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でも日本は残業することに同調圧力がかかりますよね? あるいは仕事量がアンバランスだったり。
何故ですか?

A 回答 (4件)

海外と日本で最も異なっている基本的な概念があります。



それは「労働は搾取」ということです。なんで労働は搾取なのかというと、奴隷制度があったからで《労働に見合う対価がある》ときだけ「搾取じゃない」と評価するのが日本以外の国なのです。

だから
・サービス残業は搾取で奴隷労働だから、しないのは当たり前だし、させられたら怒るのも当たり前
・元々「労働時間を含めた対価で契約」しているので、残業が発生することは「使用者が無能」ということになり、逆に「他の労働者は労働時間内に終わるのに、ある人だけ残業しないと終わらないのは、その労働者が無能」ということになる
わけです。

だから、使用者側も労働時間や労働条件を守るし、労働者側もそれが守られないならすぐに抗議し、守られるなら逆に「その条件内で仕事を終わらせるのが労働者の義務」でもあるわけです(残業代を使用者が払うのは、労働者側が契約条件を果せるだけの能力がない、ということ)

日本人の「労働」に関する認識は「美徳」であり「自分のため」です。なんで日本人だけ「労働は美徳で自分のため」と思っているかというと、日本には(海外のような)奴隷制度がなく、また田畑などの財産も昔から「自分のモノ」だったからです。

財産が「自分のモノ」と保障されたのは、743年(天平15)の墾田永年私財法からで、この法律の趣旨「耕した田畑はずっと自分の私財(先祖から受け継ぐ私財)」で、現代日本でも「自分の労働によって得た財産は自分のモノ」と考えるのが日本人なのです。

これを日本人は「当たり前のこと」と思っているわけですが、歴史的に奴隷制度を経験している海外の国々は「自分の労働で得た財産は自分のモノ、じゃない時もある」という認識を持っているのです。

日本人の労働に関する価値観は、海外のほとんどの国の価値観と真逆なのです。だから日本では「残業するのは《自分のため》だろ。サービス残業でも労働は美徳なんだからいいじゃないか」と思われるし「労働は美徳」という価値観を押し付けられるのです。

労働に関する日本の同調圧力は、同調そのものよりも「労働は美徳だろう?違うか?」という価値観そのものに問題があるのです。

何度も書きますが「対価のない労働は搾取」です。
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新卒?
それともエサ?
今はそんなことをしたら、労働問題でネットで叩かれるよ。
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海外(すべてではないと思うが)だと、「貴方の担当する仕事は○○で、責任は××です。

」ってすべきことが明確なんですね。
同じフロアの他の方が沢山の仕事を抱えていて、自分が暇だったとしても、「手伝いましょうか?」なんて言ってはダメなんです。
そんなことを言うと「俺の仕事を取るつもりなのか?」と怒られたりする。

だから、自分がすべきことが終わっていれば、さっさと帰宅する。
残業していたら、「自分のすべきことが定時内にできない人」って見られる。

日本は、自分のすべき仕事や責任範囲が不明確だったりするし、自分のすべきことが全部終わったとしても、他の人が忙しそうなら手伝わないといけないみたいな風潮がありますからね。

ま、こういう考え方の違いが残業に対する考え方の相違になっているのでしょうね。
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自分は残業しなければならない時以外はさっさと帰りますよ。


カラ残業はしないと決めてるし。部下にも仕事明日でいいんだったら残業はするなって言ってます。(必ずやらないと、終わらないといけない仕事だったらやってもいいとは言いますけど。)

残業の同調意識なんて悪しき習慣が残っているだけの事。
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