
プーチンはウクライナ侵攻開始の3日前、親ロシア派が支配するウクライナ東部ドンバス地方の2州(ドネツク、ルガンスク)を独立国として承認。その上でこれらの地域へのロシア軍派兵を決めた。地域のロシア系住民を「ウクライナの暴力」から守り、ロシアへの脅威に対する正当防衛を行うと言うのがプーチンのかってな論理である。
最近になって、カザフスタンの大統領がこのプーチンの考えを認めないと言い出した。
カザフスタンと言えば、ウクライナと同様にかつてはソ連領で、ロシアに頭が上がらないと思われていた国だ。そのカザフスタンの大統領が、ドンバス地方の2州の独立を認めないとプーチンのいる目の前で言い放ったのだ。しかもテレビカメラの前でだ。
もちろん、ロシアがウクライナとの戦いでめいいっぱいの状態だから言えたのだろうが、そうでなかったらカザフスタンは今頃ロシアの侵攻を受けていたことだろう。
カザフスタンの大統領としては、今まではロシアの操り人形だったのだが、世界から悪党と名指しされているプーチンの言いなりになっていたのでは、カザフスタンにとって良いことは何も無いと考えたのだろう。
カザフスタンは、かつてのソ連領から独立した国の中ではロシアに次ぐ広大な国土を持った国だ。原油も天然ガスも産出する。そうした極めて重要な国から、おまえの意のままには動かないと言われたのと同じなのだが、これはとんでもなくプーチンにとってはショッキングなことだろう。
ゼレンスキーは人殺しだのウクライナはロシアに占領された方が良いなどと言っている輩どもは、こうした事実をどう受け止めるだろうか?
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
中央アジアのカザフスタンは、ウクライナ侵攻への軍派遣を断っており、また、ウクライナ東部の親ロシア派組織が自らを名乗る「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の独立も承認していないらしいですね。
カザフはロシアとの対立を避けつつも、欧米側との摩擦を招かない思惑で動いているようです。
イスラム教国ですからロシアからは一歩を引いているのではないかな?中国、米国、EU、日本とは良好な関係を維持しているようです。
回答をありがとう。
あなたの言うとおりで、カザフスタンはロシアと一緒になってプーチンの言うがままになっていたのではろくなことがない。
たぶん、インドをお手本にして、インドのようにどこの国に対しても同じような対応を取ることで、うまくやっていこうと考えているのだと思われます。
しかし、これではプーチンのようなのぼせ上がって、何でも自分の意のままに動かないと必ず報復しないではいられないという男にとっては腹の虫が治まらない。
しかし、今はウクライナとの戦闘が続いているという状態では、武力でトカエフを大統領の地位から追うと言うこともできない。
プーチンとしては、ストレスがたまっているはず。
No.7
- 回答日時:
カザフとしては当然の宣言でしょう。
ロシア系はウクライナの東部南部ほどにないにしろいますしその住民が独立を望めば民主主義を弾圧しなければならない大統領となってしまいます‥
前大統領のように‥
ウクライナのゼレンスキー大統領と同じ立場になるということです。
牽制は必要でしょう。
流石にゼレンスキーのように資本主義を暴走させ民主主義を弾圧して社会主義国に足元をすくわれるような馬鹿げた立場にはなりたくないでしょう。
No.6
- 回答日時:
カザフスタンの住民は約130の民族から構成されているそうで、主な民族はカザフ人が63.1%、次いでロシア人が23.7%、他だそうです。
政党政治ではないそうで、イスラム教(スンニ派)が全体の 70%。貿易相手はイタリア、中国、ドイツ、ロシア、フランス、オランダ、ウクライナ、主要援助国はアメリカ、日本、ドイツ、イギリス、韓国などだそうで、どういう国かよくわからない。もともと牧畜が盛んな国で、政党政治でもないようで。必ずしもロシアに付き従っている国ではないようです。回答をありがとう。
客観的に見るとあなたの言うとおりなのだけれど、カザフスタンはウクライナなどと同じで元々ソ連領だったためにロシアと密接なつながりがある。
