納棺師として働く事について家族にに反対されました。
現在23歳の会社員です。転職中で、この前納棺師の会社の職場見学をしました。実際に現場に行き、お仕事している姿を拝見しましたが本当に尊い仕事だと感じました。もちろん綺麗な場面だけではないのは承知してます。
納棺師のお仕事をしたいと家族に言ったところ反対されました。
父「必要な仕事だしほとんどの人は建前で素敵な仕事と言うけど、本音は死体に触った手で(ゴム手袋をしてても)触って欲しくないしそんな手で作ったご飯も食べたくない。生理的に受け付けないってのがほとんどの人の意見だと思う。軽蔑する人が多い。
彼氏だって〇〇(私の名前)の性格を知ってたら反対しないかもしれないけど、本音の部分はわからないし、彼の御家族だって内心では軽蔑すると思う。
現職でなくても納棺師って経歴がある時点で差別されると思うからやめておいた方がいい。」
母「シンプルに気持ち悪い。」
と言われました。
「それだったらお医者さんや看護師さん、介護士さんだって似たような部分もある。だったらなぜ、納棺師だけだめなの?」
と聞いたところ
「死んだ人専門じゃないし、あの人たちは資格があるからまた別。生理的に無理って言葉があるけどまさにそう言うこと。納棺師は世間的に見たら特殊な人がやる仕事、普通の人はやろうと思わないし、訳ありの人が多い。」
と言われました。
結婚前提に付き合っている彼氏にも納棺師になりたい旨は伝えてますが、反対はされていません。けど本音はわかりませんが…。
絶対必要なお仕事なのに何故葬儀場や納棺師といった
仕事が軽蔑されないと
いけないのでしょうか?
周りから反対されるなら辞めておいた方がいいですかね…
やりたい気持ちはありますが、正直ここまで反対されると思っていなかったのでびっくりしました。
A 回答 (11件中1~10件)
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No.11
- 回答日時:
私の経験を話させてください。
私の母は数年前に他界しました。
私は男ですが、母とはとても仲が良かったのです。親戚からはマザコンと言われました。
容姿や考え方を含めて「一卵性親子」と言われたくらいですが、訳あって私が社会に出てから数十年も遠く離れて暮らしておりました。
そういう意味では依存はしていないのですが、精神的には依存していたのかもしれません。
私たちが同居できたのは私が50を過ぎてからでした。
しかし同居を始めてすぐ、母親の、相当進行したガンが発見されます。母は田舎でも病院にかかっていたのに(その地域では一番の大病院です)、発見できなかったのです。
もう手遅れでした。
「この、クソ田舎のヤブ医者どもがー!!!」
私は怒り狂いました。
しかし、悪いのは私なのです。もっと早く東京に呼び寄せ、いい病院に診せなかった私が悪いのです。
母のガンは劇症性で、飛行機が墜落するように急激に死に至ると言うものでした。
私たちか心の準備をするヒマもなく母は亡くなります。
火葬場で母は骨になりました。
その骨を見たときの私の気持ち…お察しください。
その時、火葬の担当者さんが言いました。
「お骨を骨壷に入れなくてはならないのですが、誰もいなければ私がやりますが、誰がやりますかっ!!」
毅然として、まるで軍隊の上官が部下に言うような厳しい口調で言いました。
私はハッとして、(一人息子の俺がやらなくてどうする!)と思い、「私がやります!」と呼応しました。実は卒倒ギリギリのところだったのですが。
その後彼は「その骨は砕いて!」とか「まだ入ります!」とか、すべて軍隊口調で指示するのでした。
その時は何も考えられず言われるままに動いたのですが、後から考えると、あのときはあれくらい厳しく言ってもらわないと、私は「母親の骨も拾えなかった情けない息子」になっていたのだろうと思います。
あの方には感謝こそあれ、穢れた仕事だとか蔑む気持ちはまるでありません。
それどころか、そんなことを言うやつがいたら全力でぶん殴りに行きます。
No.10
- 回答日時:
よく考えて頂きたいのですが。
葬儀社や納棺師って、絶対に必要な職業でしょうかね?
