アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

排反事象とジレンマの違いはありますか?

A 回答 (3件)

広辞苑の語釈は以下のとおり。


「前門の虎、後門の狼」でどちらに進むべきか悩むのはジレンマ。
この場合の虎や狼を、それぞれ排反事象と呼べないことはないかも。
とはいえ、排反事象は確率論に根ざした用語であり、ジレンマのように板挟み状態を想定したものでない点が決定的差異と言えそうです。

「ジレンマ」
②相反する二つの事の板ばさみになって、どちらとも決めかねる状態。抜きさしならない羽目。進退両難。「―に陥る」
https://sakura-paris.org/dict/%E5%BA%83%E8%BE%9E …

「排反事象」
いくつかの事象のうち、その一つが起これば他は決して起こらないとき、これらは互いに排反事象であるという。
https://sakura-paris.org/dict/%E5%BA%83%E8%BE%9E …
    • good
    • 1

「ジレンマ(dilemma)」は本来、論理学の専門用語です。


  (1) AであるならばBである。
  (2) AでないならばBである。
のふたつを証明して、以上から
  Bである
を結論する、という論法の名前です。

 一方、「排反事象」は確率論の専門用語です。(日常には使われないと思います。)事象X, Yが
  XであるならばYでなく、かつ、YであるならばXでない
を満たすとき、「XとYは互い排反事象である」と言います。
Xと[Xでない]とは必ず互いに排反事象ですが、XとYが互いに排反事象であっても、Yが[Xでない]のことだとは限りません。(たとえば
  X : サイコロdの目が1である。
  Y : サイコロdの目が6である。
は互いに排反事象ですが、Yは「サイコロdの目が1でない」と同義ではないですね。)
    • good
    • 1

はいはん‐じしょう ‥ジシャウ【排反事象】


〘名〙 確率論で二つの事象の間の関係の一つ。二つの事象があって、一方が起これば他方は決して起こらない場合、この二つは互いに排反事象であるという。

ジレンマ
相対する二つの事柄の間にあって、どちらともきめかねている状態。板ばさみになって苦しんでいる状態。「義理と愛情のジレンマに苦しむ」用例(安岡章太郎)
〔論理学〕両刀論法。=ディレンマ。▽dilemma
【学研国語大辞典】

で、全く異なる概念です。■
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!