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【ロシアのプーチン大統領のウクライナ侵攻思想を植え付けた人物は誰か?】

ロシアのプーチン大統領は新型コロナウイルスを恐れて誰とも会わずに大統領府の宮殿に一人で閉じこもって、ソ連時代の書物を読み漁っていたそうです。毎日、毎日、ソ連時代の書籍を読んでいて、ロシアは他国に占領されかけている、ロシアはいま他国に攻め込まれているという思想に取り憑かれて、持論を固めていって、識者に自分の思想を語ったところ、有識者はプーチン大統領の考えは正しいと太鼓判を押してしまった。そもそもプーチン大統領の意見に間違っていると指摘出来る識者はドイツのメルケル元首相だけだった。対等に話せて、プーチン大統領の意見に間違っていると言えたのはメルケル首相だけで、フランスの若造の首相が間違っていると言ってもプーチン大統領は自分の意見の方が正しい。自分より歳上の意見しか聞かなくなっていたし、ロシア国内の歳上の識者たちはプーチン大統領に否定の回答はできない。で、プーチン大統領が新型コロナ禍に読んでいたソ連時代の思想本が何だったのかアメリカ政府は知りたがっている。という流れだそうです。何のソ連時代の書籍か分かる方いますか?

A 回答 (1件)

プーチンに最も思想的影響を与えたのは、ロシアの政治思想家「アレクサンドル・ゲレヴィチ・ドゥーギン」です。

 

ドゥーギンは、自由民主主義、資本主義、個人主義、グローバリゼーションなど西側諸国のリベラルな価値や理念を強く批判・攻撃し、20世紀に衰退してしまった共産主義とファシズム、21世紀に標準化した自由主義に代わる第四の政治的理論としてネオ・ユーラシア主義を主張します。 ドゥーギンは有史以来の世界構造は海の秩序をコントロールする海洋国家と陸の秩序をコントロールする大陸国家に分けられるとし、ソ連崩壊後のアメリカ一極支配の世界においても地球規模の市場原理主義の下でグローバル化を主導するシーパワーのアメリカと、独裁や宗教を統治論理としたランドパワーのロシアの新冷戦構造により当てはまるとしました。

ドゥーギンによると、北大西洋条約機構(NATO)のような欧米の「大西洋主義」政策はハートランドを奪うためのロシアの封じ込めとリベラルな価値観が支配する世界の構築を狙いとするものであり、これに対抗してロシアは地政学的な戦略に基づいてユーラシア大陸に多極体制を築く外交戦略を取るべきだと言います。 ユーラシア帝国をつくるためにもロシアは領土問題を避けるべきとし、まずNATO陣営のドイツにカリーニングラードを返還して中央ヨーロッパや東ヨーロッパに目を向けさせて欧州全体をフィンランド化させ、中東ではイランと同盟を組んでクルド人などイラン系民族を使って反露的でNATO陣営のトルコを揺さぶることで脅威度を減らし、アジアでは日本にクリル列島を譲渡して反米を煽動して日米同盟を解体させ、ロシア極東への脅威度を減らすためにベトナムを除くインドシナ半島に中国を南下南進するよう支援してフィリピンやオーストラリアなど米国の同盟国と対峙させるべきと主張しています。 また、上海協力機構(SCO)をNATOと対決できる多極的なブロックとして重視しています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2022/05/22 19:47

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