを10秒で走るという成果を出す要因は、筋力×瞬発力と単純化できるかもしれません。同様に、話が面白いという成果は話題の豊富さ×話題の調理の巧みさという単純化ができるかもしれません。この仮定が正しいかどうかは別として、企業はあなたに期待する成果をもとに、必要な能力の種類とその高さを面接基準として設定します。
それぞれの企業や職種によって求められる成果が異なるため、そこで求められる能力も異なります。ただし面接官が能力を見極めるポイントはほとんど共通しています。学生が語る過去の体験と、その体験の語り方、質問の受け答え、筆記試験の成績といったものがそのポイントとなっています。
先に挙げた「企業があなたを判断する3つの基準」では、学歴は取り消せませんし、企業の方向性との一致具合は入社試験を受けないとわかりません。よって、今は自分の能力を高めておくことが必要でしょう。
その際、巷にあふれる「なんとか力を高める」といった本に惑わされ、あれもこれも高めようとすると失敗します。そんなことよりもまず、自分の最強の部分が何かを考え、それだけに絞って能力を高めるようにします。
20代はスペシャリストを目指すより、自分の中の未知の部分を発掘していくことが大事なのですが、自分の強みを意識し、高めていくことも、面接対策という範囲を超えて重要です。能力の高め方はいろいろとあると思うのですが、まずは行動・経験から高めていくようにしましょう。
3)90年代から企業と個人の関係は激変しており、それはリストラ、フリーターの増加、ニートといった形で現れましたが、変化は続いていますし、これからもそうでしょう。労働市場に参入するならば、プレイヤーとしてはその変化を知っておく必要があります。
現在、特に注目すべき動きはフリーエージェント化とモジュール化の2つです。後者は主に企業に関するものですが、その影響が個人に降りかっているので知っておきましょう。以下の本を読むことをお勧め致します。
【総合】
『ファンキー・ビジネス』
『トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈1〉ブランド人になれ!』
→どちらも文章はわかりやすく、内容は衝撃的です。
【フリーエージェント化について】
『インディペンデント・コントラクター 社員でも起業でもない「第3の働き方」』
『フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか』
【モジュール化について】
『モジュール化―新しい産業アーキテクチャの本質』
『デザイン・ルール』
→モジュール化はコンピュータサイエンスの知識がないと理解が難しいのですが、
押えておきたい流れです。2冊目の『デザイン・ルール』は難解な部分が多いですが、
出版された瞬間にクラシック確定な、名著であるためいつか読んでみましょう。
以上、ご参考にして頂ければ幸いです。仕事柄、多くの就職活動中の学生さん、転職活動中の社会人とお会いしますが、人生に最も大きな影響をもたらす選択は新卒時の就職活動だなと強く感じています。どうか、全力で就職活動に取り組んで頂き、実りのあるものにして下さい。
長々と失礼致しました。
No.4
- 回答日時:
リクナビ登録を待たなくてもいろいろとやることはありますよ。
1.筆記試験対策としてSPIや一般常識問題の対策。書店に行くと並んでますので。
2.自己分析(私は一番これが手間取っています)
3年生向けのリクナビは6~7月ごろからまずはインターンシップ情報を流し始めますので登録しておくことをオススメします。
4.足を使うやはりこれが一番。合同説明会(大学にポスターなどはってあります)などが各地で開かれていますのでこれは、リクルートスーツを着ていれば学年などは分かりません。覗いて見てはいかがでしょうか?!
朝日新聞をご家庭で定期購読をされているならばURLを参考にしてみてください。
参考URL:http://www.asahi.com/zest/

No.3
- 回答日時:
現大学3回生、就職活動中の者です。
早い時期から就職に対して関心を持つことは非常に良いことだと思います。
私は「足を使う」ことをお勧めします。志望業界が決まっていないなら尚更、多くの企業に触れるべきです。web上では解らない情報、内部の雰囲気や人事担当者、若手社員といった方々の対応等、実際に体感しなければいけない情報は数多くあります。
就職活動が許される「大学生」という立場を積極的に利用して多くの人に出会ってください。後学の為にも良いと思います。
不謹慎かもしれませんが、就職活動は面白いです。是非この限られた時間を楽しんでください。
No.2
- 回答日時:
現役人事のものです。
オーソドックスな流れを教えます。
まず、3年の春から夏にかけて、「インターンシップ」というものがあります。
就職課や学生課で扱っていますので、問い合わせるなり掲示板をチェックするなり。
直接の就活に結びつかないケースが殆どですが、就活をはじめる前に何かのヒントを得られることは間違いありません。
また就職部主催の「就職ガイダンス」も始まりますので、参加しましょう。
極稀に「んなことわかってるよ!」という内容もありますが、我慢しましょう。
次に概ね10月頃、就職サイトにエントリーします。
サイトによってはプレエントリーなるものもあります。(夏くらいからかな)
最低2つには登録しましょう。
(そして登録したサイトは覚えましょう)
http://rikunabi2006.yahoo.co.jp/06/Y/index2.html
http://job.mycom.co.jp/
http://en-gakusei.com/2006/
http://navi.access-t.co.jp/navi2006/top/gakusei_ …
http://www.y-cube.com/compass06/servlet/Index
http://job.nikkei.co.jp/2006/
http://www.gakujo.ne.jp/2006/
その後サイト内にもやり方は書いてありますが、
興味を持てる業界の情報を紙媒体・電子媒体を通じて集めます。
11月ごろからは合同説明会が開催されるようになります。
積極的に出かけましょう。思いもよらない企業に出会えます。
初めて行った人の感想のほとんどは、
「人が多くて疲れた」
です。
企業を見に行ったんとちゃうんかい!と突っ込みたくなりますが、現実に凄い人出ですので、人ごみに負けないように。
また、業界によっては(外資・マスコミなど)
この頃から個別に説明会を行い試験や面接も始まります。
通常は年明けてからですが。
焦る必要はありませんが、常にアンテナを張って情報収集に努めましょう。
また、先輩がいるのなら、先輩からの情報も有益です。
参考になれば幸いです。
No.1
- 回答日時:
4月から大学3年生になる方でしたらさほどあせらなくてもよいでしょう。
夏休みが終わった頃からちょくちょく大学の就職課に
顔を出すようにしておくと、いろいろアドバイスもらえたりします。
リクナビとかに登録しておくと、大体10月の終り
くらいになるとダイレクトメールが飛んできたりして
いろんな企業の紹介があります。
そこで自分が気になったところがあれば、とりあえず
資料請求です。
で、資料を見て受けてみたいと思う企業があれば、
セミナーなり面接なりを受けに行くという感じですかね。
夏休みくらいまでは先輩の就職活動の話なんかを
聞いとくと結構さんこうになったりしますよ。
あとはSPIの問題集をやってみるとか。
案外数学とか忘れてたりしますよw
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