必ずそれらを介しないと死ぬという手続きがすまないのでしょうか?法的にも行政的にも、そんなことはあり得ないですよね。
ですが、そういう職業は確かに求められていて、実際に存在しているのです。何故にそれが職業として存在するのかというと、それを家族の為であっても、自らやりたいと思う人が少ないからですよ。
であれば、それは忌むべきことであると考える文化があるからこそ、成り立っている職業であり、それこそがこの職業が必要不可欠であるということの、必要性の説明である、ということなんじゃないですか?
であれば、納棺師となるべき心得って、忌み事を引き受けるという心得であって、これは尊い仕事だとか、そう思ってなさるべきじゃないと思うのです。
そしてその仕事は、死んだ人の為にある仕事ではなく、生きている人達の心を引き受ける仕事であると思うのですね。葬式は、生きてる人間の為にある式典なのですから。
なので、その人達がそれを忌み嫌いたいと思う心を引き受けられないのならば、それは納棺師たる者ではないと思うのです。
人の死には尊厳があるとか、それは確かにそうですし。医師であるとか、警官であるとか、検屍官であるとか、死体に触れるべき職業って他にもありますけれど。彼等はその職業上の成り行きの中で、死体という実体と対峙するのであって、人の心や文化としてある忌み事を引き受けているのではないのです。
そして、職業に貴賎はない。それも確かにそうですが。この納棺師という職業は、忌むべきことであるという文化的な前提がないと、存在し得ない職業であるということは確かで。それを忌むべきことではないするあなたのお心があるのでしたらば、この職業が存在することを肯定してはいけない、そういうややこしいパラドックスに突入してしまうんですよね。
あなたご自身が、どういうつもりで、この職業を選択するのか、お考えになるしかないことだと思います。
No.9
- 回答日時:
回答者の補足とお詫び
誤解を与えそうな書き方がありました。後半の「汚れたものを処理する手に尊厳がない」の部分。汚れたものにご遺体も含んでの気持ちで書いたのですが、汚れたもの=ご遺体ということではありません。
早くに亡くなった父が警察の仕事の関係で鉄道自殺した人のご遺体の話を母としていたのを聞いていた記憶があります。
生々しいのでこれ以上書けませんが、そういうご遺体にもあなたが触れることがある、という前提で(事故などで損傷したご遺体もあるということ)
「汚れたものを処理する手」とまとめて書いてしまったのですが、適切な表現でなかったかもしれません。
あなたがどのくらい本気、真剣な気持ちでいるのかを、ご両親が悪役になってあなたを試してくれているのかもしれません。
仮に研修期間中にでもご遺体と向き合う辛さに耐えかねて、最悪おやめになることになったとしても、最初からあきらめてしまう後悔に比べたら、やってみた上での後悔のほうがまだ
救いがある、と思います。
No.8
- 回答日時:
失礼ですが、あなたのご両親は相当世間の目を気にするタイプなんですね。
親の言うことを聞いてあなたが全く後悔しない、愚痴、不満も言わないと決心できるなら、それもいいでしょう。
しかし、あなたのすること、決めたことに細かく口を出し反対する親は、子の職業選択に限らず、後に色々なことに干渉してきて、あなたを支配したがるようになるでしょう。
弟は私より2歳下のシニアですが、親の言うことを丸飲みするように受け入れ(怒らせると怖いので)、見合いの女性に難癖をつけられ反対されて、見合い話も激減、結局親の言いなりの結果独身のまま今も親と同居。
あなたの一番素晴らしいところ、それはやってみたい仕事を見つけたこと。
若いうちにやりたい仕事に出会える人は少数だと思います。
仕事をするのはあなたです。
「お父さんとお母さんの心配してくれる気持ちはわかった。でも、やりたくない仕事をしてメンタルやられて病気になりたくない。とりあえずお試しで仕事してみて、あぁ親の言うとおりだわと感じたらすぐやめるから、まずはその仕事すること認めてほしいの」と話してみませんか。あなたがどこか以前のあなたと変わっていき,その変化が好ましいものだったら、親の方も少しは、見方を変えてくれるかもしれません。
