初めて自分の家と他人の家が違う、と意識した時

嫁、という言葉があります。
広義では、男性が自分の配偶者である女性を指して言う言葉、ということになっています。
例えば、男の人が「俺の嫁さんが・・・」と言ったら、それはその人自身の妻を指すのだな、
というのは、今ではたいていの人が理解しています。

か、本来の意味では「自分の息子の妻を指す言葉」となっているそうです。(たしかNHKのチコちゃんでやってた)
では、この”嫁”、という言葉を、お嫁さん自身が使う場合、以下のような使い方は正しいでしょうか?

例として芸能人を挙げてみます。
コメディアン東八郎氏と、息子の東貴博氏は実の親子です。この東貴博氏の妻はタレントの安めぐみさんです。
東八郎氏(すでに故人ですが、生きているとして)にとっては、安めぐみさんは狭義の意味で
「私の嫁」
となりますが、もし安めぐみさんが自分を指して
「私は東八郎の嫁です」
と発言したとします。
まあ、広義の意味(男性の配偶者)でとらえた場合、
「いやいや、安めぐみさんは東八郎の嫁(配偶者)じゃなくて、その息子の東貴博の嫁でしょ」
となりますが、本来の意味でなら安めぐみは東八郎にとって、長男の配偶者、すなわち嫁、で正しいです。

では、安めぐみさんが自分自身をさして「私は東八郎の嫁です」と言ったら、これは本来の意味での正しい使い方なのでしょうか? それとも本来の意味での嫁、は東八郎氏だけが使える言葉であって、安めぐみさんの側から「私は東八郎の嫁です」という使い方はしてはならないのでしょうか・

国語に強い方、教えてください。

A 回答 (3件)

「嫁」という言い方は、昔の家制度での言い方なので


東貴博さん個人ではなく、東家(あずまけ)という一家に
嫁いできたという観念です。

ですから、東八郎さんは「うちの嫁」と言い、安めぐみさんは
自分を「東家の嫁」と言ったほうが良いです
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

お礼日時:2022/05/14 19:25

面白いところに気が付かれましたね。



> 本来の意味では「自分の息子の妻を指す言葉」となっているそうです。(たしかNHKのチコちゃんでやってた)

これが間違いです。

「嫁」の本来の意味は他の回答者の方も言っておられるとおり、その家に嫁いできた女性のことです。従って、東八郎さんでも、東貴博さんでも安めぐみさんを「うちの嫁」と言うことができます。

ただし、東八郎さんが「嫁」と言ったとき、それが安めぐみさん指すのか、東八郎さんの奥さんを指すのかはそのときの状況次第です。このあたりは関東と関西で感じ方が違うと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

関東と関西では違うんですね

お礼日時:2022/05/15 08:02

本来は「一族の息子の妻」の意でしょうね、反対語の婿は「一族の娘の夫」ですから


嫁や婿という言葉は、「元は一族ではなかったけど、結婚して一族に加わった、外から来た人」というニュアンスが含まれています

ちなみに、本人が「東八郎の嫁です」と言う使い方はしません、安めぐみが自分を紹介するなら、「東貴博の妻です」という言い方になります
ちなみに、東八郎が安めぐみを紹介するときは「貴博の嫁のめぐみです」のように紹介する形になります
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

>嫁や婿という言葉は、「元は一族ではなかったけど、結婚して一族に加わった、外から来た人」というニュアンスが含まれています

そういうことなんですね

お礼日時:2022/05/14 20:02

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