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質問します。最近、友人にロシア語が少しフランス語に似てない?
という質問をしたところ、友人がロシア人は昔フランスをしゃべらされたみたいなことを言っていました。

これは本当のことでしょうか?ロシア語というものはフランス語からきているものなのでしょうか?
どなたか詳しいかた宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

ロシア語は、インドヨーロッパ語属のヨーロッパ語(西方系)のスラブ語属に属します。


そのため、フランス語(西方系のロマンス語属)と似ていて当然です。

さらに中世ヨーロッパゅにおいての共通語はラテン語でした。
ラテン語は、フランス語やイタリア語、スペイン語などのロマンス語系言語ですから、そこから多量の単語などが流れ込む事は必然です。
中世の後期から近世にかけての共通語がフランス語でした。
その当時は、宮廷での言語はフランス語が中心でした。
ドイツ語が中心となってゆくのは、ピョートル1世からエカチェリーナ2世の時代です。

>なぜロシアの上流階級の人々は、フランス語を使っていたのでしょうか?

中世後半から近世にかけての時代は、フランスが最も文化度が高く、最も強国であり、ヨーロッパ社会の中心ともいえる存在だったからです。
現在英語が国際社会での共通語になっているのと同じ構造です。
ロシアでドイツ語がその後普及するのもプロイセンが強国となりロシアとの関係が深くなったためです。

>もともとフランス語ロシア語もギリシャ文字から生まれたものなのでしょうか?

ロシアの文字の元となったのは、キリル文字です。
キリル文字は、ギリシャ文字をスラブ人の発音に合わせて改良した文字です。
一方フランス語の文字の元になったのは、同じロマンス語であったローマ帝国で使用されたラテン文字(アルファベット)です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。とても勉強になります。このへんの言語の事はややこしくてわかりませんね・・・・。
回答助かりました

お礼日時:2007/12/29 15:59

ロシアはヨーロッパでは後進国に属しますので単語で理系のものはドイツ語が母系のものが多く見うけられます。



フランス語は外交上公用語と見なされる時代があり、そのため教養の高さを示す目的があったのではないでしょうか?  外交官はフランス語に練達しなければなりませんでした。

ピョートル大帝の時代以後ドイツから后を迎える事が多くドイツ語が宮廷内で使用される機会が多くなったと言います。
科学や軍事関係でドイツ語系と思われる単語がよく見受けます。

本当のロシア語の起源は別にありますが良く知りません。
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ロシアのキリル文字の元は、ギリシア文字です。


ビザンツ帝国の国策により、スラヴ人へのキリスト教布教が行なわれた結果になります。
なお、ロシアの上流階級限定で、フランス語が用いられたのは事実ですが、ヨーロッパの文明国の一員として認められたピョートル1世以降ではないでしょうか。

この回答への補足

回答ありがとうございました。補足なんですが、なぜロシアの上流階級の人々は、フランス語を使っていたのでしょうか?

また、もともとフランス語ロシア語もギリシャ文字から生まれたものなのでしょうか?

よろしくお願いします。

補足日時:2007/12/17 09:09
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