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直観主義論理は何の役に立つのでしょうか?

実生活において、「明日、雨が降る」という命題があるとしたら、今日であっても予測できますよね?「真または偽」のいずれかであると判断してもいいわけです。

しかし、直観主義論理では、明日にならないと雨が降るかどうか確認できないので、「真または偽」のいずれかであると判断することが許されないんですよね。排中律を認めない、人間が認識できる世界しか認めないのだから。

前者が古典論理の考え方、後者が直観主義論理の考え方だそうですが、直観主義論理は実際何の役に立っているのですか?

A 回答 (1件)

論理学というのは、言葉の研究です。

(ゲンジツに関する研究だと勘違いしてませんかね、ということをすでにどこかに回答した気がするが。)古典論理の体系も直観主義論理の体系もその他の様々な論理の体系も、「実際にニンゲンがやる論証、推論の形式(すなわち抽象的な規則性)の限定された一部を掬い取って、自己矛盾のない体系としてまとめてみた」というものです。だから当然、「役に立かどうか」なんてことは興味の対象外です。
 論証やら推論を行うニンゲンの持っている信念(あるいは、言語やら世界やら両者の関係やらについての理解)のありようが、全てのニンゲンの間で完全に共通というわけではないもんですから、(たとえ「限定された一部」というのがどの部分であるかについては一致していても)論証や推論の形式の体系は実に様々あり得るわけです。が、規則を再帰的に適用できない体系(たとえば「だから」を1回しか使えない体系とか。幼児だとそんなもんですよね)だとか、自己矛盾を抱えていてまるきり破綻している体系を除くと、かなり絞られる。絞って生き残るもののうちの一つが古典論理であり、また別のひとつが直観主義論理だという、それだけの話です。
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この回答へのお礼

すいません、この質問は締めておくべきでしたね。
私が気になっているのは

「こと」とおっしゃるのが命題を指すのであれば〜
 ↑
この表現なんです。仮定する理由を教えていただきたいのです。命題しか指していないのであればわざわざ仮定する必要はないのにと考えます。

お礼日時:2022/08/26 22:43

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