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楔状欠損と歯医者で言われましたが、虫歯の一種と言われましたが、違いを教えて下さい。

A 回答 (1件)

むし歯は、簡単に言うと細菌の産生する酸による脱灰が原因です。


くさび状欠損は、歯の側面のエナメル質と象牙質の境界に発生し
要因は清掃時の歯ブラシによる磨きすぎで摩耗症の一種です。
(個人的にはアブフラクション:咬合圧の応力が集中することで
 歯の組織が弱くなる での硬組織の崩壊と摩耗が要因と考えます)
厳密にはむし歯を伴わないものなのでむし歯ではありません。

しかし、穴が開いた原因が摩耗かむし歯かの違いによるものから
修復法は全く同じなので、保険診療ではむし歯の治療を準用します。

ちなみに、エナメル質は非常に硬いので歯ブラシによる摩耗は
ほぼありませんが、靭性の関係で破折する危険があります。
エナメル質が摩耗しにくく象牙質がやや摩耗する危険があるため
その境界である歯頚線下部にくさび状欠損が発生します。
また、象牙質のほうがエナメル質よりむし歯に弱い面があるので
この部分はむし歯の好発部位でもあります。
この場合のむし歯を歯頚部カリエスと言います。
(最近は大人むし歯という人がいますが、乳歯でも好発部位です)
くさび状欠損と歯頚部カリエスはむし歯の有無で異なります。
知覚過敏症の好発部位でもあるので、あれば早めに相談しましょう。
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この回答へのお礼

丁寧にありがとうございました。歯ぎしりからもなるとネットに書いてありました。

力を入れずに磨かないといけないですね。

穴が開いてから治療した方が良いと言われていたのに、先生に相談したら、大丈夫やってあげるよ。と言われたので、次回予約を入れました。

お礼日時:2022/05/31 19:22

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