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司法省って、行政機関ですよね?

「司法省は司法機関だ」と言っている人がいたのですが、Wikipediaを見ると「司法機関と誤解されるが、法務省に相当する行政機関」だとしっかり書いてありますよね。


そもそも、なぜ「司法省」と名付けたのでしょうか?
司法機関(裁判所)と紛らわしいし、三権分立の観点から、司法省が司法行政権を握っているわけでもない。
それなのになぜ「司法省」なのか疑問です。

日本みたいに、「法務省」で統一すれば良くないですか?
英語では司法省も法務省も、どちらも「Ministry of Justice」ですし。

A 回答 (1件)

「justice」は「司法、裁判」という意味があるので、直訳で「司法省」と名付けたのでしょう。


日本でも1948年までは「司法省」という名称だったようです。

「法務省」を英語で直訳すれば、「Ministry of Law」なのでしょうが、かつての呼称との同一性を損なわないように英字呼称は変えなかったのかもしれません。
あるいは、法務行政の所管官庁として、例えば司法試験の事務を扱い、検察庁を所管し、国が被告となる裁判で国の弁護士役を担うなど、訴訟に関する職責を担うこともあってそのような呼称を用いたのかもしれません。
もしくは、他の先進国の中央官庁で同様の職責を担う機関の呼称に倣っただけかもしれません。

日本の官庁を「法務省」として諸外国の機関を「司法省」としているのは、国民から、自国の機関の発信なのか、他国の例なのかを直感的に区別がつくように、という狙いもあるかもしれません。

敢えて変えていることには、きっと何かの意図、意味があると考える方が自然です。
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