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こんにちは、高校1年生の者です。

最近、「るつぼ」という劇を授業で習い、それについてレポートを書かなければいけないのですが、どうにも主人公の心情が理解できず、困っています。

ざっと説明すると、魔女狩りの時代に「魔女」と疑いをかけられた人が、「魔女だと認めたら牢から釈放する、認めなければ死刑に処す」と言われて、最初は生きたいので嘘でも魔女だと認めようとするのですが、結局認めずに死刑を受け入れる、といったものです。


この人と言い、武士と言い、昔の人の「命よりも名誉が大事」みたいな考え方はいったい何なんでしょうか?
昔は「何よりも命が大事」という考え方は一般的ではなかったのでしょうか?
また、「命と名誉」を天秤にかけて命を選んだ場合、どのようなことが起きるのでしょう?それは死ぬよりも恐ろしいことが起きたりするのでしょうか?

私には、どうしても彼らの心情が理解できません。どなたかわかりやすく解説してくれると助かります。

A 回答 (10件)

うーん、ぜんぜん違う話を、一緒に考えても答えはでないかな。



まず、総論でいえば、

人権という考えが出来て、それが、法のもとで担保されたのは近代以降。しかも、それが広く行きわたるのはつい最近の話です。それだって、先進自由主義諸国だけの話であって、いまだに、ロシア、中東、アフリカ、アジアを見ても、専制・独裁・人権無視の国はたくさんあります。

なので、現代日本の感覚で、他国の中世の話を理解できないのは当然。社会にその概念ががないし、法治国家でもないので、生きたいと思っても、そのときの権力者の都合で死に追いやられることは、今以上にかなりの頻度で発生していたでしょうね。

そこで、2つの例

・ 魔女狩り
実際魔女じゃないのですから不当な拘束。命はほしいと思っても、魔女と認めて、そのあと安全は確保されるの?社会で生きていけるの?宗教の影響は?といろいろあります。科学も法律も人権概念もない時代、局所的な出来事を現代視点で評価しても意味ない。なので、あくまでその小説の時代背景をベースに、感想や評価を書くことが求められるのですね。

・ 武士の話
これはまったく別の話。武士が武士道精神に反した状況において死を選んだことは事実。そういう価値観が日本の武士には存在したよ・・・という話です。魔女狩りの人が殺される理不尽さとはまったく別の話ですね。これもまた近代の人権概念が一般化するまで日本のある階層に残りました。

>昔は「何よりも命が大事」という考え方は一般的ではなかったのでしょうか?

そのとおりです。前述した通り一般的になったのは最近のことです。過去を見れば、人身御供もあるし、間引きもしたし、宗教によっても違うし、奴隷もいたし、被差別民もいたし、社会階層もあったし、専制国家がほとんどだし、それに生存率も低く、寿命も短い・・・国、宗教、時代背景を特定して討議しないと発散しますね。
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自分の誇りや信念を曲げてまで生きていても、生き様として恥ずかしい、とか、堂々と胸を張れない、とか、どこまでも真っ直ぐだったのかな…(⁠^⁠^⁠)



でも、命は、生きてることは、いちばん大切なものです。

いつの時代も、その人を愛する人は、どんな時も、何があっても
「君死にたまふことなかれ」って強く願ってると思います…♪
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どんなに落ちぶれて、人生の敗残者と言われて死んでも、


卑怯者にはなるまい、臆病者にはなるまい、裏切り者にはなるまい
という誇りを持てるのは人間だけなのです。
多くの人に慕われる紳士に多いのです

忠義、あるいは正義のためであれば、かけがえのない命を捨てても惜しくない、というのは
慈愛を知る、理性や道徳を知る人に多いのです

命を惜しんで辱めを受けたり、不名誉な生き方をするより、名誉を重んじて潔く命を捨てたほうがよい、というのは
教養ある人格者に、高潔な人に多いのです

深い哲学や宗教が分からず、損得、好き嫌い、表面しか見えない、浅い低い狭い小さい、動物のように、本能で生きる人には理解できません

古典に歴史書に、世界の名作に、明確な答えがあります。
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魔女だと認めたら


その人が本当に殺されない確証もない
また、その人の家族とか親戚まで魔女の家系とかとか
親類縁者に迷惑がかかるんじゃないかな?
中世の魔女狩りって
魔女だと疑われただけで、殺される事が多いからね

