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男子大学4年生。
電気関係の学科で勉強をしていますが、恥ずかしながらお尋ねです。

日本でも、北海道で1度ブラックアウトが発生しましたが、本州全体や九州、四国では発生していないようです。
九州みたいに台風がよくくる地域では全停電、というのはもっと発生していてもおかしくない、また全停電にはならないでも、発電所の停止で負荷遮断の停電がもっと発生していてもおかしくない気がするのですが、話に聞きません。

台風が来ているので素朴な疑問です。

A 回答 (3件)

北海道のブラックアウトは、本来分散して存在している火力発電所を、効率的・経済的運用のために苫小牧近辺の火力発電所に集中して電力をまかなっていたという「運用のまずさ」に起因しています。

1か所のトラブルで、バックアップが機能せずに北海道全体が停電してしまったのです。

これは、単なる「送電線の切断」とか「変電所などの設備の故障」といった「局所的」な損害とは別な要因です。電力会社の送電系統は複数系統が並列で存在するので、1カ所で送電できなくなっても別な迂回路から給電できます。ですが、発電所を一地域に集中させてしまうと、そのバックアップができないのです。
北海道のブラックアウトは、1つの大きな発電所が地震で停止したことにより、50 Hz の系統周波数が困難になり、稼働中の他の発電所がどんどん離脱していったのです。

詳しくは

https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/joho …

さらにその上に、北海道は津軽海峡で本州とは隔離されているので、北海道内で電力が不足するときに本州から融通することが難しく、青函トンネルを使って融通は可能になっている現在でも火力発電所1~2基分程度の電力しかやり取りできないと思います。
なので、北海道全体が停電したときに、本州からの融通で北海道全体をまかなうことは困難でした。

本州内であれば、北半分が 50Hz、西半分が 60Hz に分かれているものの、複数の電力会社間で相互に融通できるので、全停電の可能性は小さいでしょう。
四国は「本四連絡橋」で、九州は関門トンネルや関門橋を使って電線を接続し、融通し合っています。
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すでに鹿児島では多数の停電が発生していますね。

心配です。
https://www1.kyuden.co.jp/td_php/info_teiden/ind …

発電所は台風くらいでは停電しないように設備設計がされていますので、そう簡単には停止しません。命にかかわりますからね。あと、主幹の電源線も電力会社が台風を見越してメンテナンスしていますから大規模な停電には至っていないということです。我々の知らないところで台風の準備がされているということですね。電力会社が管理していない末端では台風による断線が発生しますので、小規模の停電は発生してしまいます。
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北海道は特殊事情がありました、


泊原発が停止しており、
内地からの送電もほとんど期待できず、
メインの火力発電所が地震の後遺症等で
停止したのが原因ですが、
内地では他地域からの応援が期待できるのは
北海道と大きな違いです。
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