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 この度、積水ハウスのビーフリーで新築することとなり、先日棟上が終わったのですが、採光の為にどうしても窓(若しくはガラスブロック)を追加したいと考えています。
 営業担当の方に聞いてみると「新しく窓つきの外壁を工場で作成してこないとできない。」と言われました。追加したい箇所は耐力壁ではないので、何とか今ある外壁をくりぬいて窓の追加はできないのでしょうか。
 

A 回答 (3件)

 お気持はよく分かります。

しかし、こういう小回りがきかないという点もプレハブ住宅という建築のマイナスの特性として確かに存在します。

 まず、現在組み込まれるはずの壁に窓など開口部を設けるということについてですが、一般的にこのような開口部のない壁でも、鉄骨構造の場合は耐力壁ということではないものの、壁の内部にはブレスという、木造建築の筋交いに相当する斜めの鉄材が入っていることが多いものです。この場合はここに開口部を作るとブレスを切断せざるをえず、建物の構造強度が一気に下がってしまいますので、この場合は完全にあきらめざるを得ないと思います。

 もしブレスが入っていない場合ですが、理論上はこの部分を切り開いて窓などを作ることは不可能ではありません。ただし、壁材というものはいろいろな素材を重ねた複雑なものですので、切り開きにはかなりの手間がかかることが予想されること、また、サッシなども一般市販用と異なり積水専用仕様になっているのではと思います。さらに、こうした工事によって万一雨などが浸入した場合、水分が壁材の中を通って鉄骨構造部分に達し腐食などを引き起こす可能性も否定できません。こうしたことから積水側としてはおそらく消極的な態度になるものと思いますし、場合によってはこの部分については保証範囲から外されるのではと心配します。

 もうひとつの方法である、新しく開口部を持った壁材に交換するという件、これについても不可能ではないものの、やはり壁一枚の余分なコストと、それに加えて輸送料、交換費用、不要になった壁材の処理費などがかかるものと思われます。と同時に、このようなプレハブ構造の家屋ですと1階の壁材を組み込んだ後2階の壁材を乗せるという工法を採りますので、早めに決断しなくては後々の工程に影響が生じ、ここにもまた余計なコストがかかることと予想します。

いずれの方法にしろ、この問題は早急に解決する必要があります。というのは、どの方法にしろ、次第に組み上がって行くにつれてそれだけ作業が難しくなる、組み上げた後から壁材を交換する場合には壁材を外し難くなる、さらに、目地に詰めたパテが硬化しはじめている、内装に取り掛かれない、壁材の風化によって色が揃わないなどといった問題も起こりえますので、このあたりについて積水側の意見をよくお聞きになってよく検討され、どの方法で進めるかを早急にご決定になったらと思います。
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住宅メーカーさんは、これがあるので大変ですね。


基本的には、大量生産で、良い物を安く(?)を売りにしているようなので、建設中に変更があれば、かなりの抵抗が予想されます。
もちろん、建築には無理なことはありますが、ほとんど無理というものはありません。
ただ、金額をかければという前提です。

大手メーカーさんは、信用はありますが、契約もきっちりとしているため、逃げ道も少ないです。
契約書によく目を通して、検討されることを進めますが、この事例の場合、追加料金なしでの変更は大変困難だと考えられます。
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積水の壁の中は結構複雑ですよ。



石膏ボード、遮音材、グラスウール、内装材などが入っています。
開口希望部分に鉄骨が通っていたらその時点でもう無理です。

鉄骨の構造は各開口ごと違います。
開口に沿って鉄骨が通っていて、そこに窓枠をはめ込んで加工します。

窓枠をはめるのなら鉄骨も加工しなければいけないので、いちからその壁部分を作り直すしかないでしょう。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。現在は外壁を建てただけでで、素人なのでよく分からないのですが、耐力壁ではない部分なので、鉄骨も通っていない箇所です。それでも無理なのでしょうか?設計担当にもう一度聞いてみることにします。

お礼日時:2005/04/08 16:04

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