彼氏も彼氏のご両親もあなたの選択(納棺師の)を良く思わないに決まっているという決め付けは、あなたの気持ちを迷わせる「脅かし」で、「じゃあ、やめる」の言葉を1秒でも早く引き出す起爆剤にしてるんです。
ご両親は健康な方なのかしら。考えたくはないけど、高齢になり介護が必要なときもいずれ訪れます。世話をしてくれる人が自分の家族でもヘルパーさんでも、下の世話をする手と調理する手が同じ手なのだと想像できないのでしょうか。汚れたものを処理する手への尊厳がないのは本当に残念です。
生理的に受け付けない、という感覚を優先するご両親に今はどんなにあなたが言葉を尽くしても、納棺師という仕事に対するイメージは変わらなそうです。
何を言われても耐えて自分の意志を尊重し、仕事に突き進んでしまうか、親とこじれるのを避けるため諦めてしまうか、辛くてもどちらかをあなたが決めなければいけません。
私は進学するとき「女に英語は必要ない。家政科専攻でないと短大進学は許さない」と母に言われました。(母子家庭なので母が強いのは当たり前)わかったと返事しておき、授業はネイティブ講師の英語という地元のカトリック系短大に合格。後に英会話学校ブームが起こりましたが、私は短大で力をつけて、話せる人になっていました。親の言うとおり家政科に進まなくて良かった、と思っています。
参考になる話でなかったらごめんなさい。あなたのご両親は私の親同様手強そうで、頑張ってと応援することしかできません
No.7
- 回答日時:
私は葬儀の仕事をしています。
そう思われている人がいるんですね。
確かに「死」に関することには離れたいのかもしれません。
親から見れば、どちらかというと華やかな職業に就いて欲しいのが心情かもしれません。
でも、人は生まれて、いずれ結婚し、新たな生命を残し、やがて「死」に向かいます。
私は人が亡くなると、お迎えに病院や施設、警察や自宅などに行きます。
人の「死」はそこで終わりではありません。
そこから、各々の宗教に基づき葬儀を経て、供養し導いていきます。
そこにはご遺族の「悲しみ」「悲嘆」があります。
大事なのはこの部分です。
技術や仕事が出来るかは二の次です。
おそらく「仕事」で見られている方が多いと思いますが、人の「悲しみ」に携われるかどうかで考えてみて下さい。
私のやりがいとしては葬儀を経て、ご遺族の「悲しみ」から晴れていく顔の表情を見ていると「いい仕事をした!」よりかは「良いことをした!」と感じます。
「死」に携わる仕事は葬儀、納棺など色々ありますが、共通するのは「悲しみ」です。
その「悲しみ」に携わる仕事をするのかどうかで考えてみて下さい。
きっと、あなたの親は物凄く遠回しに言っていると思いますが、心配しているのは仕事がどうかではなく、そこの部分だと思います。
素晴らしい仕事ですが、理屈ではありません。
今後のあなたはどういう人生を送るのかで考えてみて下さい。
No.6
- 回答日時:
軽蔑する人がほとんどで受け付けない人が大多数・・
というのは極端な意見かと思いますけどね・・
そういう人はいるでしょうね。
お通夜で出される持ち帰りのお寿司を「気持ちが悪い」と
食べられないと言う人さえ
世間にはいるので・・。
特殊な仕事ということは確かですので
それなりの覚悟はいると思います・・
おっしゃるように綺麗な場面?だけじゃなく
(綺麗な場面と言うのがよくわかりませんが・・
ご遺族に感謝されるとかでしょうか・・)
ご遺体が小さな子供や若い人のこともあるでしょうし、
事故などで損傷していることもあると思います・・
きつい仕事であることは想像に難くないですね・・
ご家族の応援がなかったら落ち込んだり、何かあったとき
「それ見たことか」と言われかねません。
それでもやりたいと思えるなら・・ということかな・・と
思います・・。
No.5
- 回答日時:
23歳なら、ご自身で決めるべきです。
私の先輩で葬儀業をしている人が居ます。
普段は異常なぐらい明るい人で、まるでお笑い芸人かと思える人です。
サックスフォーンも吹き、見てくれだけで言えばジャズメンに見えます。
本当にこの人に葬式が出来るのかと疑い聞いてみたら、いきなり立ち上がり両手を前に組んで納棺の説明を神妙な面持ちでやってくれました。
プライベートが異常なくらい陽気なのは、やはり仕事の所為かなと思いました。
あなたの性格にも拠りますが、葬儀業もなかなか大変ですよ!