武力などはロシアに依存していたために、カザフスタンの軍隊はたいした軍隊では無い。
このために今年の初めに国内で紛争が起きたのだが、市民の騒乱状態に警察も軍隊も対応できずにロシアからの軍隊に依存せざるを得なくなった。
プーチンという傲慢が服を着ているような男にとっては、ウクライナもカザフスタンも元々ソ連だったのだから手下も同然。その手下が民衆の不満を抑えきれずに困っていると言うことであるのなら、ロシアの軍隊を差し向けるのは当然という考えなのだが、それなのに僅か数ヶ月でロシアを裏切りやがった!と言う事態が勃発した。
NHKの夜9時からの番組でも放送していたけれど、カザフスタンの大統領がプーチンが大統領令でウクライナの東部の独立を認めるとしているのに対して、反対を明言した。
これはプーチンにとっては裏切り以外の何ものでも無いはず。
カザフスタンの大統領にしてみれば、プーチンはウクライナでの戦闘でめいいっぱいの状態なので、カザフスタンへの侵攻はないだろうと言うことで強気に出たのだろうが、プーチンのような高慢な男がこうした態度を取られて黙っているはずが無い、と言うことからプーチンにとっては思いもかけない事態が起きてしまったと言うことなのですよ。
No.4
- 回答日時:
> カザフスタンは原油も天然ガスも出るのだが、カザフスタンは内陸国なので、ロシアの港を使ってヨーロッパに輸出している。
これをプーチンは止めてしまったのだ。それでカザフスタンはどうしたか。ロシアは南側がカザフスタンという広大な土地を持った国に遮断された形になっている。このためにロシアは南の国々への様々な物資をカザフスタンの鉄道を使って輸出しているのだが、この鉄道輸送をトカエフは止めてしまったのだ。〔引用終り〕
それはフェイクニュースです。ウクライナ独立通信社(略称はウニアン UNIAN)あたりから出た話らしいですが。しかし、英語で検索すれば分かりますが、英米の主要メディアはこれを後追い報道していません(反ロシア・親ウクライナの論調なのに)。安っぽいバイラルメディアやSNSが、これを拡散しているだけです。日本でも同様です。
それらの記事には、石炭積んだ無蓋貨車が操車場を埋め尽くすほど大量に停まっているのが、証拠写真のように付いています。同一の写真が拡散されているのです。しかし、それを画像検索してみると、去年の別の記事の写真と一致しました。つまり使い回しですよ。今年のウクライナ侵攻後、「鉄道輸送をトカエフは止めてしまったのだ」とおっしゃる事実はないので、今そんな写真は撮れないわけです。
その前段の「プーチンは止めてしまったのだ」とおっしゃるのもフェイクニュースです(当該の港が悪天候で滞ったことはある)。
つまり、フェイクニュースに踊らされて質問をなさったわけですね。「決裂状態になってしまったのだ」とおっしゃいますが、それも妄想でしょう。
よその国などを調べる際は、ガセネタに引っ掛からないように気を付ける。私にも他山の石とさせてください。
No.2
- 回答日時:
「プーチンの思惑違い」とおっしゃるのは、ご質問者の勘違いではないでしょうか。
カザフスタンといえば、今年1月に動乱が勃発しました。大ごとになって、トカエフ大統領は全土に非常事態を布告しました。鎮圧のためにロシア軍の派遣まで要請して、今は治まっているようです。
同国はナザルバエフが何十年も独裁してましたが、2019年に引退したのです。多民族国家で、カザフスタン人は5割強、ロシア人が2割5分もいます。そのカザフスタン内のロシア人に分離独立運動をされたら、トカエフ大統領は困るんですよ。
したがって、ご質問のように(ロシア系が多い)「ドンバス地方の2州の独立を承認しない」と大統領が言ったのは当然でしょう。ご質問者は「カザフスタンは今頃ロシアの侵攻を受けていたことだろう」とおっしゃいますが、すでに今年初めにロシア軍を呼んで鎮圧してもらってるんですよ。
3月に国連総会が、ロシアのウクライナ侵攻を非難して「軍の即時かつ無条件の撤退」「ウクライナ東部の親ロシア地域の独立承認の撤回」の要請を決議しました。それに141カ国が賛成したにもかかわらず、カザフスタンは中国やインドなど34カ国とともに棄権しています。つまり、ウクライナ侵攻に(明白には)反対しないということです。カザフスタンはウクライナ東部の2州の独立を承認しないが、すでに承認したロシアに撤回までは要請しないということです。