裁判なんて、あってないようなもんだから
人権なんてな考え方もなかったけどね

武士が命より名誉なんてな考え方も
そもそも無くて

武士の命なんてなものは
殿様に捧げて過ごすのが武士だからね

江戸時代なんかだと
武士が河豚を食べるのは御法度とされてたからね

君主に捧げるための命を、河豚の毒で失うとかとか
許されない話だからね

わざわざ御法度にしたのは
そういった死にかたをする者が多かったから

わざわざ御触れを発したんだとも言えるけどね

中世なんて、戦争ばかりの時代だから
食べ物も少なくて、娯楽も少ない
王公貴人は優雅な暮らしをしてたけど、庶民の暮らしとか考えると

( ̄~ ̄;)生き地獄なのかも知らないよ

貴族は晩餐会で、食べては吐いて!食べては吐いてを繰り返すが礼儀だとかってな話もあって


食べ物がなくて飢え死にする庶民なんて、珍しい話でもなかったとも
言えるからね
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現代の日本人の暮らしなら


命を取るんじゃないの?

中世の暮らしわ、江戸時代の暮らしぶりを調べてみてくださいね


哲学とか考え方とかってよりも
その当時の生き方を調べないと

相手の立場に立てないだけの人になるよ
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まぁ、簡単に言えば命は限りがあるが


名誉には限りがない。ってことでしょうかね。

どうせ生きたって80年。
命なんざぁ後生大事に床の間に飾っておくもんでもないでしょ。
使い切るだけ使いきりゃそれでいいわけですよ。
どこで使い切るかを自分で決める人もいるわけですよ。

これをするために俺は生まれてきたんだ!
というその「これ」を見つければ、
その仕事を成し遂げれば生きてる意味もないわけですよ。

であれば、別に命も惜しくないわけです。

例えば、今一番いい例がウクライナでしょ。
国の自由と秩序のために命をなげうって兵隊に志願する人は
たくさんいますよね。

国を乗っ取られてロシアの属国になるより
死んでもいいから戦って自由を取り返す!
不名誉な敵前逃亡はしないんですよ。

命が惜しけりゃ、とっととロシアの言いなりに
なってりゃいいわけですよ。でも死を覚悟して戦う。
自国のために戦う!というプライドを絶対捨てないんですよ。

私だって日本がその立場ならそうします。
もう、相当の年ですが
日本を侵攻する力に立ち向かい
たとえ死んでも国のために死をもいといません。
それがプライドっていうもんです。名誉は大事です。
逃げるという不名誉な選択肢はないです。

まぁあと生きたって30年?
チーっと早かったと思えば別に惜しくもないでしょ。

命が惜しくないといっても
ただの犬死には嫌ですよね。
何かしらの役に立って死にたいですね。
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武士は誰かに(殿様)忠義を尽くし、いつでも死ねる覚悟を持っていたと思います。

命より自分の(考え、忠義等)名誉を尊重した。つまり、いついかなる事があっても死ぬ覚悟ができていた。必死であり、真面目で、一所懸命だったと思います。魔女の場合は、だから最初のうちは、家族との、恋人等の別れがつらく、信念のために死ぬ覚悟がなかったがなかった、ある日を境に死ぬ覚悟ができるようになった。自分は何も悪くなく、相手さえもゆるし、その手を神に委ねた。命より名誉で、命を取れば、後世に汚名を残すという考え方が絶対にあったと思います。武士の子供もそういう教育を受けていたからだと思います。つまり絶対に信念を曲げない。いつでも切腹するように絶対的に教育をさせていた。反抗ないように絶対に教育していた。今は、自由になってきましたが、まだまだと思います。
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名誉というより「自我の安定」が、人間にとって


いちばん大事なんです
江戸時代に禁止されていたキリスト教徒を見つけるために
踏み絵を使いました
キリストの像を描いた板を踏ませて判別しました。
ただの物質の板なんか踏めばいいじゃないかと思うでしょうが、
神の子イエスを足という汚れたもので踏んでは、そのさき死ぬまで
苦しみを抱えながら生きていくことに耐えられず、踏んで死罪と
なった信者が多くいました

あなたもそうでしょ。「自分の子供を殺せば見逃してやる。
そうしないとお前を殺す」と言われたらどうしますか
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> 命よりも名誉が大事


単に、嘘をついてまで自分の信念を曲げることはできない、
という事です。
嘘をついてまで生きながらえることのほうが辛い、
という事になります。
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昔は三人に二人は成人前に死んだし、成人しても平均余命は40年もなかったのです。

現代よりもずっと死が身近であり、更に人々の生活は単調で変化のないものでした。そういった世界で生きて行くには矜持・プライド・名誉といったものが何よりも大切で、それらが命より尊い、そういう価値観があったからこそ、逆説的ではありますが、生き続けようという意欲が湧いてきたのです。
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