No.4
- 回答日時:
ご両親の反応すごいですね。
私もびっくりです。お父様はあなたが偏見にさらされて傷つかないかの心配から、反対されてるのでしょうが。
あなたがブレない心や、差別的なこと言われても丁寧に正しく応対できるようになればいいんじゃないでしょうか。
負けないでください。
ある意味、こんなふうに差別的なこと(お母様から言われたみたいに、お前の手で作られた料理は食べられないとか、触るなとか)、今回ダイレクトに言われましたがそう思う人は世の中にいるということですね。
納棺師という職業に対してそんな差別をもってる人がいるって、ショックですが、早めに経験できてよかったかもですね。
もし将来子供が生まれたら「お前の母ちゃん、死体の仕事してるんだってー?」とかいじめられると思ったんですかね?
でもそんなこと、わからなそうな人には言わなきゃいいですしね。
子供にはあなたがどれだけ大切なお仕事をしてるか、わかる年齢が来たら丁寧に教えてあげたらいいですしね。
うまくいえなくてすみません。
私だったらあなたのような人に、大切な家族を納棺してほしいですけどね。
これしかつく仕事がないからついた人、よりも。
大切に丁重に、心から尊厳をもって、送ってほしいです。
生と死の境い目に携わる人、といういみで、
助産師と同じくらい大切な人だと思います。
ただシンミョーな顔して、ハコに入れるだけじゃない。
私は祖母と父親の納棺を見てきましたが、
本当にあの時間、「布団に寝ていたけれど、もう棺に入っちゃうんだ、火葬場に行くんだ。。本当に最後の最後で、もう旅立っちゃうんだ。会えないんだ。。」という思いが込み上げてきたけれど、納棺師さんが、ゆっくり時間をかけて、丁重に丁重に、ひとつひとつの所作を大切に最大の敬意を払って行なってくださることで、心が少し落ち着いて、見守る家族は涙を堪えながらも心に少し一区切りをつけることができたように感じます。
No.3
- 回答日時:
>本当に尊い仕事だと感じました。
あなたが思うように誰かがやらなければいけない仕事だし
また誰からも感謝される仕事なので
賛成します。
なにごともやってみなければわからないし
無理と思った時点で辞めればいいのでは。
いい経験にはなると思いますよ。
両親が仕事をやるわけではないし
仕事をするのはあなたなのだから。
今は映画の影響などもあり
そんなに忌み嫌う人も少ないのでは。
前向きなチャレンジなのでいいのでは。
No.2
- 回答日時:
日本の神道では、古来より「死」を穢れ(けがれ)たものとして忌み嫌ってきました。
日本人がどこまで深く神道を理解しているかは疑問ですが、しかし我々は神社や神さまを、長年に亘り身近な存在として受け入れています。
「死」を忌み嫌うのはそんなところから来ているのだと思います。
それと両親が言うように、医療従事者は人間を生かすために働く人たちであり、またしっかりした資格も保有しています。そういう点からも、あなたが安易に飛びついたという印象を持っているのかも知れません。
どうしてもやりたいなら、まずは家族や彼に賛成してもらい、応援してもらえるよう説得することが大事ではないですか?
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