さらに言えば、2州が独立してもしなくても、ロシアはウクライナ侵攻の理由付けに困らないのであると、カザフスタンは容認しているのでしょう。
私はロシアもカザフスタンも擁護する気はありません。しかし、よその国の事情を調べもせずに「とんでもなくプーチンにとってはショッキングなことだろう」とまでおっしゃるのは勘違いでしょう。
>カザフスタンといえば、今年1月に動乱が勃発しました。大ごとになって、トカエフ大統領は全土に非常事態を布告しました。
1月の暴動の際には、ナザルバエフは、大統領を辞めた後も国家安全保障会議議長として、「院政」を行っていた。
要するに、国家安全保障会議の議長と言うことは、軍部を握っていたと言うことなのだが、このためにトカエフ大統領は実質的な権力を持ち得ていなかったのだ。
それが1月の暴動の際に、ナザルバエフがきちんとした対応ができなかったためにCSTOに頼らざるを得なくなった。この責任を追及することで、トカエフはナザルバエフから国家安全保障会議の議長という強力な権限を奪うことに成功した。
これまでは軍という後ろ盾が無いので、ナザルバエフの操り人形でしかなかったのだが、ナザルバエフから最高権力機構を取り上げたことから、ほんとうの権力を持った大統領になることができたのだ。
軍を手中に収めたトカエフは、その国にいる民族が投票をすることで独立できるようになるなどといったことは認められない。と言う考えを持つようになり、それをプーチンのいる目の前で言い放ったのだ。
当然、プーチンはカザフスタンに侵攻したいところだが、今はウクライナでの戦争でカザフスタンへの侵攻なんて無理だということで、プーチンはどうしたか。
カザフスタンは原油も天然ガスも出るのだが、カザフスタンは内陸国なので、ロシアの港を使ってヨーロッパに輸出している。これをプーチンは止めてしまったのだ。
それでカザフスタンはどうしたか。ロシアは南側がカザフスタンという広大な土地を持った国に遮断された形になっている。このためにロシアは南の国々への様々な物資をカザフスタンの鉄道を使って輸出しているのだが、この鉄道輸送をトカエフは止めてしまったのだ。
まさに、プーチンにとっては泣きっ面に蜂の状態だ。
自分の手下で、なんでも思い通りに動くと信じていた国と、決裂状態になってしまったのだ。
カザフスタンだけではなく、フィンランドなどもNATOに入ることが決まってしまったこともプーチンにとっては想定外も良いところだろう。
>よその国の事情を調べもせずに「とんでもなくプーチンにとってはショッキングなことだろう」とまでおっしゃるのは勘違いでしょう。
この言葉をそっくり貴殿にお返ししたい。
No.1
- 回答日時:
「汚職と所得格差、一握りのオリガルヒが握る突出した富に国民が反発」だそうで、結局オリガルヒと、カザフスタンでも、ウクライナと似たような問題が起きてるようですね。
その辺りがそもそもの根源かも。
カザフ政情不安、資源で潤うエリートに怒りの矛先
「国民の大半に富が行き渡ることなく、一部の財閥に集中したことに加え、汚職が横行したことが主な要因だ。カザフの最低賃金は月額およそ100ドル(約1万1500円)にも満たない。」
https://jp.wsj.com/articles/kazakhstans-elite-go …
回答をありがとう。
先月の半ばにペテルブルクでロシアの息のかかった国同士が集まって国際フォーラムが行われたのだが、この場でカザフスタンのトカエフが爆弾発言をした。
プーチンとしては、これまで手下と思っていた者に、あんたのやっていることに私は同意しないよ、と言われたわけで、大変なショックと同時にこの裏切り者め!とおもったことは間違いない。
ベラルーシ以外どこの国もウクライナ侵攻を始めてから、ロシアに冷淡な態度を取るようになったのだが、これは内心プーチンにとってはとんでもないことだし、フィンランドなどもNATOに入ることが決まってしまったことも想定外も良いところだろう。
ウクライナ侵攻は、当初の思惑とは全く違ったものになり、プーチンのいらいらはつのる一方だろう。
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