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テレビ東京の「カンブリア宮殿」という番組で説明されていましたが、日本では1960年くらいまでは飲食店は水商売扱いされて被差別職業として馬鹿にされたり蔑まれていたそうです。
それが1960年くらいから江頭匡一さんがロイヤルホストなどをファミリーレストランチェーン店として普及させることでイメージ改善に成功して被差別職業ではなくなったとのことでしたが、
本当に1960年までは飲食店が水商売扱いされて被差別職業とみなされていたみたいな史料はあるのでしょうか?

A 回答 (3件)

まず、「カンブリア宮殿」という番組自体が胡散臭い番組であることを認識してください。

この番組に出演する企業の経営者の多くは番組にお金を払って出演していると言われています。相場は300~2000万円だから安いものだそうです。1時間番組で自社のことをテレビで放送してもらえれば、広告としての費用対効果は高いからです。制作テレビ局側としては、出演者からは金をもらい、取材先では大歓迎され、他にCM広告料も入るので、非常においしい番組なのです。ですから、出演企業をヨイショするために大袈裟な話まででっち上げてしまうことがあります。

「日本では1960年くらいまでは飲食店は水商売扱いされて被差別職業として馬鹿にされたり蔑まれていた」というのが、まさに拡大解釈の誇張です。本当は飲食店全体ではなく、喫茶店限定の話です。昭和前期に東京の銀座などを中心として喫茶店文化が流行したことで風紀の乱れが問題視され、水商売として蔑まれたのです。

当初、喫茶店は文化人が集うサロンのような場所だったのですが、次第に女給が客の隣に座って接待、いわゆる色っぽいサービスをする、今でいうガールズバーやキャバクラのような店が急増したのです。それゆえ、当時の喫茶店は「カフェ=エロ」とみなされ、アルコール飲料も扱っていたために水商売扱いされ、「不純なカフェー」などと呼ばれました。このため1933年に「特殊飲食店営業取締規則」ができ、女性が接待をする喫茶店は「特殊飲食店」として規制されたのです。「飲食店は水商売扱いされ」というのは、このことを指しています。こうした特殊飲食店への意識が戦後も続いていて、1960年くらいまで喫茶店に対して、そういうイメージが残っていたのです。

規制ができたときに、特殊飲食店ではない普通の喫茶店を「純喫茶」と呼ぶようになりました。「純喫茶」という看板を掲げている喫茶店は少なくなりましたが、今も、まだ残っています。ロイヤルホストは食事する客だけでなく、喫茶店のような利用もある業態なので、この話を持ち出したのでしょう。

尚、ロイヤルホストが全国的に普及したのは1970年の大阪万博がきっかけです。元々、米国のレストラン経営企業が出店する予定だったのがキャンセルとなって代わりにロイヤルホストが出店し、全国的な知名度が上がったのです。番組では触れていないかもしれませんが、ロイヤルホストができた当初は、食材を一括調理して冷凍したものを輸送し、画一化された商品を提供する姿勢が料理人やコックたちから批判されました。今風の言葉で言えば「スローフード」ではないものを客に出すのは客を馬鹿にしていると言われていたのです。
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飲食店にもいろいろあるのでしょう。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E7%99%BE …
大田南畝(蜀山人)に「詩は五山 役者は杜若 傾はかの 芸者は小萬 料理八百善」と言わしめた。また、八百善が文政五年に刊行した『江戸流行料理通』は当時の料理テキストとも言うべきものだが、蜀山人・鵬斎(亀田鵬斎)が序文を寄せ、谷文晁、葛飾北斎らが挿画を描いて評判になり、江戸土産としても人気を博した。徳川将軍家代々の御成りも仰ぎ、ペリー来航の際の饗応料理も担うなど、その名を江戸中にとどろかせた。高級料亭の先駆け的存在として、江戸の食文化の形成において重要な役割を果たした。明治期の八百善は、ロシアの皇太子ニコライ(後のロシア皇帝ニコライ2世)の接待料理を担当するなど、外国にもその名を知られた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E5%85%B5 …
江戸時代には参勤交代のための播州の大名や一般客向けの休憩所であった。

「被差別職業」の範囲?にもよるにでしょうが、将軍や大名、上級武士、賓客の接待には必要なところでもあり、文化人?にも人気の場所でもあったのです。 街中で夜店、屋台、飲み屋も、多くの人が利用し、「亭主!」とか呼んだりもしていたのです。

建前では、士農工商で商は低く、飲食サービス業は、江戸初期ならば実際に身分の低い職人相手の外食サービスだったのでしょうが、中期、後期ともなれば、ちゃんと店構えができ、奉公人も多く使い、身分の高い人もわざわざ出かける名店もあったので、表向きの身分はともかくも、実際には大商人と同様の扱いを受けていた人もいるでしょう。
http://www.eonet.ne.jp/~shoyu/mametisiki/edo-ref …

歌舞伎俳優も、河原者ではあったので、、、、屋号を
https://discoverjapan-web.com/article/41340
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食事を提供する飲食店は正業で馬鹿にされたなんて事は、ないですよ。


被差別職業なんて言ってる輩が馬鹿なんです。

王貞治さんの実家は、ラーメン屋です、兄は外科の名医として、
神奈川県では尊敬されてますし、弟は世界の王貞治です。
王選手は新人の頃から実家はラーメン屋と言ってましたし、国民も
マスコミも卑下した事は、無いですよ。
美味しい物を食べるのは人生の大きな楽しみです、それを提供して
くれる、飲食店を被差別職業だなんて、馬鹿も対外にしろ!!
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